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深い霧の中をゴンドラで |
乾いた木道の上を進む |
少しだが青空も見える |
心配は安達太良山特有の強い風だった。すれ違う登山者に山頂の様子を聞くと、風はないと。
木道はやがて石のゴロゴロしたガレ場になった。この道も濡れてなく歩きやすい。
やがて山頂の乳首が見えてきた。 |
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石のゴロゴロしたガレ場を登る |
山頂が見えてきた |
さあ、もうすぐ山頂ですよ。 |
休憩を二回ほど取ったが1時間と少しで山頂に到着した。
みんなを待って希望者のみ乳首に登る。ほとんどの人が奇怪な岩を登りきった。 |
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乳首の上で |
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山頂を背に進む |
山頂での集合写真 |
時間も早く、雨の降る様子もない。少し寄り道だが沼の平に寄ってみようと。
その幻想的な火口を上から見てくろがね小屋まで石のゴロゴロした道を下る。
ちょうど12時にくろがね小屋に着いた。雨の降る様子もなく小屋の外で景色を見ながらの昼食、ゆっくりと40分の大休憩だった。 |
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沼の平 |
沼の平からの下り |
くろがね小屋 |
そこから登山口まではジープも通れる馬車道、途中から登山道もあるがこの日は雨の後の悪路、一時登山道にも挑戦したが、すぐに馬車道に戻った。
ゆるく下っている馬車道をゆっくりペースで歩く。そして登山口に到着したときに雨がパラパラ降り始めた。
なんという幸運、普段の行いのいいメンバーが揃うと雨の予報も晴れに変えてしまう。
こうして涼しい夏山登山がみんな満足のうちに終わったのでした。
下山後お昼に山頂に着いた人が言っていたそうです。
お昼には山頂は一面ガスに包まれて視界不能だったと、実に強運に恵まれた山行だったのでした。 |
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ガスの立ち込める登山口に到着 |
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登山道で出逢えた花々 |
約束通り、新潟で心配していた会長に電話を入れた。「全員無事下山しました。天気も良かったです。山頂の風もなくみんな満足でしたよ。やはりメンバーがいいと天気もよくなってくれるものですね。」
最後に参加者の皆様、大変御苦労様でした。
聞くところによると多くのメンバーが前の晩、山行中止の電話を今か今かと待ち、寝不足のうちに夜を明かしたと、そして土砂降りの雨の降る新潟駅まで半信半疑で集合したと、でも天気の神様は決して晴れ男、晴れ女を見放してはいませんでした。
楽しい山行、ありがとうございました。また、どこかの山でお会いしましょう。 |