自然保護活動(2022年)
担当(寄稿)
2052 M/T
          (2021年はこちら

 会員の広場では、毎月第三火曜日にコース説明会等を中心に会員相互の親睦を図っています。
 
≪開催日≫  毎月第三火曜日 13:00~15:00
≪開催場所≫  新潟市中央公民館 (下図参照)
≪参加方法≫  自由参加(会員)
≪内容≫  ・ミニ講座 ・予定されている会山行の説明
      ・会員の広場主催の忘年登山の実施  等   
         
 
開催日 参加者 内容
11月15日  21名  11月の「会員のひろば」は21名の参加がありました。初めに10月23日に亡くなられた永野英さんのご冥福を祈り黙禱をささげました。
 1月のトレッキング山行の案内を、M/Nさん、M/Tさんに行ってもらいました。
 ミニ講座は2288M/Nさんに「新任リーダーとして思うこと」と題して話をしていただきました。はじめに、大蔵山山頂にある新しい表示板と古い表示板の標高の違いは、古い方が正しい。また、高内山山頂看板の標高と柏崎市のHPの標高の違いは、米国のESRI社と国土地理院地図の違いから。分県登山ガイドの説明文の「右に分ける」は、「左に行くこと」など貴重な話をしてくださいました。
 そして、新任リーダーを経験されて思ったこと、反省点や気付きを次のように話してくださいました。会山時の役割分担を依頼し、断られたショックは大きかった。ぜひ、快く引き受け、全員参加で楽しい山行を行って欲しい。有名の山ではすれ違いと追い越しのため、隊列が間延びするので先頭班の交代が必要。リーダーの指示を最後まで伝達する方法の工夫や、班長の役割を明確にするなどが必要ではとまとめてくださいました。
 米山下山時での事故の概要と反省点について、今後に活かして欲しいとの思いから次のように話してくださいました。
 下山を始めて40分くらいに事故発生、重症と判断して110番通報でヘリコプターを要請する。事故発生後の措置として、全員で現状認識を共有、手分けをして会本部と家族への連絡、及び携帯の電源温存対策を取った。警察の方ではパソコンで登山届を出していたので対応が早かった。男性サブリーダーの救急救援措置は完ぺきで、ロープで背負ってホバリング地点まで登ってもらった。とてもリーダーが一人では対応不能、サブリーダーと全員に助けられた。
 話の途中に、ブレイクの時間も設けて下さり、とても内容の濃い有用な話でした。西條さんは「会員がこうして気楽に自分の意見を話すきっかけになればと、今回の講座を引き受けました」と締めてくださいました。西條さんありがとうございました。

 12月のミニ講座は忘年登山の為開催はありません。
 
10月18日 16名   10月の「会員のひろば」は16名の参加がありました。12月のトレッキング山行の案内を、M/Nさん、S/Sさん、M/Tさんに行ってもらいました。
 ミニ講座は2162H/Mさんに「地球温暖化・火打山のライチョウが消える」と題して次のように話していただきました。
 日本のライチョウは本州中部の高山帯のみに生息しており、温暖化の影響でその数が減り、今や1,500羽ほどになっている。火打山のライチョウは、その数を減らし、雷鳥平では見られなくなり、山頂直下に20羽位いると言われている。
 このままでは「火打山からライチョウが消える日が来る」という危惧に、2020年から環境省のライチョウ保護活動が始まる。
 温暖化で ①雪のない期間が長くなり寒冷地域の植物が減少 
       ②天敵のサル、シカ、テンなどが高地へ
       ③住家のハイ松の背が高くなり、産卵・ひなの子育てが難しい。
 登山者の生ごみの放置でキツネ、テン、カラスなどが高山に誘引されることも原因の一つ。
 ライチョウ生息地としては標高が低い火打山では、温暖化の影響でイネ科植物が侵入し、餌となるコケモモなどを覆い、ライチョウの餌の高山植物が減少している。
 イネ科植物は頂上付近まで大繁殖。そのイネ科植物の刈取り高山植物の保護作業を行い雷鳥の保護にあたっている。

