直ぐ左に川の音が聞こえ一本橋を渡り林道と別れ少し進んだ所に平ヶ岳への標柱が有り此処より暗い樹林帯をヘッデンの明かりを頼りに登ります。
少し登り休憩、汗が出て来たので1枚脱ぎます。
少し周りが明るくなった頃より痩せ尾根やロープや木につかまりながらの急登りが始まります。
左側には山の姿で直ぐ分る燧ヶ岳が見えた頃痩せ尾根で休憩ヘッデンを外します。
前坂を越え下台倉山を目指します。 |
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清四郎小屋 |
朝の4時登山口 |
前坂 |
痩せ尾根やロープのさがった岩場を木につかまったりと下山の時は大変だろうと思いながら慎重に登ります。
下台倉山に着き燧ヶ岳を見ながら朝食タイム、何人かの男の登山者が登って行きました。
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下台倉山への痩せ尾根 |
下山が怖い登り |
下山が怖い登り2 |
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燧ヶ岳 |
燧ヶ岳を眺めながら朝食タイム |
へつり道 |
此処より黒桧(クロベ)の大木や雑木林の中や尾根歩きの緩いアップダウンを繰り返し台倉山を過ぎ木道を歩き台倉清水で休憩、清水までは下りて見ませんでした。 |
此処からも木道や緩いアップダウンを繰り返し白沢清水で休憩、清水は水溜りの泥の中より湧いて居る様で泥が入らないように上水を汲んで飲みました。冷たくておいしかったです。
此処より緩やかに登り最後の急登、池ノ岳を目指します。
途中の登りから平ヶ岳を眺めながらの登りで山頂の岩場に着きました。
此処より木道歩きで姫ノ池に出ました。
池塘の綺麗な所で目の前に穏やかな山容の平ヶ岳が見えます。
此処より玉子石を目指します。 |
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平ヶ岳 |
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白沢清水 休憩 |
池ノ岳への登り |
玉子石を目指して |
玉子石の所で集合写真を撮り水場で水を補給昼食タイム、この付近で団体さんその他大勢の人に会いました。
皆簡単に来れる宮様コースから来るのでしょう。 |
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昼ご飯が終わり山頂を目指す準備をしている頃少し雨が降り出しましたが未だ小降りなので雨具無しで歩き出しました。
オオシラビソの林(ツガの廊下)まで来時雨足も強く成ったので全員雨具を着け山頂を目指します。
雨の為楽しみにしていた山頂からの眺望も得られず集合写真の後直ぐ山頂を後にしました。
姫ノ池の分岐まで下山した頃雨も止んだので雨具の上だけ脱ぎ姫ノ池で休憩、山頂はガスって居て見えずこれが最後となる池塘群を眺め、遠く雷鳴も聞こえるので下山する事に成りました。 |
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玉子石 |
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池塘と花 |
姫ノ池 |
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玉子石近くで集合写真(後方が玉子石) |
平ヶ岳山頂にて集合写真 |
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白沢清水で休憩雨具を脱ぎ水を補給。
台倉清水手前で又雨、雨具を着けた後休憩。台倉山で雨具の上を脱ぐ、雨具の下は登山口まで着けたまま。
下台倉山迄何度か休憩、私を初め皆さん疲労の色は隠せません。下台倉山で休憩して居ると大きな荷物の若者3人が登って来る。
姫ノ池近くでテント泊するそうですがもう午後4時、池までは厳しいでしょう。
我々も此処からの下りが今日の山行の難所、岩場はロープや木につかまり1人ずつ慎重に下ります。
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時間は掛かりますが安全第一、危険個所はストックを下に投げ先行者から足場の位置を教えて貰い安全に下ります。又痩せ尾根も延々と続づくのでバランスを崩さない様慎重に下りました。 |
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雨具を来たり脱いだりしながら下山 |
日暮れが近い、疲れた身体で慎重に歩く |
夕闇が迫りタイムリミットぎりぎりで登山口に着きました。
その後冷やしてあったスイカを頂き疲れた身体に美味しかった事。
清四郎小屋の露天風呂に入り汗を流し長い長い一日が終わりました。
全行程時間14時間25分、痩せ尾根の急登、雨に降られ、池塘には綺麗な花も咲いていましたがゆっくりと写真を撮る時間も無く、又下台倉山からの痩せ尾根の急下りと大変な山行でした。
山行を計画してくれたリーダー、冷えたスイカを用意してくれたサブリーダー、ラストリーダー、会計さん、参加者の皆さん有難う御座いました。
良い古希の思い出になった山行でした。 (おわり) |
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平ケ岳軌跡 |