会山行紀行文 2014年
 10.17(金)
曇り後晴れ
(おおなぎやま)
大渚山
1566m
参加者 (紀行文) 1936 Y/M 
39名
(男性11名・女性28名) (写真)1936YM 2052MT
≪コースタイム≫
 新潟駅南口(6:10)=糸魚川IC=湯峠(10:10-10:25)…東峰(11:45)…西峰(12:00-12:55)…湯峠(14:00)=鎌池(14:20-15:00)
=道の駅小谷・深山温泉入浴(15:35-16:20)=糸魚川IC=新潟駅南口(19:25)
≪紀行文≫
                                〜〜〜素晴らしい紅葉を堪能〜〜〜
 今日は大勢の参加者のため、バス2台を連ねて山スキーで有名だという大渚山に向かいます。
 我が家を出る時は雨こそ降ってはいないものの雨模様で、道中は小雨が降っています。
 良いお天気なら素晴らしい紅葉を見ることが出来るはずで、天気予報では午後からは良くなりそうなので期待することにしました。

 「山なのに渚とは?」 バスの中でリーダーより、大渚山の名前の由来について「北面の薙ぎ(平らに)落ちる岩壁に、大渚沢が突き上げていることから、八百平の付近から眺められる岩壁に付けられた“ナギの山”が本義で、“大”は美称、“渚”は当て字と思われます」との説明がありました。また、東峰など崖になっているところは縄が張ってあるが、危険なので奥へ行かないようにとの注意がありました。

 現地に近づくにつれ雨もあがりましたが、曇り空では眺望は期待できそうもありません。
 雨飾山の分岐点を過ぎ、鎌池の入り口を通りすぎ湯峠に到着。
 ここは標高1,260メートル、大渚山の西峰の1,566メートルとの標高差は300メートルです。

 山頂までは1/5、2/5と言うように指標が出ていることからも、地元の皆さんに親しまれている山なのでしょう。
 2/5の指標の下に石仏を見つけました。
 黄色が主体の紅葉した樹林の中を、落ち葉を踏みしめながら登ります。思った以上に急登が続きます。
登山口です 2/5で小休止 2/5地点の石仏

 4/5を超えて東峰と西峰の分岐に来ました。まっすぐ行くと東峰です。この東峰が大渚山の最高点(1,570メートル・三等三角点)です。
 危ないので奥へ行かないようにとリーダーから注意がありました。東峰の三角点にタッチし、また分岐まで戻ります。
少し急な樹林帯を登ります 東峰と西峰の分岐点 東峰三角点

 ぬかるんだ道を西峰(1,566.3メートル・三等三角点)に向かって登って行くと、真っ直ぐの目の前に避難小屋を兼ねた展望台が目に入ってきました。その前に右手にある標柱に立ち寄り、それから展望台に登ります。
 綺麗に色づいています。 大渚山の山頂の標柱   次々と登ってきます、まず標柱へ。

 展望台からは360度の大パノラマです。あれが雨飾山、あれが高妻山かなと標識を見ながらぐるりと山を眺めます。
 お天気が良ければ北に雨飾山、北東に天狗原と金山、東に高妻山、乙妻山、南東に戸隠山、西に鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳などの北アルプスの主稜が見えるという素晴らしい眺望を望める展望台です。
 山頂は私達でけでした。あま広くない山頂ですがそれぞれが場所を確保して楽しい昼食休憩を摂りました。
避難小屋を兼ねた展望台 展望台から見た雨飾山 楽しい昼食

 昼食後、狭い山頂での集合写真は班単位で撮影しました。
 このころには青空が広がり良い天気になりました。
山頂での集合写真(1号車1班の皆さん) 山頂での集合写真(1号車2班の皆さん)
山頂での集合写真(2号車1班の皆さん) 山頂での集合写真(2号車2班の皆さん)

 集合写真を撮り終わると下山開始です。温かい陽が射してきて紅葉が綺麗に見えます。
 こんな急だったかしらと思いながら、ゆっくりと滑らないように気をつけて下ります。
陽が射して綺麗な紅葉を楽しみながら下山  崩壊した登山道は注意して下山

 思ったより早く登山口に戻りました。
 これからバスですぐ近くの鎌池に向かうのですが、泥道を歩いた汚れた靴ではバスに入ることができません。でも、鎌池ではまた登山靴に履きかえなければなりません。靴を脱いだり履いたりは大勢なので時間がかかるということで、リーダーが大きなビニール袋をみんなに配り、靴をビニール袋の中に入れて足首で縛りバスに乗りました。リーダーの細やかな心配りに感謝です。

 鎌池は一周が約2キロメートルで、ブナの原生林で囲まれた池は遊歩道が整備され紅葉が美しい池です。
 ちょうど紅葉が真っ盛りで、多くのカメラマンが撮影ポイントポイントにいます。青い空に映える紅葉を楽しみながら池を一周しました。

 帰りに道の駅小谷の深山温泉で汗を流してからの帰宅となりました。リーダーはじめご一緒した皆さんありがとうございました。
鎌池と紅葉 紅葉の鎌池と後方の大渚山