会山行紀行文 2014年
 07.25(金)〜07.30(水)
(たるまえやま)(ほろしりだけ)
樽前山・幌尻岳
1041m  2052m
参加者 (紀行文) 2141 I/O
4名
(男性3名・女性1名) (写真) 2141 I/O
≪コースタイム≫
≪25日≫新潟港発(10:30)〜 新日本海フェリー船中泊〜
≪26日≫小樽港着( 4:30)=樽前山登山口(6:40-7:15 朝食)…東山山頂(8:05)…西山山頂(9:03)…樽前神社(9:40)…東山分岐(9:55)
      …樽前山登山口(10:25)=とよぬか山荘着(15:00)
≪27日≫とよぬか山荘(3:00)=林道ゲート(4:00)…北電取水ダム(6:03)…渡渉開始点(6:25)… 幌尻山荘(8:25 雨で停滞 泊)
≪28日≫幌尻山荘(7:25)…命の水(9:03)…新冠分岐(11:08)…幌尻岳山頂(11:35-12:50 昼食)…命の水(14:40-15:00)…幌尻山荘(16:00)
≪29日≫幌尻山荘(5:35)…北電取水ダム(8:03)…林道ゲート(10:03-11:00)=とよぬか山荘(12:00)=びらとり温泉ゆから入浴=
     道の駅ウトナイ湖=苫小牧東港(19:30)〜 新日本海フェリー船中泊〜 
≪30日≫新潟港(15:30)
≪紀行文≫
                            〜〜〜憧れの日高山脈最高峰 幌尻岳〜〜〜
 Aリーダーの都合で中止になった会山行幌尻岳を、個人山行にして参加者4名、Kさんの車で行く事にしました。
 樽前山の外輪山を一周して平取町とよぬか山荘で泊まる。
 5000円で夕食は肉一杯のジンギスカン鍋で、朝食おにぎり4個、風呂有りで安いです。

 翌朝3時発シャトルバス、1時間で林道ゲート着これから7.5kmの長い林道歩きが始まる。
 2時間程で北電取水ダムに着いて額平川右岸につけられた登山道を行く20分程で尾根に突き当たって川原に出る。
 靴を履き替えてここから20数回の渡渉が始まる。思ったより水は冷たくなく水圧も感じられなかったです。

 途中から雨が降り出して。幌尻山荘に着いた時には本降りの雨で額平川はたちまち濁流になってきました。

 山頂アタックは中止、山荘でビールを飲んだりごろ寝をしたりで一日が長かったです。
 雨は一日中降りっぱなし 翌朝も雨でツアーの人達は登る事も下る事もできず。
 7時前から雨が止んで青空がのぞくチャンス到来、支度をして出発命の水まで雨上がりの朝日を受けた木々の緑の下の、つづら折れの道を登ります。

 命の水は雨のせいで滝のようになっていました。
 ここから登山道は岩陵の急な登りが続いて、稜線に出ると一気に視界がひらけて目指す幌尻岳や戸蔦別岳が姿を表わします。
 しばらくハイマツ帯の見晴らしの良い痩せ尾根を歩いて左下に北カールを見下ろすようになると斜面に一面のお花畑が広がります。

 新冠分岐に着くと頂上はすぐそこです。
 山頂からは澄み切った青空に足もとの東カールから日高山脈の山々を一望する景観を我々4人で独占できました。
 七つッ沼カールを見に戸蔦別岳方面に一旦下って登り返し、一つ目ピークでは見えなくて引き返しました。
 ここから見る幌尻岳は立派でした。
見晴の良い所で休憩 お花畑を歩く 新冠コース分岐、頂上は近い 登ってきた道を振り返る
ようやく着きました幌尻岳 我々4人だけの幌尻岳  幌尻岳山頂での記念写真 幌尻岳山頂での記念写真
幌尻岳をバックに 戸蔦別方面に向かう このピークから引き返す ハイマツ帯の中を引き返す

 充分景観を堪能して時間的にも余裕があるのでゆっくり楽しみながらの下山です。
 命の水でNHKの百名山の取材、インタビューで予定を遅れて幌尻山荘に着きました。
 ツアーの人達は下り、他の人達は増水で登れず山荘は我々4人だけの貸切状態でゆっくり休む事ができました。 
NHKのインタビューに答えるNさん 唯一水場“命の水” 幌尻山荘が見えてきました 夕食の準備
帰りの渡渉開始点  下流側けっこう流れがあります  出発前のひととき   これ位の水量です

 幌尻岳額平川コースは百名山の中でも難易度の高いルートと言われております。
 雨による急激な増水に注意すれば、登山道は危険な所もなく歩きやすいです。
 今回の山行は同行してくださった3名のおかげで成功できましたので感謝しております。
 予定してました羊蹄山はまたの機会にしょうと思います。