会山行紀行文
No−003
グレードC
2015年
 1.10(土)
快晴
(しょうとうさん)
生藤山

  990m
参加者 (紀行文) 2070 S/F 
17名
(男性4名・女性13名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=上野原IC(10:45)=石楯尾神社登山口(11:10-11:20)…三国山山頂(12:50-13:20)…生藤山山頂(13:30-13:35)…往路下山…登山口(14:45)=石楯尾神社=ふれあい館(16:00-16:50)=宿(18:00) 
≪紀行文≫
                           〜〜〜富士を愛でながらの穏やかな山歩き〜〜〜 
 今日(10日)から寒く雪降る新潟を脱出し、青空が待つ生藤山と竜ヶ岳に向かった。

 それにしても、天気の差の違いに改めて驚かされる。

 吹雪の関越道を走り国境を越え、埼玉県付近に来ると青空が広がる。
 圏央道に入ると、前方に背景の青空に映える富士が見え始める。
 いつものことながら、冬の澄み渡った青空を観ると新潟からの距離以上の別天地を感じる。
雪国(越後川口)と圏央道からの富士

 少し遅れたものの順調に走り、石楯尾神社を過ぎ少し林道を登ると登山口がある。
 しかし、登山口には駐車場が無く、道も狭いので、素早く登山の身支度を整える。同時にバスは神社駐車場まで戻った。
 登山口から暫くは緩やかな杉林の道を登って行く。ただ高い杉に覆われているので殆ど日が当たらない。
 やがて林道と出会い横切ると道も狭くなり斜度が増した九十九折の登山道が続く。
登山口で準備 暫くは緩やかな杉林の登り 林道出合を過ぎると勾配が増してくる

 徐々に稜線が観えてくると間もなく鎌沢登山口からの道に出る。
 これで急な登山道は無くなり、穏やかで明るい陽射しが入る尾根歩きとなる。
 尾根をしばらく歩くと甘露水分岐に出る、此処は南西側が開けており、富士山が美しい姿を見せてくれる。
鎌沢登山口への分岐で尾根に上がる 尾根は穏やかな道が続く 甘露水分岐からの富士(やや雲が被る)

 甘露水分岐を過ぎ緩やかなアップダウンの後、青空に向かって一登りすると
三国山山頂に着く。

 広い山頂にはベンチやテーブルがあり昼食休憩に適している。

 既に多くの登山者が居たが、我々の到着と同時に空けてくれたので貸切となった。

 そしてこの山頂は開けており展望が良い。

 特に登ってきた方向を振り返ると遮るものが何も無い富士山の姿が大きく観える。
 暖かい陽射しを浴び、この美しい富士山をおかずに楽しい昼食タイムとなった。 
三国山への最後の登りです
三国山に到着 暖かい陽射しを浴びて昼食 三国山からの富士(雲が消えた)

 昼食後、三国山に荷物をデポし生藤山に向かった。
 生藤山山頂までは大した距離ではないが山頂直下は足場の悪い急な斜面となっている。
 山頂は三国程広くもなく見通しも良くないが、富士山の方向だけは木を払ってあり富士山が良く観える。
 山頂での集合写真に納まり、来た道も戻る下山となった。
生藤山山頂への急な登り
下山開始 生藤山山頂にて

 順調に下山し、メンバーの希望で登山口の石楯尾神社に立ち寄った。
 宿に向かう途中、都留ICを降り、三つ峠登山口近くのふれあい館に立ち寄り汗を流した。
 時間が早ければ宿に行く前に本栖湖から観る“赤富士”をと計画していたが、河口湖町を通過する頃に日が落ち断念。
 本栖湖畔の宿“松風”は安くてボリュームがある、何よりも女将さんの気遣いに毎年足を運んでしまう。
石楯尾神社に立ち寄る  日が沈んだ頃の富士(河口湖町付近) 宿にて「ご苦労さま、乾杯!」

 明日は早朝(5:00)出発の為、メンバーは早々に寝床の人となった。
 穏やかな良い山歩きが出来感謝感謝一日だった。  
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