会山行紀行文 2014年
 09.07(日)
晴れ
(やけやま)
焼山
2400m
参加者 (紀行文) 1630 S/O
3名
(男性3名) (写真) 1630 S/O
≪コースタイム≫
新潟(4:00)=能IC=第2ゲ−ト(7:00)…登山口(8:15)…展望(8:30)…大曲(9:40)…大谷(10:25)…地獄谷(10:45)…坊々岩(11:00)…泊岩(12:00)…山頂(13:10〜14:00)…泊岩(14:45)…坊々岩(15:20)…地獄谷(15:30)…大谷(15:45)…大曲(16:20)…展望台(17:00)…登山口(17:15)…第2ゲ−ト(18:15)=名立浜IC=新潟(21:45)
≪紀行文≫
                         〜〜〜久しぶりに登り応えが有り骨のある山でした〜〜〜

 焼山は新潟県で唯一の活火山です。噴火による死亡事故が有って以来、入山が規制されていた。その後数年前に解除されました。
 雨飾山から見る焼山は魅力的で大好きでした。そんなわけで前から行ってみたい山の一つでした。
 今まで何度か予定があったが悪天候や体調不良などで延び延びに成っていた。「と言うか体力に自信が無かった」と言うのが本当の気持ちでした。でも行ってみたい山。
 今回お誘いが有りお天気も良さそうなので、このチャンスを逃がすともう行けないかもしれない?と思い、参加する事にした。

 笹倉温泉からのル−トで、登り6時間、標高差1,600m、「水場が無いので2リッタ−は持ってきてください」と言われた。
 暑さと、バテを想定しての心準備をしてのスタ−トとなった。

 笹倉温泉から先の林道を詰めると砂防ダム工事の為、土日だけの開放の第1ゲ−トに着く。
 このゲ−トは車で通過し第2ゲ−トに着く。簡易トイレが有り10台くらい駐車できる。ここまで車で入れる。

 登山の支度をして、この先シェルタ−のある登山口まで林道を約1時間歩く。
 登山口の避難用シェルタ−は四角のコンクリ−ト製で10人位は入れそう、入山のチェックカウンタ−がセットしてあった。
焼山登山口 チェクカウンタ− 焼山登山口 避難用シェルタ− 展望台より 焼山はまだ遠い
 
 登山道は緩い傾斜で刈り払いもされており整備が行きとどいていた。
 展望台で焼山が現れ、「まだとおいな〜」と感じる。
 登山口から1時間30分で「大曲」に着いた。真近に迫る焼山を展望する事ができた。ここからが傾斜がきつくなる。 

 へつりが有り所どころザレテいる、踏み抜きに注意していくと「大谷」に着く。
 ここが大変、溶岩流が流れた後なのか深い谷間になっている、30m位下がり50m位登る事になる。
 ハシゴとロ−プが有るが足場が悪い。踏ん張ると崩れてくる、引っかける足場が無い。踏ん張るのだがズルズルと崩れていく。
 だんだんとロ−プにぶら下がるようになり腕力に頼る事になる、しだいに体力を消耗してしまった。……..でも、スリルを感じて面白かった。
 こんな所は冒険心が騒ぐのか好きなところでもある。もう一つは、少し小さいが「地獄谷」が現れたが難なく通過した。

 そしてしばらく行くと岩穴にブリキの戸で仕切った「泊岩避難小屋」に着いた。数人が泊まれるスペ−スがあった。
 周りにトリカブトやリンドウが咲いていて秋を感じ、癒される。
トリカブトに癒される
大曲、だんだんと焼山が近くになってきた 坊抱岩  奇岩 避難小屋泊岩 数人泊まれる


 ここからはさらに急な傾斜になりロ−プでよじ登り、立ち休みをしながら行くと山頂に着いた。

 第2ゲ−トから歩き始めて計画通り6時間かかりました。

 時々青空が出て暖かかったので、1時間も休憩していたがガスリで待望の火打山などの展望は叶わなかった。

 「又来なさいよ」と言う事なのか。こんなにキツイ山なのに……。

リンドウ  秋を感じる
最後の登り 時々立ち休憩 さらに急登となる 山頂直下
 山頂の標識 山頂より噴火口  残雪が有る所 
山頂にて、暖かかったのでのんびりと過ごす  噴煙ケ所、山頂より少し火打ちの方に下った所 山頂にて リンドウが満開 秋を感じる 
山頂、1時間も居たが火打山等の展望は叶わず 名残惜しく下山開始 地獄谷の標識
地獄谷の難所 大谷の難所 大谷の難所
 大谷の難所 林道にて ツマトリソウが沢山咲いていた 焼山よまた来る日まで〜さようなら 
 
 久しぶりに登り応えが有り骨のある山でした。

 ススキ、トリカブト、リンドウを愛で、秋を感じながらの満足の1日でした。

 2〜3日足腰が痛かったです。おわり
第2ゲ−トに着く頃に 夕暮れにススキがキレイ 第2ゲ−ト駐車場