この山は数年前、東京の山仲間と幾度か足を運んだ山で、まともには読めない変わった名前の山と言う印象が残っていた。
来月会山行を計画しているので、念のために下見をしておこうと出かけてみた。
新潟から約三時間、榛名湖畔の駐車場に到着。
すでに多くの登山者が準備をし、其々出発していった。
我々も準備を済ませ、登山口に向かった。登山口は国民宿舎の隣にある。
小さな看板が取り付けられているので直ぐわかる。
登山口からしばらくは笹が茂ややオーバーユース的な登山路を進み丸太の階段を上がると最初の目的地“覗岩”の分岐路に着く。 |
(クリックで拡大) |
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登山口の看板 |
笹が茂登山路を登っていく |
覗岩への分岐路 |
分岐からは根の張りだした歩き辛い急坂を登っていくと、足元が切れ落ちた(高所恐怖症は無理)“覗岩”に到着する。
この岩の上からの展望は素晴らしい。
眼下に榛名湖と榛名富士を中心にその外輪山の山々が良く見える。 |
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結構歩き辛い登り |
足元が切れ落ちている覗岩 |
覗岩からの素晴らしい展望 |
覗岩から分岐路に戻り、掃部ヶ岳を目指す。
しばらくは穏やかな道だが、やがて目の前に丸太の階段が見えてくる。
いったい何段あるのだろう、とにかく長いので上を見ないでゆっくり登った方が良い。
やがて展望が開けてくると丸太の階段も終わり山頂迄近くなる。 |
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分岐からしばらくは穏やかな登山路 |
やがて丸太の階段が長〜く続く |
振り返り展望が開けると丸太階段は終わり |
山頂には多くの登山者で満員状態。時間も早いので写真だけ撮って先に進むことにした。
不明瞭な急斜面を降りると、岩稜帯に入りその代表的な地蔵岩を見て更に進むと西峰に到着する。
あまり広くないが腰を下ろせる広さはある(昼食場所候補)。 |
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掃部ヶ岳山頂の道標 |
地蔵岩 |
西峰から杏ヶ岳を望む |
西峰から少し下るとまたもや岩稜帯。耳岩と書かれた道標があり、見上げるとそれらしい大きな岩が見える。
耳岩のすぐ先に“杖の神峠”に降りる分岐路がある。方向を間違えないように急斜面を一気におりるが、ところどころ笹が道を覆いかぶさり不鮮明な場所もある。
下りも緩やかになってくると大きな石像が建っている、その先に杖の神峠が見える。 |
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耳岩(言われてみればそのように見える) |
不鮮明な登山路を降りる |
杖の神峠の石像 |
杖の神峠の登山口から階段を上がると…!、登山道が無い!。
笹を踏み分けて進むとやっと登山道が表れてくる。
その先は笹がなくなりわかりやすい登山道が続くが鷲ノ巣山の他いくつかの騙しピークがありアップダウンが続く。 |
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杖の神峠の杏ヶ岳登山口 |
鷲巣山山頂 |
向こうに見えるは山頂?…ではありません。 |
いくつもピークに騙され、いよいよ山頂かと思う広場に登りつくも岩のお社が建っているだけ。
その先に漸杏ヶ岳が見えてくる。一下がりして登り返すと静かな山頂に到着。
峠かから時間にして約1時間10分だが、それ以上かかってしまったような気分。遠かった。
山頂で短くラインタイムとし下山を開始した。下山は峠まで往路を戻る。 |
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ここも山頂ではなかった |
石のお社が建っている |
漸く杏ヶ岳山頂に到着 |
戻った杖ノ神峠からは杖ノ神林道を下っていく。
とことどころで舗装が切れたり、崩落があったりしているが4WDの車なら登ってこれそう。
漸く榛名湖畔の“湖畔の宿記念公園”の駐車場まで降りると、車の止めてある駐車場まではもう少し。
道路わきに咲くスイセンがとても美しく疲れた身体を癒してくれた。
その後、日帰り温泉の下見をして新潟に戻った。結構タフだった。 |
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神ノ杖林道 |
湖畔の宿記念公園傍の駐車場 |
スイセンがとても綺麗だった |
花の少ない山(特に掃部ヶ岳)だったが、それでも春を感じさせてくれる花々が咲いていた。 |
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