会山行紀行文 2023年
3/22(水)
晴れ
(こまゆみだけ)
子檀嶺岳

1223m
参加者 (紀行文) 2044 S/H
No−135 グレード:C 37名
 担当リーダー 2044 S/H (男性5名・女性32名) (写真) 2044 S/H
≪コースタイム≫
新潟駅(6:10)=上信越道=坂城IC=子檀嶺岳登山者休憩所(9:55-10:10)…岳の平(11:10)…山頂(11:50-12:30)…登山者休憩所(14:15-14:25)=道の駅青木(14:30-14:50)=坂城IC=新潟駅(18:40)
≪紀行文≫
〜〜〜感動の絶景は楽山会貸し切り〜〜〜
 出発4日前に現地に5センチほどの雪が降ったことをネットで知った。そして天気予報は雨の予報だった。いやな予感がした。ところが3日前から天気予報は晴れに変わった。昨年から私の会山行はこんな天気予報ばかり。まあ晴天ならいいが気象庁にはもっとまじめに仕事をしてもらいたいものだ。
 その快晴の中、バスは37名を乗せて新潟から信濃路を南に進む。長い道中だが、この日はWBCの決勝、途中からバスの上に吊り下げられたテレビの放送にみんなが夢中になり日本アメリカ戦に夢中になっていた。
 坂城ICで高速を降り143号を通り子檀嶺岳登山口手前の登山者休憩所でバスを降りる。そこから見る子檀嶺岳、マッターホルンのような鋭い山容、あんな急な山をほんとに1時間半で登れるだろうかと心配するメンバーたち。でも大丈夫ですよ。あそこを登れば絶景が待っていますよと。

 準備ができ出発して8分ごろに正式な登山口、この日は車が一台もない、よかった、この日は新潟楽山会貸し切りの登山だ。鹿除けのゲートを開けて木の橋を渡ると竹林の中に、やや急坂を登ると杉林になる。登りやすい柔らかな山道だ。整備された広い山道をさらに進むと広い林道に出る。そこを右に折れてしばらく進むと岳の平だ。そこで大休憩。そこから急登が始まる。もう山頂まで休憩する場所がない。お花摘みはここですませてねと。
 出発の用意
大集団の移動 中央がこれから登る子檀嶺岳
ちょっと一休み 前がなかなか進まない アカマツ林の中を進む

 さあ、準備ができたら急斜面をジグザグに登る。あと10分で山頂というところに心配していた氷の塊が現れる。雪解けの水が凍ったものだ。落ち葉が断熱材になってなかなか解けない。長野県では標高1500Mくらいまでは3月中旬に解けてしまうが、ここではまだ残っていた。直径30センチくらいなものが5か所くらい、でもこれを避けて通ればいい。みんなに氷を避けるように指示、みんなに持参してもらった軽アイゼンも帰りにも必要ないだろうと。
 そして最後の急登を越えると山頂に着く。そんなに広くないが、この日は楽山会貸し切りの展望台。みんなその絶景に感動する。北アルプス、白馬から五竜、鹿島槍とそして左に目を向けると美ヶ原、八ヶ岳、湯の丸高原、四阿山とみんな見える。残念なのはこの日私がこの景色をカメラに撮ることを忘れていたことだ。一生の不覚、残念。
 でも参加メンバーはこの絶景の中、美味しい昼食を楽しんだことだろう。長い休憩のあと集合写真を撮り下山にかかる。
岳の平にて、これから急登です 雑木林の登り 下りますが後ろは来ているかな
1班と2班 3班と4班

 特に氷の塊のあるところは慎重にと、そして落ち葉の溜まる下山道をゆっくりと歩いたのです。帰りには道の駅青木に寄ってアイスクリームなどを食べ長野県の山の旅の一日が終わったのでした。
大集団の移動 もうすぐ登山口です。 バスの待つ登山者休憩所へ、人数多いなあ