会山行紀行文 2014年
 10.03(金)〜04(土)
天気:下記記載
(だいぼさつれい)(きんぷさん)
大菩薩嶺・金峰山
  2057m   2599m
参加者 (紀行文) 2070 S/F 
20名
(男性8名・女性12名) (写真)2070S/F 1866S/T
≪コースタイム≫
【10月3日(金)】晴れ
新潟駅南口(6:00)=上日川峠(12:05−12:30)…福ちゃん荘(12:55)…雷岩(13:55)…大菩薩嶺(14:15-14:25)…雷岩…
大菩薩峠(15:00-15:10)…福ちゃん荘…上日川峠(15:55)=宿「宏池荘」(17:00 泊)
【10月4日(土)】曇り時々晴れ
宿「宏池荘」(6:00)=大弛峠(6:55-7:05)…朝日岳(8:05-8:20)…金峰山山頂(9:25−10:15)…朝日岳(11:25-11:35)…
大弛峠(12:30)=道の駅まきおか(13:50)=ほったらかしの湯(14:20-15:10)=新潟駅南口(21:00)
≪紀行文≫
                          〜〜〜素晴らしい景色を堪能した山歩きでした〜〜〜
【10月3日(金)】晴れ
 集合場所の新潟駅では小雨が降り「またか?」とリーダーの“雨次郎”はつぶやきました。
 何せ今年は雨で中止が重なり自身の呼び名も“晴太郎”から“雨次郎”に改名せざるを得ない状況が続いていたので尚更。
 しかし、関東地区に入ると暖かい陽が差し込み雨雲はどこかに消えてしましました。

 到着した登山口(上日川峠)は晴れあがり暖かい木漏れ日の中、昼食兼登山準備を済ませました。
 途中の福ちゃん山荘までは車道もあるのですが、木陰が涼しい樹林帯の登山道を進みました。
上日川峠で登山準備 リーダーからの説明と注意(1866) 登山開始(1866)

 登山道は若干のアップダウンはあるものの快適に歩けます。
 福ちゃん荘(リーダーとは縁もゆかりもありません)は広い庭があり休憩に最適で、見上げると今日歩く稜線がきれいに観えます。  
明るい樹林帯を登ります 福ちゃん荘に到着 今日歩く尾根が観えます

 樹林帯が切れ、やや勾配もきつくなってきますと稜線にある“雷岩”も近いです。

 時折振り返ると富士山がきれいに観えます。
 振り返りカメラを構えるとちょうど良い小休止のようなものです。

 急こう配の割には楽しく登り、先に雷岩が観えてきました。後少しです。

 到着した雷岩は、山頂(左方向)と大菩薩峠(右方向)の分岐路です。

 雷岩からの展望は素晴らしく、特に今回は富士山が裾野まで見せてくれました。
 幾度か来ていますがここまで観えてたのは初めてです。
樹林帯を抜けると後方に富士が もうすぐ雷岩です(1866) 雷岩から観る富士

 雷岩でしばし展望を楽しんだ後、山頂の大菩薩嶺 を目指しました。
 山頂は樹木覆われており、展望は望めません。
 集合写真を撮り、再び雷岩に戻り、大菩薩峠を目指した稜線歩きを楽しみました。
 稜線は穏やかな道もあればちょっとスリルを味わえる岩場もある楽しい登山道です。
雷岩を超え稜線歩きです 
大菩薩嶺山頂にて集合写真 こんな岩場もあります(1866)

 稜線からは終始富士山が綺麗な姿を見せ続けてくれました。 
 富士を眺めたり、時には歩いてきた道を振り返ったりしながら、賽の河原に到着。ここから大菩薩峠は直ぐです。
稜線から観る富士(1866) 稜線から雷岩を振り返ります 賽の河原と避難小屋(1866)

 賽の河原から小さなピークを超えると大菩薩峠の小屋が観え、間もなく到着です。
 小屋名物の “ミルクアイスキャディー(100円)”がとて美味しいです。
 ほとんどのメンバーが購入しキャンディー片手に集合写真に納まりました。
 下山路は登山道と言うより林道に近い穏やかで広い道を降ります。
 ファミリー登山などではこちらのコースを登られる方も多いと聞きます。
大菩薩峠到着(1866)
峠からは穏やかで広い道を下山(1866) 大菩薩峠にて集合写真

