会山行紀行文 2014年
 04.26(土)
晴れ
(ゆぞうさん)
湯蔵山
726m
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
3名
(男性1名・女性2名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
関川村松平畜産団地(8:10)…717m峰(元光兎山)(12:00-12:15)…湯蔵山(12:50-13:45)…717m峰(14:25-14:30)…三角点(15:30)…車(17:30)
≪紀行文≫
                              〜〜〜芽吹きの淡い緑に包まれて〜〜〜

 湯蔵山に登る時は、丸山大橋北詰の丸山公園から尾根上の中継所を経由するルートで登っていました。
 今回は少しお手軽に登ろうと思い、登山道がきちんと整備されているであろう松平畜産団地から三角点を経由するルートで登ることにしました。
 ところがとんだ見込み違いで、藪の中を1時間以上徘徊させられてしまいました。
 地形図には畜産団地西側に破線で登山道の表記があり、現地には登山口を示すりっぱな標識が設置されていますが、登山道とおぼしき道形は藪に埋もれて廃道状態でした。
 帰りに通って確認しましたが、地形図に示された登山道から沢を挟んで西側にある林道の先に新しい登山道が整備されていました。
登山口を示す標識 登山道とおぼしき道形 この辺では道形も無く、樹海状態

 藪の中を徘徊すること1時間余、標高250mの尾根上でようやく整備された登山道に合流できました。
 登山道は良く整備されていて、また起伏も緩やかで、快適に歩けます。
ようやく藪脱出、整備された登山道に合流 広い道です 緩やかな道が伸びています

 足元にはショウジョウバカマやイワウチワ、道脇にはタムシバが咲き、ときおり山菜の王様、食べごろのコシアブラがあったりします。
ショウジョウバカマ イワカガミ これは? そうコシアブラです

 尾根周辺は芽吹き時の淡い緑に包まれています。
 こうした森林の中ではとてもリラックスした気分になります。とても気持ちよく快適に歩ける尾根です。
森林セラピーその1 森林セラピーその2  森林セラピーその3

 標高470m付近から尾根の様相が変わります。快適だった登山道は藪っぽくなります。
 標高553mの水準点からは尾根に雪が出てきました。以後尾根の雪は多少の切れ間はありますが、湯蔵山山頂まで続いていました。
標高470m以降の藪っぽい尾根 標高533m水準点付近から雪の尾根になる 雪尾根の万作

 三角点は分岐部を見落としてしまい、立ち寄れずに先に進んでしまいました。
 元光兎山と呼ばれている標高717mのピークからは光兎山と頭巾山が間近にどーんと大きく見えています。
 肝心の湯蔵山へはこのピークから100m下り、120m程登らなければなりません。
 帰りは当然その逆なので、湯蔵山に進むには少し身構えた気分になります。
717m峰(元光兎山)のてっぺん  光兎山 頭巾山

 湯蔵山の山頂は717m峰に比べると、まわりの木々が多くて見通しは今一つで、広さも少し狭いようです。
 標高は726.2mと低い部類の山ですが、積雪が多く、残雪の深さはまだ2mを優に超えていました。
                                                               (おわり)
湯蔵山山頂直下、もうすぐ山頂 湯蔵山山頂 木のまわりの雪の穴、深さは2m以上