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『当間山散策道案内図』の大きな看板を右手に進むとすぐに分岐。
今度は『クマ注意??』の看板。熊に知らせる為なのか鐘がある。リーダーが鐘を鳴らす。熊に会いませんように・・・。
当間山は原生状態のブナ林で知られる、ブナ林のメッカ。国有林指定にもなっている。
新緑のブナ林も魅力だが、今回は紅葉のブナ林を中を登る。
木のトンネルのような所を過ぎブナ林に入ると、静かで空気が澄んでいて美しいブナ林の世界が広がっていた。
紅葉には少し早いのか葉が緑だ。
足元には何やら沢山の芽生えが出て可愛らしい。ブナの赤ちゃんも元気に4枚の葉を広げている。来春まで生き残れるのはほんの
わずかなのに・・・。 |
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登り進むとブナの葉は紅葉し黄色に変わった。当間山のブナ林は標高550mから頂上の1062m少し手前まで続くそうだ。
木の根元が曲がっているブナを見かける。豪雪地帯のブナは雪の重みに耐えなければならないから、力強い!
名所の一本杉と山おやじ(ブナの大木)を過ぎた頃、ブナ林は切れ登山道に変わった。 |
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まもなく視界が一気に開け尾根道に出る。強い陽射しが眩しい。遠くの山々と展望台が小さく見える。
展望台に近づくと登山道は階段の急登になった。少し息を切らせて展望台に到着した。 |
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展望台からの眺望が素晴らしい!が、短い休憩の後すぐ頂上に向けて出発した。
昼食を頂上でなく 展望台に戻り取る事になっているからだ。
頂上には歩いて15分で着いた。当間山1016m登頂?。満足感に浸る。
山頂では写真だけ撮って 別ルートで展望台に戻った。 |
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リーダーの『昼食1時間?』という声が聞こえた。嬉しい! 楽山会1年生の私の記憶の中で、昼食1時間は初めての事。
ゆっくり昼食を終え、展望台に貼ってある地図で連らなる山々の名前を覚えた。
尾神山、米山、刈羽黒姫山、八石山、弥彦山、鋸山。ずうっと右手に八海山もすっきり見える。
下山は途中からブナ回廊を回って下さった。
まず驚いたのが、熊の木登り跡。30mはあるだろう太いブナの木に、くっきり残る熊の爪跡。かなり上まで続いている。
高い所まで登る熊に驚いた。そしてそんな木が何本も何本もある。熊はブナの実を食べ終わると枝を下に落とす。
その枝が沢山落ちている。たまたま不在の熊の生息地にいると思うと急に怖くなった。
乾いた落ち葉をカサカサ踏みながら歩き進むと、木に名前入りのプレートが掛かっている。
ここは子供達の学習の場かしら。オオバクロモジ、ミズナラ、コシアブラ・・。当間山を大切にする方達の気持ちに触れた。
下り進むと、陽に当たるブナの幹が白く輝いている。紅葉の美しい風景に又々、又ウットリ?。 |
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ブナ林に別れを告げると見晴らしの池に出た。良く整備された池の周りで休憩を取り トンボの池を見て駐車場に着いた。
朝と同様 リーダーの掛け声でストレッチをして バスに乗った。
コスモス達に見送られて、当間山山行は終った。
心と体の両方で秋山を堪能出来て、天気に、山に、一緒に登った皆様に、リーダー、会計さん、班長さん、SL、LLに感謝します。
有難うございました。 |
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