会山行紀行文 2014年
 05.24(土)
晴れ
(むしくらやま)
虫倉山
1378m
参加者 (紀行文) 2204 E/H 
26名 (写真) 1507 N/O
(男性7名・女性19名) (俳句)  557 T/K
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=長野IC(8:50)=不動滝P(9:50-10:00)…稜線東屋(11:10)…山頂(11:35-12:40)…不動滝P(14:00)=「やきもち屋」入浴(14:30-15:20)=長野IC=新潟駅南口(18:50)
≪紀行文≫
                            〜〜〜晴天に恵まれ360度の展望です〜〜〜

 虫倉山?名山が連なる長野ではちょっとマイナーかもしれませんが、山姥伝説で知られる中条地区の代表的山です。
 マイナーな分自然がいっぱいで、田植えが終わった美しい棚田や水車もあり、山頂からの展望が良く、視界が良ければ長野県中の山を見渡せるそうです。
 虫倉山は登山コースが7つほどありますが、今回はコース整備の点や、登山時間、途中の景色素晴らしい不動滝コースを歩くことにしました。

 さて、私たちを乗せたバスは、ドライバー泣かせの急カーブ、狭〜〜い道もなんのその。
 どんどん進み山麓には家々が点在し、まるで、箱庭のような景色が広がり、木立ちの間からは遥か遠方に、真っ白い山々。
 その手前に新緑も鮮やかな山がくっきりと連なり、このままドライブでも・・・と、一瞬頭をよぎりました。(リーダーごめんなさい!)

 登山口の“不動の滝”駐車場に到着しました。
 身支度を整え、いざ〜〜!!
 3グループに別れ。リーダーを先頭に、1班から登り始めました。

 先ずは登山口近くの不動滝見学です。登山口はここから先少し進んだところにあります。


    【食べ頃の 蕗あるひろば 山仕度】

登山口近くの不動滝 綺麗なトイレ 此処から登山道

 最初はやや急な登りが続きましたが、沢の音を聞きながら、汗を拭き拭きです。

    【峠路の 小さき山里 新樹かげ】

    【山椒魚 住む谷沿ひの 登山道】
やや急な登山道左側に渓流の音を聞きながら登ります。 実際には山椒魚は見えませんが

 堰堤の右側を上がると次は鎖場です。僅かな長さですが慎重に登ります。

    【鎖場を 過ぎ谷音に 歩を合せ】

 登山道の脇にはリンドウやラショウモンカズラ、イワカガミ等の可憐な花がチラホラ咲き、リーダーがしばし立ち止まり、パチリ!! 

    【岩陰に 春りんどうの 小さく濃く】    【羅生門蔓てふ 花多き山】
僅かな鎖場ですが、慎重に! 可愛い 春りんどう 少々ピンボケですが
イワカガミ(岩鏡) ラショウモンカズラ(羅生門蔓)

 山吹を観て漸く尾根に出ました。
 
  【山吹の 黄に力得て 尾根に立つ】

 ここでグッドタイミングの小中止です。

 ゆっくりの歩調でしたが、細やかな心づかいと感じました。

 
山吹の花
珍しい笹の花 紫ヤシオツツジ ミヤマスミレ(深山菫)

 分岐に出ると「あずま屋」があり、軒先の内側に山々の姿と山の名前が書いてありました。

 木々(主にカラマツ)の間から、東屋内に書かれた絵図の如く、北アルプスの山並みが展望できます。 

 山頂まであと僅かです。

 小さなアップダウンを繰り返し山頂です。

 晴天に恵まれ360度の展望です。
 
立派な東屋です 中に展望図が書かれている

 北アルプスを眺めながら、おにぎりをほおばるなんて、なんとぜいたくなランチタイムでしょう。

   【残雪のアルプス間近 峯ま昼】

 恒例のKさんのお点前も頂きました。 
 高妻山・戸隠方面  鹿島槍ケ岳・五竜岳方面  針ノ木岳・蓮華岳方面
 浅間山・美ヶ原方面
美味しく頂きました  狭い山頂での集合写真 
  恒例のKさん“お点前”順々に頂きました

 楽しく満足一杯の山頂を後にし下山開始。

   【白淡き 車葉草の 下山道】

 無事下山し、“山姥伝説の像”を観た後、「やきもち屋」さんで汗を流し帰路につきました。

 【児等を守る(もる) 山姥の像 里若葉】

 【つつじ咲く 茅葺きの屋の 露店風呂】

 大満足な1日でした。

 リーダーはじめご一緒頂いたメンバーの皆さんに感謝感謝です。
 車葉草 山姥の像 
やきもち屋 宿泊施設ですが日帰り入浴可 中には囲炉裏に火が灯ってます