会山行紀行文 2014年
 07.12(土)〜13(日)
 曇り   薄曇り
(はちまんたい)
八幡平・岩手山
1613m 2038m
参加者 (紀行文) 2097 T/Y 
20名
(男性8名・女性12名) (写真) 2097 T/Y
*八幡平編と岩手山編の2回に分けて掲載します*
≪コースタイム≫ (7/12)
新潟駅南口(6:05)=新潟中央IC=安田IC=(磐越・東北道)=松尾八幡平IC=見返峠駐車場(12:45-12:55) …八幡平登山口(13:05)…八幡平山頂(13:30) …源太森(14:07)…黒谷地湿原入口((15:24)=いこいの村岩手(宿泊)
≪紀行文≫

 週の初めから、岩手山周辺に巨大台風が近づくという状況で、実施するか迷ったが、週半ばで山行日には通り過ぎていくような情報なので実施に踏み切った。八幡平も岩手山頂上も風が強い場所なので台風の吹き返しの風が強いと心配なところもあったが。
 今回は、高山植物のベストシーズンに八幡平・岩手山に連れて行きたいと考えていた。
 八幡平の登山口では曇りで風が強かったが、八幡沼からの湿原は窪地であったため風が弱く、湿原の高山植物を堪能した。
 八幡平登山口到着時間が予定より早かったのでコースを替え、予定コースの鏡沼-めがね沼-ガマ沼-八幡平山頂-八幡沼-八幡沼湿原周遊に加え八幡平全域・岩手山など周辺の山々が見渡せる展望の良い源太森(山)、そして黒谷地湿原を回った。
 時々、霧が晴れ渡ったときは、雄大な八幡平・八幡沼が見渡せた。
 岩手山も高山植物の女王「コマクサ」の群生を見ていただきたいと考えていた。
 朝5時前に登山開始、薄曇りで涼しい。
 前日に岩手山は良い天気だと熱中症になりやすいので水を多く持参するようお願いしたが、要らぬ心配だった。
 富士山型の雄大・秀麗な山容から、南部片富士の別名で親しまれているが、焼走り登山口は樹林帯で最初の登りは緩やかではあるが、少しずつ高度を上げていくので、後半はかなり急できつくなってくる。
 途中、第2噴出口跡とツルハシ分れの間で、見事なまたかわいいコマクサを堪能し、やはり風の強い岩手山(薬師岳)到着。
 新道経由で馬返登山口に下山した。

                 〜八幡平は高山植物のベストシーズン見事に綺麗な花が咲いていました〜

【1日目】「百名山」の八幡平(はちまんたい)(1613m)

 新潟駅から20名を乗せた小型バスは新潟駅6時過ぎ出発、高速の磐越道に乗り、新潟から福島では曇り。宮城県に入り快晴になった。
 松尾八幡平ICを降り、暫く晴れていたが八幡平登山口より150m下の見返峠無料駐車場に到着するころは雲の中に入り、霧で周囲は見渡せない。
 今日登る山は八幡平。奥羽山脈北部の山群。岩手県と秋田県にほぼ等面積で広がる。
 八幡平の広い高原上のあちこちに様々な形の火山起源の小さなピークがそびえ、その間に無数の沼や湿原が点在する。
 美ヶ原と並んでのんびり歩くのが楽しい高原ということで、アスピーテライン頂上有料駐車場から山頂を通って、頂上駐車場へ戻る約1時間のコースが一般的で今回予定したコースである。

 岩手山のような独立した山ではなく、いくつかの山群をまとめて八幡平と呼び、平と名前についてる通り、山頂一体の地形は緩やかに形成されているのが特徴で、八ヶ岳の美ヶ原のような感じだろうか。

 見返峠駐車場に到着(12:45)。予定より2時間早く到着したので、バスの中で説明した予定コースを変え、黒谷地湿原入口へ降りるコースとした。標高1500mあたりの駐車場なので、外に出ると少し肌寒い。
 準備をしてアスピーテライン頂上有料駐車場でトイレ、秋田県と岩手県の県境の標識の脇の八幡平登山口から登山開始(13:05)。
見返峠無料駐車場で登山準備 風が強かった
アスピーテライン頂上有料駐車場
正面の中央に登山道入り口と
秋田県と岩手県の県境の標識
登山開始、登山道は平らな石畳
ここから左へ行くと20分で八幡平頂上へ 八幡平頂上で集合写真、展望台は解体してあり工事現場のようだ
八幡沼展望台からは見れなかったが湿原へ下山中に霧が晴れ八幡沼が広がる。
広大な景色が素晴らしい
広大な八幡沼湿原に木道が伸び、
ワタスゲ・チングルマなどが群生する。 
八幡沼湿原に木道で高山植物に感動
池塘も点在する ワタスゲの群生 源太森(山)登り口
展望がよい源太森から
八幡平が全て見渡せる
源太森から八幡平の反対側の展望 源太森から黒谷地湿原までの
歩きやすい木道
黒谷地湿原の展望台で休憩 黒谷地湿原  黒谷地湿原展望台を出発して
黒谷地湿原入口へ
熊の泉でのどを潤す 黒谷地湿原入口に到着 池塘と可憐な花
八幡平山系で出逢えた可憐な花々  
「岩手山(7/13)」紀行文は
右の写真をクリックしてください