 H/Mさんは2020年と今年の2回、3泊4日の作業に参加。作業は頂上直下の2400m斜面に一列に並び、刈りながら登っていく。高山植物を傷めないようイネ科植物だけを切りとります。雨天でも実施するので斜面が急で足元も要注意。
 環境省の保護地域に入れ、「普段と違う景色や植物が見られて良いこともあるよ。」と話してくださいました。12月には火打山での保護活動の様子が、NHKの「ダーウィンが来た」で放送される予定です。「皆さん、来年は参加してライチョウと遊びましょう!」と真木さんからのメッセージで終了しました。
 真木さんありがとうございました。

 
 9月度会員のひろばは台風接近の為中止となりました  
8月16日 44名  8月の「会員のひろば」は雨天の悪天候でしたが44名の参加がありました。初めに、8月10日に亡くなられたKKさんのご冥福を祈り黙禱をささげました。その後、10月のトレッキング山行の案内を、MTさん、MIさんに行ってもらいました。
 ミニ講座は2353JNさんに「生命を大切に人生を楽しくする処世術・亀谷式生命判断」と題して話していただきました。亀谷式生命判断とは人生の処世術であり、自然の法則を素直に受け入れ、生命を大切にする生き方を教えてくれる生命学です。その方法は幾つかありますが、時間の関係で名前と生年月日から生命判断をする方法と、山行に役立つ天気や台風の予報について説明していただきました。名前からは人に現れる運勢を表面から見ることができ、性格、健康、仕事ぶり、運の良し悪しがわかります。それにより、相手がどのような人物かを知ることができ、どう付き合ったら良いのか心の準備ができます。生年月日からは一見しただけで、自分の性格や運勢がつかめます。
 田中陽希氏の例を挙げ「マグマ、火薬を持って常に動いている人。その反面、質が柔らかくおっとりしている人。」の解説に、なるほどそうかと皆さん納得でした。
 STさん、SFさんの例では笑いが出るや拍手が起こるなど、会場が湧きました。山行時、一番気になる台風や天気予報については、台風の号数によって進路や強さが予測でき、天気も単純に4と7のつく日は雨になりやすいそうです。ただ、正しい予測をするためには、当面する日の合計運、当面運を入れないとできないそうです。
 短時間の中で、なかなか理解することが難したったですが、人生を楽しくする方法を学ぶことができました。詳しく知りたい方は、JNさんにご相談ください。JNさん、ありがとうございました。
 ミニ講座の後は、SKさんにより「故・STさん追悼スライドショー」を行っていただきました。MSさんがスライドショーに生花を添えてくださり、感動のひと時でした。SKさん、MSさん有難うございました。

