ただ、標高差1000mは決して楽ではないと思いました。
新潟駅を定刻に出発し、関温泉のスキー場の下に到着。
空は明るいものの薄い雲が覆っていました、「雨だけは降らないで」と願うのみ。
メンバーは手慣れた様子で準備完了。ゲレンデ内の緩やかな道を登り始めました。
広いゲレンデの斜面に入ると少し傾斜が出てきましたが、ほぼまっすぐ登れる程度。
やがて急な斜面になると、道は九十九折になっており、雑草の丈も高く、ニガナの黄色い花が目立つレベルで、足元の見辛いところもありました。
ゲレンデを上がり切ったところに「関温泉口」と書かれた標柱があり、ここが登山口?。 |
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関温泉スキー場で準備 |
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ゲレンデに向かって歩き始めます |
広い緩やかなゲレンデを登っていきます |
急なゲレンデを九十九折りに登ります |
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ゲレンデ最上部の登山口 |
ゲレンデから関温泉口までの間で出逢えた花々 |
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関温泉口からしばらくは穏やかな歩き易い登山道を進みますが、徐々に道幅が狭くなったり、傾いたり、根っこが出たりと歩き辛くなってきますので、足元ばかり見て歩きました。
時折見上げると新緑が美しい樹林帯だなあと改め思いました。
ただ、このころから可憐な花々(ギンリョウソウ、ツバメオモト、イワカガミ等)が目立つようになり、種類も多くなってきました。 |
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始めは穏やかな樹林帯 |
徐々に狭くなる登山道 |
それでもこの辺りまでは穏やかな登山道 |
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関温泉口から大ブナ林までの間で出逢えた花々の一部(徐々に花が多くなってきました) |
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大ブナ林の標柱が付けてあるブナも立派なブナで、標柱が表すように淡い緑が美しいブナ林が続きます。
しかし、登山道はますます傾斜がきつくなり、そして狭い。行きかう場所にも困るほどで、休憩を取る場合も斜面に一列でとる具合です。
狭い登山道ですが足元には鮮やかな可憐な花(ツマトリソウ、サンカヨウ、イワハゼ等々)が咲いています。シラネアオイも徐々に増えてきました。
やがて“八方睨”の標柱地点に到着、「山頂まで800m」と書かれています。もう少しです。 |
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美しいブナ林だが、傾斜がきつくなる |
狭く傾斜が続く登山道での休憩風景 |
“八方睨”山頂まで後わずか? |
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大ブナ林から八方睨までの間で出逢えた花々(シラネアオイが目立つようになってきた) |
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八方睨を過ぎますと、岩場があったりでややタフな登りが繰り返され、メンバーからの「もうすぐ、ガンバレ!」の声が聞こえてきます。
登山道の左右にシラネアオイの群生で歓声を上げると、山頂は間近です。
(その他、ヤマザクラやミヤマキンバイ等の花も沢山咲いていました)
あまり広くない山頂で昼食タイムです。最初居た他の登山者が徐々に居なくなり山頂は楽山会貸し切り状態です。
食事中に歓声が上がりました。雲が一瞬切れ“妙高山”が顔を見せてくれたからです。
でもすぐ姿を隠してしまいました。
昼食後は2組に分かれて集合写真に納まりました。 |
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神奈山山頂到着 |
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山頂直下のシラネアオイの群生 |
山頂での昼食休憩 |
一瞬だけ山頂より妙高山が望めた |
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山頂での集合写真(1班と2班のみなさん) |
山頂での集合写真(3班と4班のみなさん) |
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八方睨から山頂までで出逢えた花々、特に“シラネアオイ”が目立って多かった |
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昼食後は下山開始です。
登ってきた厳しい登山道を考えますと慎重に降りる必要があります。
滑りやすいトラバース的な道も声を掛けあい全員無事に関温泉口に下山することが出来ました。 |
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元気よく下山開始「気を付けて降りよう」 |
大ブナ林通過でやや安心 |
狭い道が続くので要注意 |
関温泉口からゲレンデをのんびりと降りていると、ポツリポツリと肌にあたってきました。
途端にメンバーの歩みが早くなり、待機して頂いたバスに到着するや否や急いで帰り支度。
関温泉の日帰り入浴を頂くころには雨となりました 。ラッキーです。
関温泉は“源泉かけ流し”で高温。旅館のお風呂が小さいので男女別々の旅館に入浴をお願いされたようです。「気配り、目配り、思いやり」のTリーダーの下調べの成果です。
帰りのバスはTリーダーの素晴らしい口笛はじめ、和やかな雰囲気で一路新潟を目指しました。
ありがとうございました。 |
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雨が降ってきたので帰り支度を急ぐ |
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