その後、カッタン岩まで登り、緩斜面に50mロープを2本下ろし、順番に懸垂下降の練習を始めました。
ところが練習途中で県警のヘリコプターが頭の上をかすめるように飛んで来て対岸の灯台コースでホバリングをし、レスキュー活動を始めたではありませんか。
訓練かと思いきや本番でした。
誰かが滑落でもしたのでしょうか。風が強く、難航していました。それでも、さすがにレスキューのプロ、見事に吊り上げて飛び去って行きました。
さて、懸垂下降ですが、初めての方が4〜5人居ましたが、最初はおっかなびっくりでも、1回やれば自信が湧いてきて、楽しそうに何回もこなしていました。
それにしても、風は強くて寒いし、ロープは流されたりと大変な日でした。
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強風の中、最初は緩斜面で懸垂下降の練習です。 |
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頭の上を県警のヘリコプターがかすめて行き、隣の灯台コースでホバリングを始めました。
最初は訓練かなと思いましたが、どうやら本物のレスキュー活動のようでした。 |
もう、こちらも岩登りどころではありません。じっと成り行きを見守ります。ほどなく、遭難者を吊り上げてヘリは飛び去って行きました。 |
初めての人もベテランも懸垂下降を楽しみます。この人は、昨年に引き続き2回目です。 |
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ヘルメットもハーネスも初めて、おっかなびっくりでしたが結構様になっていますね。 |
皆が見守る中、慎重に降りて行きます。練習とはいえ、1つ1つが真剣勝負なのです。 |
次々に降りて行きますが、下でSLがしっかりガードしているのです。 |
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これが午後からの練習ゲレンデです。ほゞ垂直、奥には灯台コースの岩場が見えてます。 |
8環(エイトカン)の正しいつけ方をベテランが懇切丁寧に教えてあげます。 |
何回もやるうちにすっかり懸垂下降をマスターしたようですね。 |
午前中の練習は早目に切り上げ、風の当たらない陽だまりに移動してお昼としました。
周りには雪割草もチラホラ見えます。いつものことながら至福の一時でした。
午後からは、新調の50mロープを使っての垂直15m壁の懸垂下降とフリークライミングです。
緊張の走る本番と言って良いでしょう。
でも心配ご無用、懸垂下降は、ベテランSLが下で安全確保、フリークライミングはトップロープで行いました。
確保してくれたのは楽山会きっての岩の達人、猛女、いや優しいお姉さまでした。これだけ揃えば安心ですね。
鼻水垂らしながら苦労はしましたが、我々はヘリのお世話になることもなく、十分に岩登り体験を楽しみました。
下山は桜尾根でしたが、雪割草がきれいに咲いていました。
おわり |
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風の当たらない陽だまりで楽しいランチです。でもヘルメット姿はいつもの山行と違うようです。 |
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近くには可憐な雪割草が咲いていました。岩場には鮮やかな黄色のキジムシロも沢山咲いていました。 |
午後からは、いよいよ垂直15mの壁の懸垂下降とフリークライミングに挑戦です。 |
次々に懸垂下降で降りて行きます。女性陣もいい度胸です。 |
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見学の積りが、やらされる羽目になってしまいました。でも結構姿勢が良いですね。 |
対岸の灯台コースは大勢の人が歩いています。中には立ちどまってこちらを見ている人も居りました。 |
懸垂下降の途中で下を撮ったものです。両手を離してカメラを出して、余裕でしょう。 |
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私の言うこと聞かないと怪我するわよ! 頼もしき姉御です。 |
初めての体験、果敢に攻めました。なんとか登り上げましたがかなりお疲れのようでした。 |
戦い終えてザイルの撤収です。寒かったけど満足満足。 |
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