≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=糸魚川IC(9:40)=ヒワ平(10:40〜10:55)…五月池・しら池散策(11:30〜13:00)=塩の道温泉(14:00〜15:00)
=新潟駅南口(18:00) |
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≪紀行文≫
〜〜〜紅葉に包まれてながら〜〜〜
天気予報が二転三転、悩まされました。前日・前夜、22日午後7時の気象情報では、糸魚川方面は絶望的な予報でした。しかたなく、雨に降られる心配が無さそうな山形庄内方面に狙いを付け、羽黒山に行くことにし、夜中まで羽黒山の情報収集と資料整理をやりました。
23日は5時に起き、パソコンでウェザーニュースの気象情報を確認したら、何とお日様マークが並んでいます。一晩でコロリとお天気が変わったようです。念のためにと、気象協会のホームページを見たら、昨夜同様糸魚川方面は雨マークが並んでいました。これってどっちを信じればいいの!!と困ってしまいました。でもこうした場合は、気象庁の外郭の気象協会はデーター更新の反応が遅いので、たいていウェザーニュースの情報を信じた方が無難です。案の定5時30分頃には気象協会のホームページは書き換えられました。ウェザーニュースほどにはお日様マークが並んでいませんが、雨マークが無くなり、ポツポツお日様マークも入りました。
こうなれば山行を計画通りに実行できます。前夜の、羽黒山の情報収集やバス会社との交渉は、から騒ぎに終わりました。
糸魚川インターを降りたら、日が差していました。こうなると何となく気分も上向いてきます。でもそれは木地屋集落辺りまででした。
標高が上がるに連れて雲が空を覆い、日差しも無くなりました。
ヒワ平から見る栂海新道の峰々は、雲に覆われています。本来ならば、たぶん冠雪した雪倉岳が、真正面にどっかりと見えるはずです。
残念ながら、かろうじて頂きを見せているのは、栂海新道の尾根より手前にある五輪山と黒負山でした。
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道路はヒワ平で冬季閉鎖です |
ヒワ平、栂海新道の峰々は見えません |
展望台に登っても見える範囲は同じです |
ヒワ平からの眺めは今一つですが、周辺の紅葉は真っ盛りです。空は雲に覆われていますが、雨には降られずに済みそうです。
気を取り直して、車の通りのない道路を、紅葉に包まれてながら、五月池・しら池に向けて歩きました。
道路は下りなので、皆さんとても元気です。ぐんぐん進みます。
バスは500m程度ごとに停車して、私たちが到着するのを待っていてくれています。疲れても最大500m頑張ればバスに乗ることが出来ます。
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さぁ、五月池・しら池に向けて出発です |
道路周囲の紅葉もスバラシイ |
車は来ません、道の真ん中を歩きます |
蓮華温泉に向かうこの道路は、毎年10月20日にヒワ平のゲートが締まり、閉鎖されます。以後、車の通りはほとんど無くなり、雪に閉ざされるまでの一時、道路はハイカーのものとなります。
道は一本道で、迷子になる心配が無いので、隊列は組まず、各自勝手に好きなように歩きました。
進むに連れ、みなばらけて先頭と最後尾の間はどんどん開いて、見えなくなっています。
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先頭はもうあんなに先に行っています |
黄色い紅葉も綺麗です |
道路脇の紅葉も見事です |
道路脇には、滝があったり、沢があったりして、景色に一層の彩りを添えてくれています。
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道路脇の滝、木の間越しがまた良い |
紅葉の沢、奥入瀬にも負けない? |
道路脇のウド川 |
五月池・しら池に到着しました。五月池・しら池の遊歩道入り口には、駐車場と緑屋根のトイレがあります。
遊歩道は湿っている感じがしたので、食事は入り口のスペースで摂ることにしました。
しかし、雲がますます厚くなり、気温も下がって寒くなったので、根性無しの私は、バスの中で食事をしました。
多くの方々は、悠然と外で食事を摂っていました。
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五月池・しら池の遊歩道入り口 |
テーブルはご馳走で埋もれています |
紅葉を眺めながらのお食事 |
五月池はしら池に比べると、とても小さな池です。でも、景観がぎゅーっと濃く凝縮された感じで、とても綺麗な池です。
身が洗われるとでも言うのでしょうか、とても静かな清々しさを感じます。
五月池の周囲の遊歩道は、手入れがされたようで、良く整備されています。
2年前に来た時には道幅が狭く、草の背丈も少々高かったように記憶しています。
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五月池の遊歩道@ |
五月池の遊歩道A |
五月池からしら池へ |
しら池は丸い大きな池です。池を一周することはできませんが、遊歩道で三分の二ほどを回ることが出来ます。
遊歩道は周囲に比べ、低い位置に付けられているようで、雨降りの後には路面に水がたまった箇所があります。
2年前に来た時には、池に張り出して作られたウッドデッキで食事をしたのですが、今回は、ウッドデッキを連結している木道部分が水没していて、ウッドデッキ上に乗ることはできませんでした。 (おわり)
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