会山行紀行文
No−121
グレード:C上
2015年
 10.20(火)〜21(水)
晴れ時々曇り 晴れ 
安達太良山連山縦走@
安達太良山

1699m 
参加者 (紀行文) 2097 T/Y 
18名
(男性5名・女性13名) (写真)2097T/Y 2051S/T
≪コースタイム≫
≪10月20日(火)≫
新潟駅南口(6:20)=新潟中央IC=(磐越道)=猪苗代磐梯高原IC=塩沢登山口(9:00-9:19)…屏風岩(10:25-10:37)…くろがね小屋(12:12-12:58)…峰の辻(13:30)…安達太良山(14:00-14:10)…くろがね小屋(15:29)(宿泊)
≪10月21日(水)≫
くろがね小屋(6:30)…峰の辻(7:15)…鉄山(8:10) …鉄山避難小屋(8:18-8:38)…箕輪山(9:31-9:41)…鬼面山(11:10-11:45)…野地温泉(12:27)=野地温泉ホテル入浴(12:30-14:00)=新潟駅南口(17:10)
≪紀行文≫
変化に富んだ湯川の渓谷と紅葉を眺めながら安達太良山、乳白色をした温泉くろがね小屋に泊まり
翌日は鉄山〜箕輪山〜鬼面山〜野地温泉へ縦走しました

 新潟駅から16名を乗せた小型バスは新潟駅6時20分出発、高速の磐越道に乗り、途中安田ICで2名を乗せ合計18名。
 磐越道の上川PAあたりから県境は何時もの霧に包まれていたが時々見える紅葉が綺麗。

 猪苗代磐梯高原ICに降り国道115号線の野菜などを売っている店舗が続いている場所からは今が盛りの素晴らしい紅葉風景で感嘆の声が上がる。しかし、明日登る箕輪山の紅葉は終わっていた。

 道の駅つちゆで休憩し、吾妻富士、一切経山、東吾妻山の全貌を眺める。
 そこから10分程度で登山口にある二本松塩沢スキー場に9:00到着。 まずまずの晴れでスタートから気分がよい。

【1日目】「百名山」の「安達太良山」(あだたらやま) (1,699m)

 那須火山帯に属する安達太良連峰は、磐梯朝日国立公園内の南端に位置し、南から北へ和尚山、安達太良山、船明神山、鉄山・箕輪山、鬼面山と約9kmにわたり連なっている。

 安達太良山は活火山のひとつであり、日本百名山と花の百名山に選ばれている。

 この主峰である安達太良山は、別名「乳首山(ちちくびやま)」とも呼ばれる標高1699mの山で 鉄山と船明神山に囲まれた「沼ノ平」は明治33年(1900年)の大爆発によってできた直径500mの噴火口で、 荒々しい山肌がそそり立ち、月世界を思わせるような不気味な様相を呈している。

 塩沢スキー場入口手前にはかなり広い登山者用駐車場がある。 塩沢登山口の大きな標柱や案内図が設置されている。 ここからスキー場のゲレンデを左に見ながら300mほど約8分歩いて塩沢ルート登山口を9:19通過する。林の入口に1/30と書かれた小さな標識が掛けられている。
  くろがね小屋までの行程を30に分けた目印である。現在位置を確認するのに便利。
安達太良山連山縦走の軌跡
 なお、塩沢ルートは湯川渓谷の渓谷美を堪能できるコースで新緑や紅葉の時期がお勧めだが、沢沿いのコースの為、台風や大雨の影響を受けやすいので注意。 橋が流されたり土砂崩れが発生した場合などは通行止めになり易い。 
広い二本松塩沢スキー場駐車場で登山準備 これから登る安達太良山方面 駐車場から登山開始
登山口までスキー場を歩く  ここが塩沢ルートの入口 このようななだらかな登りやすい
登山道が屏風岩まで続く 

 塹壕のような登山道を登り始める。
 所々に水たまりになるのかスノコのような踏み板が敷かれている。
 馬返し分岐を右に見て直進すると間もなく金剛清水。ここから暫くはミズナラやウダイカンバの大木が目立つ。
 標高1000m付近の落石注意箇所を通過すると、三階滝分岐。 どちらを進んでも屏風岩で合流するが、三階滝コースは少々判り難いのでいかないことにした。
馬返しに到着。3/30の標識はくろがね小屋までの行程を30に分けた目印である 早速紅葉の景色がお出迎え 
金剛清水 なだらかな登山道は紅葉を眺めて歩ける 1本のモミジの木に緑・黄・赤の三色あり

