≪紀行文≫ |
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〜〜〜新緑と残雪の稜線歩きを楽しみました〜〜〜 |
大蔵山・菅名岳は大好きな山の一つです。新緑と残雪のこの時期に、稜線歩きを楽しんでもらいたいと思ってこの山行を企画しました。たっぷりと稜線歩きが出来る様に大蔵山から菅名岳に登り、帰りも稜線を歩いて大蔵山に戻る事としました。風は少し強かったのですが、天候に恵まれ、新緑がとてもきれいで、楽しい山行ができたと思っています。
山行当日の予報は、晴れ時々曇り、気温13℃/5℃、風は3〜5mと少し強めですが、雨の心配は無さそうです。気温も低く、これならヒル対策も必要ありませんでした。
今回の山行は申込者が35名、キャンセル6名、増員1名で、総勢30名と大勢の方の参加がありました。 |
集まる車も23台と多く、狭い駐車場で他の登山者に迷惑をかけない様に縦列駐車することでなんとか対処しました。
出発前のミーティングでは、今日はヒルの心配は無い事、ワカン・アイゼンは無しとする事(必要な状況になったら引き返すつもり)、風の影響は分らない事から稜線に上がってからどうするか判断する事、そして一番は楽しく歩く事をお願いしました。
7:40、ほぼ予定の時間に歩き出しました。 |
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今回のルート(クリックで拡大) |
高低差と距離(クリックで拡大) |
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ミーティング、今日はヒルは大丈夫ですか? |
案内板広場、木の橋は滑るので慎重に渡りました |
林道を15分程歩いて案内板広場に到着。過去の経験から沢に架かる橋の手前で慎重に渡る様指示、今日は橋板も乾いていて滑る事無く全員が無事に渡り終え、第一関門をクリア―です。
一合目までは杉林の急登を登ります。ジメジメしている事が多い登山道も今日は乾燥していて歩き易く、気温も低く、適度に風があって大汗もかかず快適に歩く事ができました。そして何よりも芽吹きの時期を迎えて新緑がきれいで、とても気持ちがいいです。
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杉林の急登を登る、総勢30人の大勢です |
新緑がとてもきれいです |
四合目、七合目で休憩して、大蔵山山頂には9:55到着、ここまで2時間15分でとてもいいペースです。会山行としては少し早すぎたかもしれません。風もそれ程強くは無く、予定通り稜線歩きができそうです。黄砂の影響もありましたが、思いのほか展望は得られて、白山、粟ヶ岳、川内山塊等を望む事ができました。
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9:55、大蔵山山頂着、視線の先は・・・ |
芽吹きの先に川内山塊〜粟ヶ岳、白山 |
大蔵山頂から少し歩いた所に、イワウチワ、咲いていました。まだ先に沢山咲いているはずと思って写真もあまり撮らずに先に行ったのですが、今日歩いた範囲では、イワウチワはこの辺りだけでした。今年はお花がとても早く、季節が一歩も二歩も先に進んでいるようです。 |
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イワウチワは大蔵山避難小屋の先に咲いていました、今年はお花も雪解けも早いようです |
年にも依りますが5月連休位までは稜線に残雪が多くありますが、今年は雪解けも早く残雪は少なく感じました。それでも大蔵〜菅名岳間の3割位は残雪の上を歩く事ができました。
全員が順調に歩いて、11:30、菅名岳の山頂に到着。風は心配した程のことは無く、これなら山頂でお昼を頂く事ができます。いつも通りに飯豊の展望を楽しみながら至福の時間を過ごしました
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ようやく残雪に乗りました、今年は少ないです |
11:30、菅名岳山頂着、飯豊の展望を楽しみました |
食事の後で集合写真を撮りました。カメラマンは、第6班?の女性の方です、名前も判りません。LLの計らいで、急遽の体験山行の運びとなった様で、帰路もずっと一緒でした。 |
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食事の後に、第6班?の方から撮ってもらいました、皆さんいい笑顔です |
12:15、予定よりも少し早く午後の部の開始です。通常は菅名岳から椿平を経由して下山しますが、今日は私のこだわりとわがままに皆さんから付き合って頂き、残雪の稜線を歩いて大蔵山に戻ります。
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気分は最高! |
残雪の稜線歩きも良いものです |
大蔵山手前に咲いていたイワウチワは、行く時よりも更に多くのお花が咲いていた様に思いました。何枚も心ゆくまで写真を撮ってもらいました。
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透き通る様な新緑の大蔵尾根を下る |
無事に戻って来ました |
15:20、予定よりも少し早く、駐車場着。全員がトラブルも無く無事に下山することが出来ました。
今日の活動時間=7時間51分、歩行距離=12.0q、累積標高差=1059m。
風は少し強かったですが天候に恵まれ、透き通る様な新緑とお花に恵まれ、そして仲間に恵まれ、とても充実した楽しい一日だったと思います。 皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。 |
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