会山行紀行文 2014年
 5.06(火)
曇り後晴れ
(あいづばんだいさん)
会津磐梯山
1819m
参加者 (紀行文) 1699 M/K 
33名
(男性12名・女性21名) (写真)2044 S/H
≪コースタイム≫
新潟駅(6:10)=磐越道磐梯川東IC=八方台登山口(8:10-8:20)…中ノ湯跡(9:00)…弘法清水(10:20)…磐梯山山頂(10:55-11:10)…弘法清水(11:40-12:25)…中ノ湯跡(13:20)…八方台(14:05-14:15)=ラピスパ裏磐梯(14:50-15:50)=会津若松IC=磐越道=新潟駅(18:00)
≪紀行文≫
                             〜〜〜今日も一日良い山日和だった〜〜〜

 磐梯山は家からも近い福島の山なので何回も登っているが、いつもお花か紅葉の時期ばかりだった。
 今回は残雪期の磐梯山を歩けるという事で、会山行に申し込みとても楽しみにしていた。
 ゴールデンウィーク最終日、お天気もまずまず・・・。
 八方台の駐車場はいつもだと大型バスや自家用車で満車の時が多いのだが、さすがにこの時期はまだ閑散としている。

 各自準備を済ませ最初から雪のある登山口を進む。
 初めはゆるやかなブナ林をゆっくりとおしゃべりしながらカラフルな団体が歩いて行きます。
 白くて美しいブナがすらりと雪原に立ち並んで、ため息の出るような眺めです。
 そこにダケカンバも混じって、芽吹きの頃にはどんな眺めになるのだろうと思いぜひ見てみたくなりました。
雪が消えつつの八方台登山口 硬くしまった雪の上を歩く 雪の量が少なく時々は笹藪の中の冬道を進む

 冬道は夏道とは違うようでいつのまにか中の湯跡は過ぎて、残雪も増え傾斜も急になってきたので登山靴の人たちはアイゼンを装着。
 これで心配なく歩けます。

 雪道は直登が原則、どなたかの紀行文でみたような?そのとおりの急坂を行くと樹林帯を抜け、目の前に磐梯山の山頂が現れました。
 もう少しだ、頑張ろう!!
 その先に弘法清水があり、2軒の小屋がありました。休憩をしていよいよ山頂に向かいます。
トラバース道を慎重に 磐梯山を望む 雪の中から掘り起こした弘法清水

 小屋からは夏道ではなく雪の急登を行きます。前に歩いた人のステップがあるので歩きやすい・・・。30分程で全員到着です。

 山頂は冷たい風が吹いていますが、展望は抜群。
 安達太良山、西吾妻、東吾妻、ひときわ真っ白いのは飯豊連峰。 桧原湖、猪苗代湖、櫛ヶ峰などが眼前に見えます。

 何時までも見ていたいけど寒さも身に沁みるので集合写真を撮って弘法清水まで下ります。

 途中凍っている所もあるので慎重に、そして雪道になれば尻セードを楽しむ人、柔らかくなった雪道を軽やかに掛け降りる人、とそれぞれ楽しみながら下山。
 これが残雪期登山の醍醐味ですね!

 外は寒いので弘法清水の小屋におじゃましてのランチタイム。
 特に何かを注文するわけでもないのにとても温かく迎えて下さり、熱いお茶までごちそうになりました。

 新潟から来たと話すと、「新潟は1000m位の良い山が多いね。この前粟ヶ岳に登ってきたけどいい山だった。登山道も良いしマナーも良い。」と福島の方たちがほめて下さり気分良くお昼が食べられました。感謝・感謝です。
山頂直下の雪渓を登る
弘法清水小屋(ここで昼食)
櫛ノ峰 集合写真(磐梯山山頂) 

 雪の下山はあっという間で帰りは中の湯跡に寄り、休憩した後まもなく登山口でした。

 ラビスパ裏磐梯でゆっくり汗を流し、今日も一日良い山日和だったね、と話しながら車中の人となりました。

 リーダーはじめご一緒した皆さん、有難うございました。

 楽しかったですね!!

 
お花畑を下る
トラバース道を慎重に下る 今頃青空が出てきた   雪の上をルンルンと
雪原の上を進む(中ノ湯跡) 最後の休憩 左は磐梯山 雪解けが進むブナ林