会山行紀行文 2014年
 04.11(金)
晴れ
(たけやま)
嵩山
789m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
18名
(男性11名・女性7名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟(6:10)=道の駅たけやま(9:05-9:20)…表登山道…不動岩(10:45-10:55)…小天狗(11:05)…大天狗(11:45-11:55)…弥勒穴(12:15-12:20)…東登山道…道の駅たけやま(12:40)…蕎麦打ち体験・昼食(12:50-14:20)=遊神の湯=新潟(18:40)
≪紀行文≫
                             〜〜〜今年も来ましたお気に入りの嵩山〜〜〜

 小さな山なれど独立峰なので山頂付近の展望は最高!、しかもスリル満点、変化を楽しめる、おまけに下山後には蕎麦打ちも体験出来る等々、お気に入りの山の一つだ。
 ここ数年毎年のように出かけているが、今回は新潟県高齢者大学の面々とご一緒した。

 登山口の“道の駅たけやま”でガイドの伊藤さんと合流し登山開始(伊藤さんには3年連続のガイド依頼)。
 伊藤さんはゆっくり登ってくれるので助かる。

 登りは表登山道から入り「一番観音〜三十三番観音」までの“坂東三十三観音巡り”をしながら登っていく。

 登山口の鳥居をくぐるとすぐに一番観音様の看板があり岩陰に回ると観音様が。今日の安全登山を記念する。
道の駅たけやま駐車場で登山準備 趣のある道の駅たけやま 一番観音様からスタート

 一番観音様を過ぎると急に登山道らしくなり、九十九折の急坂を登っていく。
 途中見晴台からは浅間隠山や鼻曲山等の山並みがきれいに見えた。
九十九折りの急斜面を登って行く 見晴台からの眺め

 見晴台台からは比較的穏やかな山歩きとなるが、二番観音様からは登山道を外れ胎内くぐりにつながるシュートカットする急登を這い上がる。
 十一〜十三番観音様を拝顔し鎖の急斜面を上がると胎内くぐり。
 ここは“メタボ”な人は通れないので、入り口に“巻尺”が設置されている。小生で辛うじて通過できる幅。
蝙蝠穴の二番観音様 結構な急斜面を直登する 胎内くぐり傍の十一〜十三番観音様

 胎内くぐり六番、七番観音様を経てスリル満点の不動岩の登りが待っている。

 不動岩は鎖を頼りに略真上に登る(鎖が無いと登れないし、雨が降ると無理)為、数人のメンバーは下で待っていた。。

 不動岩の上に立ったメンバーは360度の絶景を堪能し「今日はここでのんびりしたいね」との言葉も聞こえた。

 今回は快晴だったので尚更素晴らしかった。

 やはり足元が良く見えない下りは厳しいようで、一人ずつ慎重に降りた。
下から観る不動岩 上から観る不動岩 少し離れて観る不動岩

 不動岩から五番、四番を経て小天狗へ、ここも素晴らしい展望が楽しめる。
 小天狗から古の城跡(実城の平)へ、ここには戦国時代の悲しい話が刻まれている。
 そして経塚(戦死者を祀ってある)へ、ここからがこの山の最高峰大天狗(山頂)への登りとなる。
 大天狗へは鎖が設置された岩場直登とは別に安全な巻道が設けられているので誰でも山頂に立てる。
 山頂には“女岩”があり登り辛く降り辛い鎖が設置されている。
実城(御城)の平 大天狗への登り 大天狗の女岩

 大天狗から経塚に戻り、後は東登山道の下山となる(時間があれば五郎岩まで足を延ばすのも良し)。
 下山途中にもスリルを味わえる一升水(二十〜二十五番観音様)や弥勒穴(十九番)があり、ここは希望者のみとした。
 鎖などがしっかりと設置されているので慎重に登って行けばほとんど問題はないのだが。
 登山口にはガイド伊藤さんのお蔭で時間通りに下山することが出来た。 
一升清水の崖 弥勒穴に向かう“横這い”の鎖場 東登山道の登山口に下山

 下山後はそば粉100%の“十割蕎麦”の蕎麦打ち体験へ。
 全員御揃いのエプロン姿になり、褒め上手の先生の手ほどきを受け、素晴らしく美味しい蕎麦が茹で上がり、野菜の天ぷらと一緒に美味しく頂く、また、来年も来たいと思いながら。
こね、伸ばし、切り、湯で、出来上がり 天ぷらも付いています お蕎麦を頂いた建物

   〜〜登山中に出会えた花々〜〜

 今年は雪が多かったのか花がとても少なかった。
 特にカタクリはとても少なかった。

 それでも、目を凝らすと様々な可憐な花が咲いていた。