≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=糸魚川IC(9:40)=しろ池の森入口(10:10)…しろ池・蛙池散策(10:45-13:30)…しろ池の森入口(13:50)=糸魚川IC(14:10)
=新潟駅南口(16:30) |
|
≪紀行文≫
〜〜〜みなさんニコニコ顔で和やかに歩いています〜〜〜
三度目の正直。苦節三年、ようやっと会山行計画どおりに山行を実施することが出来ました。
過去二回、いずれも山行当日の糸魚川方面が荒天で、他所に行先変更を余儀なくされていました。
それでも懲りずに、めげずに、三回目の山行を計画しましたが、もうそろそろ心は折れる寸前でした。
糸魚川大久保の雨飾山麓しろ池の森に到着すると、空は真っ青、風は無く、ぽかぽかの小春日和、しかも空気が澄んでいて、駒ヶ岳など頸城三山、雨飾山がくっきりと見えています。
雨飾山と鋸岳の間には、薄く冠雪した焼山が見えます。山々の裾は、言うまでもなく錦の紅葉に彩られています。
しろ池へは、どんぐりの小道と名付けられた尾根道を経由して向かいました。でも疲れることが心配な方々には、舗装された林道を歩いてしろ池に向ってもらいました。
しろ池に通じる舗装された林道は、通常は車で走行することが出来ませんが、身体障害者等の場合は、申請すれば車での走行を許可してもらえます。
|
|
|
しろ池の森入口、後ろは雨飾山 |
どんぐりの小道をのどかに歩く |
どんぐりの小道、後ろは頸城三山 |
どんぐりの小道は、しろ池に向かう舗装された林道と交わるところで終点になります。そこからは別の山道がしろ池に通じています。この山道は途中から塩の道に合流して、しろ池に向います。
|
|
|
山道の入り口、後ろは頸城三山 |
山道、もうすぐ塩の道と合流します |
山道を抜けました、もうすぐしろ池です |
しろ池に到着です。風が無いので、周りの景色が水面に良く映り込んでいます。光線の加減で、カメラを向けれる方向が限られてしまいました。
|
|
|
しろ池、後ろは雨飾山 |
このアングルだと逆光ぎみ |
水が澄み、木々を鏡のように映します |
しろ池の周りには、池を周回できる遊歩道があります。昼飯前に、まずはしろ池の周りを回ってみました。
ぽかぽか陽気の中で、なごやかに食事をしました。
食事の後は、周辺の遊歩道を散策する予定です。でも塩の道がしろ池の脇を通っているので、せっかくですから、遊歩道の散策前に、塩の道を少し覗いてみることにしました。
|
|
|
しろ池のほとりでなごやかにお食事 |
ぼっ荷宿跡近く、塩の道の標柱 |
塩の道の道標 |
塩の道は、しろ池と戸倉山の間を、戸倉山の裾を巻いて通っています。
|
|
|
塩の道の石の祠 |
塩の道から戸倉山を見上げる |
戸倉山斜面の紅葉 |
遊歩道の散策は、まずは蛙池に向いました。蛙池はしろ池に比べるとかなり小さな池です。
でも形が入り組んでいるので、池全体を一望に見渡すことはできません。それだけに、何か奥深さやしみじみとした落ち着きを感じさせます。
蛙池には、貴重種のルリイトトンボが生息しています。むろん秋には見ることはできません。見たければ夏に来なければなりません。なお、蛙池には周りを周回できる道はありません。
遊歩道はブナ林の中を縦横に巡らされています。しろ池の森一帯のブナ林は巨木がなく、若木ばかりです。
このあたりは炭焼きが盛んに行われていて、木は炭にされましたが、炭焼きが終焉した後にブナが植えられたようです。
|
|
|
ブナ林の中の遊歩道@ |
ブナ林の中の遊歩道A |
ブナ林の中の遊歩道B |
ブナ林の中の遊歩道は、起伏が多くあり、けっこう急傾斜の箇所もあります。
ブナ林には、皆心が癒されるのでしょうか、みなさんニコニコ顔で和やかに歩いています。
遊歩道の道端に、ツルリンドウが赤い実を付けていました。たくさん実を付けたツルリンドウは、そうそう無いとのことなので、それならばと写真に撮りました。 (おわり)
|
|
|
ニコニコ顔で歩いています |
きれいな所があるようです |
たくさん実を付けたツルリンドウ |
|
|