会山行紀行文 2014年
 04.27(日)
晴れ
(おうりとうげ)
大里峠
480m
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
林道の社付近(12:40)…林道終点(13:00)…大里峠(13:4)…送電線鉄塔(13:50-14:10)…林道の社付近(15:10)
≪紀行文≫
                           〜〜〜大里峠は、まだ時期的には早いようです〜〜〜

 久しぶりの大里峠で、道路事情が心配だったので、林道の終点よりもかなり手前の社付近に車を置きました。
 林道脇の社は、いわく因縁は全く知りませんが、次々と新しい社が建てられています。また、林道の向い側にはお墓も立っています。
 社の少し先には林道脇に清水が出ています。
 この清水まぎれもなく伏流水なのですが、山肌の斜面でもないところに出ているので不思議に感じます。
林道脇の社群 林道脇の清水、冷たくておいしいです 林道の様子

 林道の脇には湧水の溜まりもあって、セリがいっぱい生えていました。誰も採らないようです。
 杉林が切れると間もなく畑の銅鉱山跡に出ます。その先をさらに進むと林道の終点です。
 林道の終点には自家用車を何十台も停められるほどの大きなスペースがあります。
 林道は、杉林の部分では幅が狭く、路面も悪い状態でしたが、杉林を抜けると幅が広く、路面状態も良くなります。
 林道の終点まで車を乗り入れなかったことが悔やまれました。                       
林道脇の湧水たまり、セリがいっぱい 畑銅山跡の付近  林道終点付近、先行者の車が1台あります

 林道から少し離れると道はいかにも峠道らしくなります。
 道が沢に沿う箇所では、道が崩壊している箇所が数カ所あります。
 道が沢の流れの中に消えていたり、崩れて崖になっていたり、そうした箇所ではいずれもトラロープが張ってあります。
林道から少し入ると峠道らしくなる 道が流れの中に消えている 道が崩壊し崖になっている

 崩壊地を越えると大きな滝があったり、お花も結構目につくようになります。
道脇の大きな滝 イワウチワ  ショウジョウバカマ

 でも、のどかな歩きはそう長くは続きませんでした。標高300mを越えた辺りから、ルート上に雪が出てきました。
 尾根筋のルートなら雪が覆っていてもどうということはないのですが、峠道のように谷あいや樹林の斜面をくねくねと縫うように付けられているルートは、雪に覆われると道形が分からなくなってしまい、ルートを失ってしまいます。

 崩壊地の手前で、帰って来た先行者(男性1名)にすれ違いました。けっこう疲れている様子でした。
 崩壊地であらぬ方向に進んでしまったか、雪面でルートを失ってしまったか、いずれにしても雪面の奥には足跡が無かったので、大里峠には行けていなかったと思います。
 ファミリーハイキングの対象としての大里峠は、まだ時期的には早いようです。               
ルートを覆う残雪、標高300m超付近 ルートを覆う残雪、標高400m付近 大里峠直下、峠の手前50m程のところ

 大里峠は見晴らしがありません。
 峠の地蔵堂裏に送電鉄塔が立つ尾根のピークは見晴らしが良い所なので、登って休息しました。とてものんびりできるところです。
大里峠の地蔵堂 送電鉄塔の立つピークから玉川方面 送電鉄塔の立つピークから桜峠方面
<付録>
 この日4月27日は、大里峠近くの若ぶな山(629.9m)にも登りました。
                                                                (おわり)
若ぶな山に向う尾根 若ぶな山山頂の三角点 若ぶな山から光兎山、頭巾山方面