 屏風岩に10:25到着。屏風岩は沢に突き出るように細長い断崖で、ここからは滑状の斜瀑である相恋ノ滝と紅葉を眺めることができる。
 紅葉の時期が一番良いのではと思う。
 屏風岩から一般登山道に戻り滑落に注意が必要な難所数か所を越えれば、八幡滝入口。 右手に30mほど歩くと八幡滝。
 扇状に広がる美しい斜瀑。八幡滝で少し休憩と写真タイムし分岐まで戻る。直ぐに沢に架かる一の橋(天狗岩下ノ橋)を渡る。
屏風岩に近づくにつれ岩が目立つようになる 屏風岩入口 屏風岩で休憩、岩の先端にいけば
相恋ノ滝を眺めるられる
登山道で1、2番に入る滑落しそうな岩場を慎重に渡る、このような岩場が数か所ある 八幡滝入口 八幡滝。扇状に広がる美しい斜瀑

 一の橋を渡ってからコースは頻繁に沢と交錯する。
 天狗岩、二の橋(天狗岩上ノ橋)、三の橋(荒龍岩下ノ橋)、四の橋(荒龍岩橋)、荒龍岩の指道標、五の橋(荒龍岩上ノ橋)と続く。
 五の橋からは少しの間だけ沢から離れてダケカンバ林の中を通る。

 しばらくするとまた沢と交錯する。六の橋(天狗の庭橋)である。ここのロープは緩く、丸太の橋を渡る際は1人ずつ渡らないとロープに振られて落ちるので注意。
 少し上ると左手に天狗の庭と呼ばれる湿地帯が広がり鉄山の頭が見えてくる。指道標にはくろがね小屋まで700mとある。
沢に架かる一の橋(天狗岩下ノ橋)を渡る、ここから沢を6か所渡る  ここも鎖につかまらないと渡れない
厳しい岩場です 
天狗岩、上部に天狗のくちばしのような
鋭い三角岩がある 
 この辺りから晩秋の紅葉が見られた 沢渡り最後に近い五の橋(荒龍岩上ノ橋)  湿地帯が広がり鉄山が見えた 

  少々ガレた登山道を上っていくと奥岳登山口からの広い登山道に出る。
 暫くするとくろがね小屋も遠望できる。 ここに水場(銀明水)があるようだがどこなのかよく分からなかった。 
 銀明水から3分ほどでくろがね小屋に12:12着く。
 通年営業で食事付きの宿泊のほか乳白色温泉に入れる山小屋で、今日はここで泊まるが昼食のため食堂を使う。
 部屋が決まっていたので要らない荷物を整理して部屋に残す。

 くろがね小屋で休憩をし、12:58今度は峰ノ辻を目指して少し急登のガレ場を登っていく。
 峰ノ辻は本峰安達太良山方向と矢筈森・鉄山方向の分岐点である。 
塩沢コースから
奥岳登山口からの広い登山道に出た 
奥岳登山口からの広い登山道  0/30の標識、くろがね小屋に到着 
昼食後、安達太良山へくろがね小屋を出発  峰ノ辻を目指して
少し急登のガレ場を登っていく
峰ノ辻に到着

 一旦降りて登りようやく安達太良山へ14:00到着。何人かは乳首に登り、安達太良山山頂標識で集合写真を撮るが風が強く長居は無用。
向いの山に見える白い斜めの道は、
明日峰の辻から鉄山へ向かう登山道 
安達太良山山頂の乳首が見えてきた  乳首にある祠

 くろがね小屋に15:29に到着。
 荷物整理もそこそこに乳白色温泉に急ぐ。
 今回の目玉の一つはくろがね小屋に泊まりこの温泉に入ることであり、宿泊人数も少し少ないので、ゆっくり硫黄の香りのする温泉に浸かる。隣は女性風呂で「いい温泉だね」と楽しい声が響く。

 夕食は17:30なので、時間もたっぷりあり温泉に入った人から食堂に集まり宴会が始まる。

 小屋から購入のビール・お酒と持参のビール、お酒に持参のおつまみが食堂の机狭しと並ぶ、小屋のご主人がそろそろ夕食の準備なので空けてほしいとの声で、漸く惜しみながら終了。


 夕食は恒例のカレーであるが、これまた大変美味しい。

 確かに1杯では物足りないほどおいしいカレーである。2杯は当たり前、3杯食べていた人もいたが、当然このくらい食べなければ明日は登れない、との声はなかった。   
安達太良山山頂での集合写真
入浴後の楽しい宴会 夕食のカレーは本当においしかった クリックで安達太良連山縦走Aにリンク