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テレキャビン前で準備(雨着はいらない) |
テレキャビン乗り場からの景観 |
テレキャビンを降り展望リフトに向かう |
展望リフトの降り場(地蔵の頭直下)に到着。しかし、その頃から雨足が強くなり、全員雨着着用となった。
今回は天候のこともあり山頂を目指すグループと高原散策グループと分かれて行動することになった。
いずれにしても地蔵の頭迄全員が上がり集合写真を撮ることになった。
リフト降り場から地蔵の頭までは10分程度登りだが、雨を受けての登りは気が滅入るも、登山道わき咲く花々には助けられる。
「リフト降り 山一面の 白しょうま」 「雨ときて しもつけの花 紅を増し」 |
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展望リフトで地蔵の頭直下に向かう |
雨の中を地蔵の頭を目指して |
地蔵の頭の斜面に咲く花々 |
到着した“地蔵の頭”(1676m)は本来360度の素晴らしい展望が待っている筈なのだが…、残念ながら今日は何も見えない。
10日程前に来たときは白馬三山の展望に感動したのに…残念。
ここで、登山組と展望散策組と分かれるため集合写真を撮ることになった。
幸いなことに集合写真が撮れたので安堵。(雨足によっては集合写真どころでなくなる)
集合写真の後、其々のグループに分かれて出発となった。 |
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本来ならばこのような展望が |
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地蔵の頭にて(1班と2班の皆さん) |
地蔵の頭にて(3班と4班、高原散策組の皆さん) |
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地蔵の頭を出発し、低木帯で木製の階段が続く登山道を進むと“見返り坂”(1740m)に到着する。見返り坂で休憩をしていると濃い雲の中に一瞬だけ地蔵の頭が顔を出した。
見返り坂からも階段利用で高度を稼いでいくも相変わらず小雨が続く、ただ登山道の両脇にはゴゼンタチバナを中心に美しく可憐な花が目立つようになってきて、時折足を止め写真撮影をしながら愛でるようになってきた。
「雨上がり ごぜんたちばな 白極む」
やがて“一ノ背髪”(1892m)に到着、ここも素晴らしい展望が待っているはずなのだが残念。
雨で地面も濡れ、腰を下ろすこともリュックを下ろすことも出来ないが、目るはずもない景色を想いながら立ち休憩となった。 |
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ゴゼンタチバナを中心にが沢山咲いていた |
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低木帯の登山道を登る |
見返り坂から一瞬見えた地蔵の頭 |
一ノ背髪に到着 |
一ノ背髪からも階段状の登りが“二ノ背髪”(1950m)まで続くが、二ノ背髪を過ぎると緩やかな開けた尾根歩きが楽しめる。
この尾根からは“唐松岳”“五竜岳”“鹿島槍ヶ岳”の大パノラマが楽しめるのだが…またもや残念。
(右写真は10日ほど前に観えた展望、中央残雪の上が五竜山荘)
「唐松も 五竜もかくし 夏の霧」
この尾根までくると、小遠見山山頂は近い。
雲が無ければいく手前方に山頂が見えるのだが…。 |
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一ノ背髪を後にし二ノ背髪に向かう |
狭いピーク“二ノ背髪”で立ち休憩 |
二ノ背髪からは緩やかな尾根歩き |
尾根道が突き当たると道が分かれ右に行くと五竜岳、左に行くと小遠見山(約100m)となる。
“小遠見山山頂”(2007m)も期待した360度展望どころか周辺まで何も見えない。
「汗しとど 雨の階(きぎはし) 登り切る」
小雨状態なので何とか昼食休憩を摂るも、昼食半ばで大雨、急いで撤収し何とか集合写真を撮り下山となった。
「戻り梅雨 峰の昼餉の 味深し」 |
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五竜岳への分岐点、小遠見迄後100m。 |
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小遠見山山頂、生憎何も見えない |
雨の中、ここまで頑張ったメンバーの集合写真(拍手!) |
山頂を後にし、地蔵沼へ。沼手前からニッコウキスゲノの群落が目立つようになってきた。
「下山道 雨に黄菅の 花明り」
やがて広いゲレンデの上に出るとその先から高山植物園となる。
「雨の止み 夏蝶よぎる 下山道」
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この植物園は今の季節コマクサを中心に様々な花が咲いていてカメラマンにとってはたまらない撮影スポットと言える。
そして、何故か自然園の中間あたりに“白馬五竜岳”の標柱が立つピークがある。(観光客用なのか)
小雨の中、様々な花を楽しみながら待ち合わせ場所のアルプス平が間近に迫り珍しい“青い芥子”を楽しんでいた時、突然大粒の雨。
後5分待ってくれれば良いのにと思いながら全員無事集合。
「花片の雨にふるえし 青い芥子」 |
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地蔵沼への分岐点 |
地蔵沼から高山植物園に向かう |
登山道脇にはニッコウキスゲが |
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何故か植物園の中間に“白馬五竜岳(1560m)”の小さなピークがある |
雨足が強くなり下山を急ぐ |
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地蔵沼の自然遊歩道から高山植物園経由アルプス平に至間で出逢えた花々の一部(他に沢山あり) |
テレキャビンを乗り下山し、近くの“十郎の湯”へ。雨に濡れ、疲れた身体には最高の湯だった。
メンバーから「リベンジですね」と励まされ定刻に新潟に戻った。
雨の中頑張ったメンバーや助けて頂いた、SL、LL、班長、会計さんに感謝の一日でした。
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