 下山後は、塩山温泉にある“宏池荘”へ。

 広池荘は偶然見つけた宿でしたが、ご無理をお願いし格安で泊めて頂きました。

 温泉も豊富で良いお宿でした。 
 
 
【10月4日(土)】曇り時々晴れ

 早朝目が覚めると、小雨の音、「えっ!今日の方が予報は良い筈なのに…」。
 それでも天気予報を信じ、小生を含めたメンバーの日頃の行いを信じ、迎えのタクシーで大弛峠を目指した。
 (大弛峠はバスは入れませんのでタクシーに乗り換えます)
 駐車場は既に満杯状態、各自登山準備をして今日の目的地“金峰山”を目指します。
 入口には分りやすい大きな道標が建っています。
 最初は少し急な登りが続きます。寝起きの身体には少々堪えます。
大弛峠の駐車場で準備 登山口の看板(迷うことはありません) いきなりの急登です(1866)

 少々キツイ登り、小さなピークを過ぎると朝日峠です。
 展望は有りませんがとても持ちの良い休憩場所です。
 ここから大きなピーク“朝日岳”までは一頑張りが必要です。
 登り切ると開けた展望の良い岩場に出ます。朝日岳直下の岩場です。
小さなピークを超えると朝日峠です。   一踏ん張りで展望の良い岩場到着

 休憩した岩場から少し上がった場所に朝日岳の山頂があります。
 展望に欠けますので集合写真だけ撮りました。(狭いので班別です)  
1班の皆さんとCL・LLです  2班の皆さんです  3班の皆さんです

 朝日岳からは急な下りが続き、メンバーが口々に「折角登ってきたのに…」と話しています。
 その気持ちが良く分る位に降りていきます。しかも足場が悪い。

 漸く降り切り樹林帯を進むと今は廃道になった“鉄山”を巻き道になり、その先から登りになります。
 登り切ると急に展望が開けた広場に出ます。
 今日は目線より下の雲が多いため遠望が効きません。
 それでも八ヶ岳や湯の丸高原などが観え、前方には目指す山頂が観えます。
  
 しばし、展望を楽しんだ後、極めて歩き辛いルート不鮮明な岩場を登り、微妙なバランスを保った岩のゲートを潜る金峰山山頂です。
 
朝日岳からの下り(ガスが覆いました) 
とても見晴の良い展望台に出ます(1866) 山頂を目指します(1866) この岩ゲートを出ると頂上です

 土曜日とあって狭い山頂大賑わい。
 山頂標と八ヶ岳、湯の丸高原をバックに班別の集合写真を撮りました。
 1班の皆さんとCL・LLです  2班の皆さんです  3班の皆さんです

 昼食休憩は広い“五丈岩”の袂でとることにしました。
 冷たい風が通り抜けていましたので風が避けられる場所を探して昼食休憩としました。
 昼食後はそれぞれが五丈岩をバックに写真を撮りあっていました。
名物“五丈岩”です 風を避け五丈岩の下で昼食 昼食後、五丈岩で少し遊びました

 名残惜しいですが、下山時刻になりましたので五丈岩の前で集合写真。
 下山開始暫くは極めて悪い足元に注意しながら歩きますが、やがて歩きやすい登山道に出ます。
 後は登山口の大弛峠を目指しましたが、メンバーの余裕なのか、すれ違う若者のグループと声を掛けあったりと賑やかに降りました。
下山開始(山頂付近は足元注意)
五丈岩の前で集合写真(後方五丈岩では若者が果敢にチャレンジしています) 下山開始(歩きやすくなりました)

 無事に下山した後は迎えのタクシーで、バスとの待ち合わせ場所(道の駅まきおか)まで向かい、そこから有名な”ほったらかしの湯”に向かいました。

 この温泉からは甲府盆地や富士山が望めるはずだったのですが雲がかかり叶いませんでした。

 風呂を楽しんだ後、一路新潟へ。略計画通りに新潟駅に到着し今会山行を終えることが出来ました。
 参加者各位に感謝する次第です。
こんな景色が見えた筈…