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天塩登山口 |
解りやすい道標 |
沢を行ったり来たり |
ゴセンタチバナ、マイヅルソウに慰められ森林限界を過ぎ、展望が開けると漸く息が出来る心地になる。
しかし前天塩山頂へのガレ場の急登が待っていた。只々黙々と一歩一歩。
万歳!前天塩山頂に到着!周辺には白骨化したハイマツの枯れ枝が見えるが、眼前には天塩岳。 |
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急登を行く |
前天塩のガレバ急登が続く |
前天塩山頂 |
エゾツツジ、イワギキョウ、コマクサ等色とりどりの花が咲き競っている道を一路天塩岳の山頂を目指す。
ガレキの山頂からは、360度の展望だが、大雪山は少し霞んで見える。 |
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前天塩と天塩の鞍部 お花畑 |
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前天塩と天塩の鞍部 お花畑 |
天塩山頂で集合写真 |
下山路の円山あたりから振り返るとピラミッドの形をした天塩岳と前天塩岳への急な登山道も見える。
あんなにきつい傾斜を登ったのかーと感心する。
ダケカンバの林を過ぎ登山口に戻る。 |
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立派な天塩避難小屋 |
避難小屋よりピラミダルな天塩 |
新道と旧道の分岐 |
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≪7月15日(火)【赤岳(2078m)】天候:曇り一時小雨≫
登山口から少し登ると雪渓が出てくるが、そんなに凍っていないのでアイゼン無しで歩ける。
昨日と違い涼しい。暑さの中を歩くのと涼しさの中を歩くのとでは、こんなにも体力的に違うのだと改めて思う。
広いこまくさ平では、こまくさ、エゾツツジ、エゾコザクラ等沢山の種類の花!一面にこまくさが咲いているのを見て驚く。
急な雪渓を慎重に歩く。今日は水を殆ど飲まない。 |
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銀泉台の雪渓を行く |
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次々とお花が出てくる。チングルマ |
イワブクロ |
エゾツツジ |
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コマクサ |
第3雪渓 |
エゾツガザクラ |
赤岳山頂の手前から風が強くなり、山頂では大きい岩の陰で風をよけるが寒い。雲の流れが早い。
白雲岳への稜線は黒い雲で覆われている。
強風の中の稜線歩きを止め下山するとのリーダーの判断で、早々に往路を下山。
途中 白雲岳方面から稜線を歩いて来た男性二人から「重いザックを背負っていても身体が風に吹かれて斜めになりようやく歩いて来た」と聞き「稜線歩きを止めたのは正しかった」とリーダーは安堵。
こまくさ平を見下ろすと一面花で赤くなっている。
下山では沢山の人達とすれ違う。車の関係でどうしても稜線を歩き大雪高原山荘方面に行かなければーと話していた人もいたが大丈夫なのだろうかと心配になる。
風の全く無い登山道を花々を愛でながら銀泉台に到着。 |
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キバナシャクナゲ |
エゾコザクラ |
稜線に出ると強風 |
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稜線もお花畑が続く |
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赤岳山頂で集合写真 |
ツガザクラ |
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≪7月16日(水)【ニセイカウシュッペ山(1883m)】天候:曇り時々晴れ≫
樹木に覆われた傾斜の緩い道を足元のキンバイ、チシマフウロ、ウサギギク、ミヤマチドリ等の花々を見ながら歩き、展望台に着く。
表大雪の山が目の前に広がり、反対方向にはアイヌ語で断崖絶壁の上にある山という意味だそうだが、只々なだらかなニセイカウシュッペ山が望まれる。
前方には大槍が聳えているが登山道はその基部なので一安心する。
チングルマ、キンバイ、ハクサンイチゲが斜面いっぱいに咲き誇っている。
急坂を登り稜線に出てホッとする。 |
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ニセイカウシュッペ山登山口 |
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登り始めは平坦な登山道が続く |
平らな道が終わると展望台に出る |
展望台から観る大雪山 |
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なだらかなニセイカウシュッペ山の裾野 |
お花畑を行く |
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お花畑を行く |
お花畑の向こうに大雪山 |
稜線もお花が一杯 |
アオノツガザクラ、ハクサンチドリ等が咲いているお花畑を過ぎ山頂到着。まさに大雪山の展望台!、北には一昨日登った天塩岳、東には昨年登った平山が手の届きそうな所に見え、感激する。
のんびり山々を眺め下山開始。 |
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お花畑 |
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お花畑 |
ニセイカウシュッペ山山頂で集合写真、後ろは大雪の山々 |
蚊取り線香を持参された方々のお陰で虫にもさされず、楽しい山行だった。
来年も来られるかな? 等と考えながら駐車場に向かった。
リーダーは台風の接近で山行が延期されたり等大変なご苦労があつたと思われます。
お陰様で楽しい山行が出来ました。
有難うございました。 |
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船旅も楽し |