会山行紀行文 2014年
 07.31(木)
天気は本文にて
(きそこまがだけ)
木曽駒ヶ岳
2956m
参加者 (紀行文) 2027 I/M 
27名
(男性6名・女性21名) (写真) 2027 I/M
≪コースタイム≫
≪7月31日(木)≫
   新潟駅南口(6;02)=駒ヶ根IC(10:25)=菅ノ台P(10:30-10:40)=しらび平(11:10)≒千畳敷(11:40-12:10昼食)…八丁坂下…
   乗越浄土(13:25-13:30)…分岐ケルン(13:40)…中岳(13:50)…木曽駒ヶ岳(14:30-14:45)…頂上木曽小屋(15:00)
≪8月1日(金)≫
   小屋…御来迎(4:30-5:00 木曽駒山頂往復)…朝食(5:30-6:30)…巻道…鞍部…中岳(7:10-7:25)…乗越浄土(7:55)…
   千畳敷(8:35-10:00)≒しらび平=菅の台(10:45-10:55)=こぶしの湯(11:10-13:00入浴、昼飯)=駒ヶ根IC=新潟南口(17:40)
≪紀行文≫
                  〜〜〜憧れの木曽駒ヶ岳、雲海の八ヶ岳連山からの御来光に感動〜〜〜
≪7月31日(木)晴れ≫
 中央アルプス最高峰、木曽駒ヶ岳(2956m)。7月31日早朝6時27人と期待を乗せてバスは新潟を定刻出発。
 道中、車内でリーダーの日程の説明、天気予報、駒ヶ岳の過去の山岳事故、特に1913年、大正2年8月26日、箕輪中学の集団登山事故、新田次郎原作「聖職の碑」など話され、又車窓からの山々の説明、安全登山の為の注意、長年の経験からの実感でお話し戴き有意義に、又楽しく拝聴いたしました。

 バスは計画通りに菅ノ台Pに着き段取りよく、すぐに団体バスに。ゴンドラも間をおかず乗りこみ。千畳敷着(2645M)。
 夏休みとあって学生、子供連れなどで混雑。集合場所を決めて昼食。
 正面の宝剣岳(2931M)は霧で見え隠れ。どうやら雨の心配はなさそう。
 駒ヶ岳神社に安全祈願をし、班ごとに出発記念の集合写真。カール内を北上。早速チングルマの群生が綺麗にお出迎え。
菅ノ台駐車場で乗り換え  
千畳敷カールより乗越浄土をバックに  千畳敷駒ヶ岳神社前にて安全登山を祈念

 やがてジグザグに高度を上げて行く、八丁坂あたりから見事なお花畑。足元は大小の花崗岩で滑らないので助かる。
 整備はしてあるが大勢のすれ違い。「こんにちわ〜」の声があちこちで。
 湿度が低いのと雲であまり汗は流れない。リーダーの「ゆっくり〜ゆっくり〜」の声。

 オットセイ岩を左にみて難所を越え、やがて乗越浄土(2866M)。ここから広大な稜線歩き。爽やかな風、気持がいい。
 左手に鮮やかなコマクサ。又岩の間から小さい花々。

 砂礫の道を緩やかに登り、2900Mの高度と天気で、皆、少し高山病。
 後ろの方から「深呼吸して」と大きな声掛け。どうにか中岳(2925M)に。振り返ると乗越浄土から宝剣岳が、眺めがいい。
八丁坂の急登です  中岳山頂にて一息 中岳から山頂に向かう

 木曽駒ヶ岳も間近に。中岳からいったん下り、鞍部へ。「ゆっくり〜ゆっくり〜」リーダーの声。

 道々の草花々に元気をもらい、山頂だ〜(2956M)。残念ながら少しガスで眺望きかず。神社が2社に柏手。全員で記念写真。

 早めに頂上木曽小屋に到着。宿の夕食は赤ワインで乾杯。主人自慢のカレーは皆さん美味しいとご満足。
 リーダーから明日予定をお聞きし、早めの床に。夕刻、大つぶの雨が窓をたたく。女性群は何やら楽しい話し合い??。
 明日は旧暦の七夕。夜中に星でも、と思いましたが見忘れた。
木曽駒ヶ岳山頂での集合写真 頂上木曽小屋で「かんぱ〜い」
 
≪8月1日(金)晴れ≫
 早朝、4時、外に出ると風もなくそんなに寒くない。気温は8度位。雲海の上に遠く山々。
 24年8月末に登頂した御嶽山(3062M)が目の前に。
 眺望最高。希望者のみと、夕べ聞いたが全員集合。

 さあ山頂へ(4:30)。日の出少し前に山頂到着。

 早速リーダー、雲海上の山波を説明。
 北アルプスの槍、穂高等、南アルプス連峰、八ヶ岳連峰など三百六十度の大パノラマ。

 しばらくして4時53分、遠く八ヶ岳連峰の上から赤み帯びた光を放ち、徐々に、徐々に、赤く輝き始め、皆で、万歳〜万歳〜、と感動の一瞬。
 皆の顔も赤く染まり、最高のご来光でした。  
「最高!」感動の御来光
御来光が顔を染めていく 御来光の光を受けて ばんざい〜  御嶽山も雲海に浮かびます

 大満足で小屋に帰り朝食。美味しい。リーダー「塩分沢山取ってください、沢山食べて下さい」の掛け声。
 昨夜はやはり満天の星空の話あり。宿の御主人のお見送りを戴き、元気に巻き道を下山(気温9度湿度38%)爽やかに。

 途中お花畑を楽しみながらゆっくり下山。千畳敷カールを散策。今年は雪が多くあちこちに残雪有。
乗越浄土から千畳敷カールに降りる
千畳敷カールのお花畑 全員無事に下山し千畳敷カールにて集合写真

 下山後、こぶしの湯でゆっくり、湯と昼食。山の天気予報では雨、風も、と覚悟していましたが最高の天気、事故も無く楽しい山行でした。
 リーダーにあらためて感謝申し上げますと共に会計、班長、SL,そして皆さんに心より感謝申し上げます。お世話になりました。
今回の山旅で出逢えた

“華麗な花々”