≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:00)=新発田・聖篭IC(7:45)=日本海東北道鶴岡西IC=鶴岡市大山都沢湿地(10:00)…下池湖畔遊歩道…岩倉コース
…瀬ヶ沢コース…岩倉コース(10:40)…高館山山頂(12:00-12:45)=入浴・水族館見学(13:05-15:10)=笹川流れ=新発田・聖篭IC(17:30)
=新潟駅南口(18:10) |
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≪紀行文≫
〜〜〜ブナやナラなどの広葉樹林体が拡がっています〜〜〜
年間計画作成時点ではNISSAN SKYLINEの命名の地と言われる志賀高原芳ヶ平を予定していたものの、草津白根山の火山活動活発化の影響で車両進入規制や入山規制がしかれたため、行き先並びに実施日の変更を余儀なくされ、さてどこに変更しようかと思いを巡らせていたところ、たまたま角田山で出会った見ず知らずの人から「鶴岡市の高館山行ったことありますか?春も秋も良いですよ」と声をかけられ、それから2か月後、暇に任せて下見をして今回の実施としたのです。
小雨程度であれば予定変更して周辺散策、又は行き先変更するつもりだったのですが、幸い前日の予報通り雨の心配は無さそう。
高館山はハイキングコースやバードウオッチングの場として鶴岡市民に親しまれている山で先ずは大山公園都沢湿地から下池湖畔遊歩道に沿ってスタートです。
『下池』は佐潟、また白鳥の湖、瓢湖と 同様、ラムサール条約登録湿地。
数知れぬほど多くの鴨たちが、我々の歩く姿をみて驚いたのか?一斉に羽音を立てて飛び去って行きました。
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ストレッチ終えて出発(1699 M/K) |
鴨休む下池と高館山山頂 |
落ち葉舞い散る下池を見下ろし湖畔コースを |
暫く歩けば遊歩道はやがて『高館山』への登山道“金沢コース”更にその先には“大沢コース”の標識が出てきます。
その標識を横目で見ながら、幾重にも重なったカラフルな落ち葉の絨毯踏みしめ周囲の紅葉・黄葉を愛でながら順調に前進です。
周辺は林野庁の‘自然休養林’‘森林浴の森100選’にも選定されており、ブナやナラなどの広葉樹林体が拡がっています。
あまり順調に行き過ぎた所為か、予定のコース入口を通り越し、少し先の“瀬ヶ沢コース”入口まで行ってしまう大ミス。
予定の“岩倉コース”まで戻る10分程余分な?アルバイトを掛けてしまいました。
“岩倉コース”入口からは『下池』と少しづつ離れなだらかな登山道に変わり、何本もの異様な姿の欅の巨木に目を見張りながら山頂へ向かいました。
ジグザグに高度を上げると目の前に車道が現れ、その車道を分け“新・奥の細道コース”に合流して、目的の『高館山(273.2m)』を目指し、丁度12時に到着。
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黄葉と落ち葉の絨毯 |
岩倉コース入口 |
黄葉のなだらかな岩倉コースを歩む
(1699 M/K) |
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ケヤキの巨木を見ながら |
欅の巨木 |
山頂目前 |
山頂には数本のTVアンテナが立っています。
庄内内地方の基幹中継局となる山形県各放送局の鶴岡中継局となっているのです。
更に地中に埋められた三角点、、天測点、休憩用の東屋、111段の螺旋階段の高さ20メートルの展望台。
少し古いもののトイレも設けられています。
残念ながら展望台からは鳥海山・月山はガスに覆われ展望は叶いませんでした。
東屋で昼食休憩を取りましたが、6〜7m/Sの冷たい風が当りだしたので、大事を取り傍らで待機していたバスに乗り込み、湯野浜温泉公衆浴場で冷えた身体をユックリと温めました。
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山頂東屋で昼食 |
山頂展望台 |
土中に埋められた三角点 |
湯野浜温泉の直ぐ近くにクラゲ展示で有名な加茂水族館が有ります。
折角なので参加者の皆さんに意向を確かめたところ、全員の賛同を得たので様々なクラゲを興味深く見学しました。
(通常 入館料¥1,000のところ60歳以上の団体料金 10名以上¥500)。
平日のこの時期なのに入場者は後を絶たない人気ぶりです。
1時間の見学を終えて、帰路は折角なので日本海に沈む夕日を観ながら帰ろうと、景勝 笹川流れ沿いに戻り、新発田・聖篭IC経由で新潟駅南口へ計画より凡そ1時間程早く無事到着。
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“タコクラゲ”
水玉模様の傘と8本の付属器 |
“キタユウレイクラゲ”
世界最大級のクラゲ 刺胞に毒 |
日本海に沈む夕日(1699 M/K) |
個人的には足かけ19年に亘るリーダーを曲がりなりにも努めてきたつもりですが体力・気力の減退で今回が最後のリーダー会山行となりました。
会員の皆さん、参加して頂いた皆さんに今までのご協力に感謝・感謝です。(合掌)
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