会山行紀行文 2014年
 10.26(日)
快晴
(さんじょうのたき)
尾瀬三条の滝
  1450m
参加者 (紀行文) 1958 T/J 
35名
(男性10名・女性25名) (写真)1866・1919・1958
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:00)=小出IC(7:30)=銀山平(8:15)=小沢平(こぞうだいら)(9:40-9:55)…渋沢温泉小屋(11:25)…兎田代(昼食タイム12:40-13:15)=渋沢温泉小屋(14:20)…小沢平(15:55)=銀山平(17:30)=小出IC(18:20)=新潟駅南口(19:20)
≪紀行文≫
                          〜〜〜秋の陽はつるべ落とし、錦秋のブナ林を歩く〜〜〜
 天候は快晴、それこそ”今でしょ”とばかりにブナの原生林の真っ盛りの錦秋を求めて35名が参加、2台のバスを連ねて出発、銀山平からの曲がりくねった湖岸線(国道356号線)を経由して行くこと約4時間、福島県との境の小沢平(こぞうたいら)の登山口(尾瀬口)に到着。
 ここは尾瀬に入る新潟県側からの唯一のルートです。本当は黄葉にはもう遅いのではと不安であったが、一歩足を踏み入れるとそこにはブナやカエデの黄金色、真赤に染まった原生林が広がっていました。何度もここを訪れていますがこんなタイミングに出合ったことは初めてです。
登山口の山荘 登山準備 紅葉の林に入って行きます。
見事な紅葉の中を進みます 沢を渡ります

 参加者の皆さんからも歓声が上がります。緩やかな錦秋の坂を登ってゆくとやがて温泉の混じった白濁した大きな渓流にさしかかります。
 そこの大きな橋はすでに朽ちていて、代わりに丸太を組んだ小さな橋が架かかりそこを渡ります。
朽ちた橋の代わりに設置された丸太を組んだ小さな橋を旗ります。

 少し急な坂を上ると山の中に渋沢温泉小屋が見えてきます。
 ここまでで1.5時間、かなり遅れ気味、小休止した後今日一番のジグザグの登りに入ります。

 ここから列が乱れはじめ、やっとのことで兎田代の分岐に到着。

 ここまでに予定より1時間強の遅れが出てしまい、目指す三条の滝へは到底時間が足りません。

 ふと見ると分岐の標柱に三条の滝の展望台は10月25日で閉鎖の張り紙がしてあります。

 これ以上先に進むと夕暮れまでに登山口に帰り着くことができなくなると判断し、残念ながら今日の山行はここまでと決定、昼食をとり集合写真を撮り帰ることにしました。
渋沢温泉小屋が観えてきました 兎田代
兎田代の分岐で集合写真

 帰路もまたこの黄色と赤の見事なコントラストをカメラに収めながら下山道を戻りました。
 登山口に着いた時にちょうど山の端に日が沈み、今日は三条の滝には行けなかったけれどこの黄葉を見みることができて満足、とても充実した一日になりました。
紅葉のトンネルを下山 下山途中の休憩
帰路もまたこの黄色と赤の見事なコントラストを楽しみました