会山行紀行文 2014年
 09.15(月・祝)
曇り
(みょうこうざん)
妙高山
2454m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
5名
(男性3名・女性2名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
江南区役所(5:00)=燕温泉駐車場(7:10-7:30)…赤倉温泉源泉(8:25-8:35)…4合目分岐(9:03-9:15)…天狗堂(10:15-10:25)…妙高山南峰(12:10)…妙高山北峰(12:20-13:35)…登山口(17:00)入浴=江南区役所(19:55)
≪紀行文≫
                            〜〜〜時間は掛かっても楽しみながら登りました〜〜〜


 山仲間から妙高市の仲間と妙高山へ登るので行かないかとお誘いが有り、燕温泉からの妙高山は登った事が無いので喜んで参加しました。

 燕温泉の駐車場で妙高山を案内してくれる妙高からの男女2人と合流、自己紹介の後出発しました。

 温泉街を通り石段を登り薬師堂で登山の無事を祈りコンクリートの舗装道路を登ります。

 途中から北地獄谷沿いの巻道に入ります。

  コンクリートで舗装された細い道で赤倉温泉の源泉へ行く道で歩き易いですが右側は切れ落ちて居て踏み外したら谷底まで落ちるでしょう。
登山口 源泉への道 称明滝

  源泉の作業小屋前で休憩、冷たい水が出て居るので一口飲みます。
 此の後も沢沿いの細い道を行き滝の落ち口ま辺りで川を横切り4合目の分岐で休憩、水に含れる硫黄か何かの成分で川底が白く流れる水は白く見えます。

 石ゴロゴロの河原を登り直ぐ川を離れ左の山をジグザグに登ります 


赤倉温泉への源泉地
4合目分岐 白い川を渡る 光明滝
 
 胸突き八丁の始まりの看板が有り天狗平迄のキツイ登りの始まりです。 
胸突き八丁   
 

 天狗堂に着き休憩、赤倉温泉への分岐で昔お堂が有ったそうですが今は石の祠が有ります。

 歩き出して直ぐ小さな光前寺池の横を通り少し登ると登山道の直ぐ横の斜面に風穴が有り顔を近ずけると冷たい風が吹き出て居ました。


 此の少し先から目指す南峰が見えます。     

 クサリ場も無事通過、最後の岩場の登りが始まります。
 6合目、天狗平
 
 天狗堂  光前寺池  目指す南峰
 
 風穴  ロープ クサリ場   クサリ場

 此処も慎重に登り無事最高点の南峰に着きました。

 案内の女性からはゆっくり歩いても4時間以内に着けると言われましたが誰がバテタと言う訳では有りませんが4時間40分も掛かりました。

 女性からはこんなに時間が掛かったのは初めてと笑われましたが時間は掛かっても楽しみながら登りました。
 南峰への登り  10合目  南峰、妙高大神
 
 南峰は余り広く無いので北峰でお昼にする事に成りました。
 案内してくれた男性がお湯を沸かしミニカップラーメンを遠来の私達にご馳走してくれました。
 焼山や火打山、遠くに見える北アルプスの山々を眺め色々と話は尽きませんが何時までも居る訳にもいけないので1時間余りの休憩の後山頂を後にする事に成りました。  

 近くに居た石川県から来た若者グループがカメラのシャッターを押してほしいと言うので山頂標柱の前でカメラを向けると皆後ろ向きに成り何のお呪いか知れませんが変なポーズを取りました。
 北峰 若者達、何のポーズ   日本岩
焼山 火打山 北アルプス

 後は登って来た道を登りより慎重に下山しました。
 案内の女性から私の眼の不自由なのを心配して貰い無事下山する事が出来ました。

 後は登山口の温泉宿で入浴し又会える事を信じて別れました。

 時間は多く掛かりましたが山仲間と楽しい山登りが出来幸せです。
下山模様

 話は少し変わりますが登山家の田部井淳子さんが被災地福島の高校生を引率して富士登山をしているのをテレビで見ました。
 癌で余命3ヶ月と言われたそうですが3ヶ月で死ぬ訳は無いと癌の治療を続けながら好きな山登りをしたそうです。
 今の所癌は消えたそうですが抗がん剤の副作用で手足の痺れと戦いながらの登山だそうです。
 私も7年前癌が見つかり3回の手術、今度再発すると打つ手が無いと言われ又手術の後遺症で顔は変形し目が不自由に成りました。
 顔が変形して人前に出るのは恥ずかしい事も有りますがでも体が動ける内は好きな山に行こうと思っています。
                                                              (おわり)
登山中出逢えた花々