会山行紀行文 2014年
 04.25(金)
晴れ
(くしがたやま)
櫛形山縦走
568m(櫛形山)
参加者 (紀行文) 2048 Y/N 
42名
(男性19名・女性23名) (写真)2048 Y/N
≪コースタイム≫
桜公園駐車場(7:20)…胎内観音登山口(8:00)…鳥坂山(9:10)…飯角山(11:40-12:20)…櫛形山(13:10)…大峰山(15:15)…桜公園(16:00)…駐車場(16:20)
≪紀行文≫
                              〜〜〜日本一小さな櫛形山脈〜〜〜
 
 胎内市から新発田市にかけて南北13KMの日本一小さな櫛形山脈を42名で歩きます。
 最高峰の櫛形山は標高568Mで胎内観音から大峰山までのロングコースを春の花と新緑を愛でながらの歩きです。

 大峰桜公園に集合し、ここから相乗りをして胎内登山口に向かいます。
 桜公園駐車場沿いの水芭蕉がきれいです。

 登山口でリーダーの説明を聞き最初に目指す鳥坂山へ出発。

 先頭を歩くリーダーは今日のコースを熟知され整備などにも尽力されてます。
 何処の山も気持ち良く歩けるのは色々な人達のお陰と改めて感謝です。

 舗装された緩やかな登山道の傾斜が急になり岩に変わると見上げるような急登・・・、前を歩く人の靴裏が見える。  

 今日のコースで一番キツイ上りが歩き始めに出現です。
桜公園(紅豊)
桜公園の水芭蕉 リーダーの説明 いきなりの急登

 42名の大渋滞で前方で何が起きてるのか後方では皆無。
 お日様も朝から気合をいれてサービスしてくれてるから汗が足元に落ちる。
 「風が欲しいよ〜」。

 城跡を過ぎ鳥坂山の山頂(438,5m)をタッチしユズリハノ峰へ向かう。

 見上げれば青空に芽吹きの緑、桜の薄ピンク、歩く左右はタムシバ、オオカメノキが白いアーチで迎えてくれる。稜線漫歩を楽しむ長い列が続きます

 板入りノ峰の先からは左手に飯豊連峰が木々の間から見え隠れする山容を見ながら飯角分岐に向かいます。

 前方、後方から「お腹がすいた〜朝ご飯5時だったからね」
 私のお腹も先ほどからグーグー音をだして催促してます
鳥坂山山頂
タムシバロード 桜がキレイです 新緑のアーチ
タムシバ チゴユリ イワウチワ シュンラン
 
 待ちに待ったランチタイム、飯角分岐です。

暖かい日差しの下、フカフカの枯れ葉の絨毯に足を投げ出し空腹を満たす。

 「山で食べるご飯は何でも美味しいよね。インスタントコーヒーも高級なコーヒーになるよね」、その通り・・・納得です。

 ランチの後に5人の新人紹介です。

 私も数年前、飯豊が何処にあるのかも知らず入会し山談義の輪に入れなかった頃を懐かしく思う。
 今も大して知りませんが・・・。
ランチタイム 新人紹介

 最高峰、櫛形を目指します。
 フカフカの道は歩きやすく歩く度にカサカサと枯れ葉の音がする。
 足元の枯れ葉が花や樹木の栄養になり毎年きれいな花を咲かせてくれる。全ての物に感謝です。
 山頂はブナの芽吹きで緑一色・・・「私も可愛いでしょう?」クロモジがウサギの耳のような葉をピョンと立てて芽吹いてます。
 正面に飯豊連峰、二王子岳、遠くに朝日連峰、そして光兎山がくっきりと山容を見せてます。何度みても感動!。 
 写真も最高の笑顔で「1+1=2」

 橡平のサクラ樹林を楽しみながら大峰山へ向かいます。
 前の方で「わぁ〜きれい!」一面オオバキスミレの群生、凄い・・・緑の葉が光を受けてキラキラ輝き、花の黄色を引き立てているようです。
クロモジの芽吹き 
オオバキスミレ   オオカメノキ  テングスミレ
椿    飯豊連峰 新緑のアーチを抜けるとヒュッテへ 

 大峰山の最後の上りに差し掛かると「ファイト!ガンバ!ファイト!ガンバ!」なんか変?
 これで元気がでるんだから何でも有りですね

 新緑のアーチを抜けるとチェリーヒュッテ大峰に出ます。

 案内板の前を通り願文山へ行きます。
チェリーヒュッテ 大峰山頂の案内板 大峰山を下り願文山へ

 短い急登を上がると視界が開け願文山山頂へと出る。ここから花見の丘の手前まで激下りです。
 急がない急がないと、自分に言い聞かせ一歩一歩を確実に下りる。全員が無事通過です。

 最後に桜公園の桜を眺めながら駐車場へ向かいます

 今日はお天気に恵まれ沢山の花と新緑に迎えられ最高の「オ・モ・テ・ナ・シ」を受けた山歩きでした。

 登山道で私達とすれ違われた方、大勢で迷惑をお掛けし済みませんでした

 リーダー、それに色々担当して下さった方々御苦労様でした、そして共に歩いたメンバーに感謝です。楽しい山歩きでした。
イカリソウ
願文山山頂 桜公園(鬱金・うこん) 御苦労さまでした(リーダーの挨拶)