会山行紀行文 2014年
 04.19(土)
曇り時々晴れ
(にのうじだけ)
二王子岳
(雪山訓練)
1420m
参加者 (紀行文) 2130 K/N 
13名
(男性12名・女性1名) (写真) 1862 Y/I
≪コースタイム≫
≪紀行文≫                  〜〜〜ピカピカの1年生@二王子雪山訓練〜〜〜

 前爪のアイゼンとピッケル必携の雪山訓練を目的とした山行です。

 訓練を目的とした山行は珍しいそうですが、雪山に挑戦したかった私にはうってつけの企画でした。


(クリックで拡大)
 二王子神社に集合したメンバーは、皆様、ベテランばかりなり。ピカピカの装備の初心者は・・・私を含め数名でした。

 まずは、訓練する場所までつぼ足で登ります。
 3合目あたりでしょうか(スミマセン、標識が埋もれているので場所が把握できていません)
2合目あたりから残雪 だんだん雪が増えてきました この辺でキックステップの講習

 そこで、キックステップの方法を教わりそこからキックステップを意識して登ります。
 ダブルストックを使っての3点支持。これが、意識するとなかなか難しいのです。

 雪山は直登するのが基本だそうです。トラバースはしない。
 だから、雪山は体力勝負。夏山で足腰鍛えておかないといけません。

 そこから、油こぼしと思われる斜面(後、油こぼしではなかったと判明)でいよいよ、アイゼンを装着し訓練が始まりました。
 講師はTリーダーです。

 ピッケルの持ち方から始まり、登り方・降り方・滑落停止・グリセード・耐風姿勢などなど、ぎっしりつまった講習を受けます。

 講習と言っても、斜面をすべるのは楽しいもの。雪で転がって遊ぶ(?)のは久しぶりで楽しかった。皆さんも笑いが絶えませんでした。
直登がけっこうきついです。
練習場はまだか・・・。
練習場に到着。プチ達成感。雲が厚い アイゼンをはいてピッケルを使っての登り
そしてトラバース。 そして降り 急斜面のピッケルの使い方。2点確保。
講師による滑落停止の見本。 こうするんだよ。 を、上から見ている皆さん。
(上から目線とはいわない)

 風もなく穏やかな天気に恵まれ、雪の上でゆっくりランチを済ませ午後からはアイゼンをはずしての滑落停止訓練と、ロープワークです。

 ロープの講師はIリーダー。ロープは主に簡易ハーネスの作り方、全員が繋がって歩くアンザイレンの方法です。

 リーダーとサブリーダーの重要性がよくわかりました。

 途中、移動時にガスで視界が不良になり、コンパスでの位置確認もついでに講習。

 雪山では大事なことです。
 (コンパスの見方・地図の見方・GPSの使い方なんかも実践で教えていただきたいなぁ)
雪上ランチ。日頃の行いがよいため
天気も味方、風もなく暖かい
ランチ後は「実践 滑落訓練」・・・じゃない「滑落停止訓練」つぼ足でザックを
かついで滑落しますよ。
説明を真剣に聞く皆さん。 顔で止まって・・・・。止まれば死なない。
グリセード。たまにはシリセードじゃなくこっちで。と言われてもむずかしい。
格好はこちらが断然いい 
繋がれたまま滑落(仮想)  最後の人は一番大変なんです。 

 健脚のメンバーぞろいで、下山は早い。 予定通り15時下山完了しました。
 途中、足場のあまりよくない雪上で片足ひざ曲げのストレッチをされている○○さんのバランス力のすごさに度肝を抜かれて帰ってきました。

 リーダーはじめ皆様お世話になりました。大変有意義で役に立つ、楽しい山行でした。
下山開始 雪が解け始めて歩きにくい。春ですね。 解散。ありがとうございました。