 ◎来月(9月)のミニ講座
 「旅、つれづれに」 講師:2173K/H
7月19日 16名  7月の「会員のひろば」は雨天の悪天候でしたが16名の参加がありました。9月のトレッキング山行の説明をS/Tさん、Y/Iさんに行ってもらいました。
 ミニ講座は1546H/Kさんに「五十公野八景めぐり」の話をしていただく予定でしたが、腰を痛められた為、急遽、S/Tさんから、過去に実施された会山行の写真を投影していただき、いろんな山の風景や花々の画像を見ながら、みんなでワイワイと楽しみました。
 S/Tさんは1994年から始めた山登り(1395回)の画像全部を保存しておられるとのことです。
その中から2018年~19年に実施された山行の写真を皆さんと一緒に見ながら、「この山行は登山道が整備されていて、眺めもよいし良かったね!」「またやってみようかな?」などと参加者に問いかけしたりしました。 特に、集中登山などの集合写真を拡大アップして、参加者の若い顔を見ながら「懐かしい!この人は今どうしているんだろう?」などと懐かしい話で盛り上りました。
 S/Tさん、ピンチヒッターにもかかわらずお疲れ様でした。懐かしい山行の振り返り、大変好評でしたので続きを期待しています。
 ◎来月(8月)のミニ講座
 「生命を大切に人生を楽しくする処世術」 講師:2353 J/N
6月21日 16名  6月の「会員のひろば」は16名の参加がありました。会の初めに、5月19日に亡くなられた田中伸二さんにご冥福を祈り黙禱をささげました。その後、8月のトレッキング山行の案内をS/Tさん、M/Tさんにi言ってもらいました。
 ミニ講座は2365T/Oさんに「日本百名山・雌阿寒岳とオンネトー」と題して、雌阿寒岳とオンネトーの魅力を映像と共にたっぷり紹介していただきました。岡さんは学生時代にユースホステルクラブ入り、野中温泉ユースホステルにてヘルパー活動を4年間続けられました。その頃、夏場は毎日200~250人位の宿泊客があり、3~4日に1回くらい雌阿寒岳のご来光登山の引率を行っていた。午前1時半に宿を出発、ヘッドランプがなかったので、懐中電灯を持って登り、多い時は100名位の人数にもなった。
 雌阿寒岳の魅力は初心者向けで、手軽に登れること。6合目からはハイ松帯になり、8合目の森林限界越えると荒々しい火山地形に変わり迫力満点である。山頂からは360度の眺望が得られ、眼下には阿寒湖、雄阿寒岳、阿寒富士、それと広大な原生林が広がる。 
 オンネトーは雌阿寒岳の麓に位置し、アイヌ語で老いた沼とか大きな沼という意味で、別名五色沼とも呼ばれている。水の色が季節や場所、風向、天候によりコバルトブルーやエメラルドグリーンに見え、北海道の三大秘湖の一つになっている。かつて、「雑誌non₋no」に掲載され三大秘湖ブームが起きた。
 お勧めは紅葉の頃が一番、逆さ雌阿寒岳を映した湖面は素晴らしい。岡さんはこの学生時代の経験から、すっかり北海道に魅せられ虜になられているとのことです。「日本百名山は雌阿寒岳へ!」「雌阿寒岳のご来光登山!」「野中温泉へ!」「オンネトーへ!」と勧めてくださいました。
 すっかり雌阿寒岳とオンネトーの魅力に魅せられた会場の皆さんからは、是非とも来年の山行に組み入れて欲しいとの要望がありました。岡さん、魅力たっぷりの北海道の話をありがとうございました。
◎来月(7月)のミニ講座
「五十公野八景めぐり」 講師:1546H/K
5月17日 50名  5月の「会員のひろば」は50名の参加がありました。会長より役員会での検討事項説明の後、7月のトレッキング山行の案内をM/Sさん、M/Tさんに行ってもらいました。     
 ミニ講座は東蒲自然同好会代表・渡部通さんをお招きして「フィールドサインから見た“熊の行動”」と題して話していただきました。
 渡部さんは野生鳥獣共存を目指し、その方策に取り組んでいられます。害獣と言われがちなツキノワグマですが、生息数は1万2千頭前後といわれ、九州では絶滅し四国でも絶滅寸前になっている。
 国内の数少ない森林性大型哺乳類であり、多様な植物の種を遠くまで移動させる「種子散布者」として、生態的ピラミッドの頂点に立つ捕食者として自然界を構成する大切な一員である。クマのフィールドサイン(動物の活動を示す痕跡)から習性や行動を知ることによって、被害を防ぎ共存をはかっていくことができる。
 クマのフィールドサインには足跡、糞、クマ剥ぎ、食痕、爪痕(木に登った時の爪痕)、熊棚などがある。クマの足跡は人間が裸足で歩いた時とよく似ている。
 糞からは約90種の果実を食していることが分かり、肉食というより草食性である。クマ剥ぎの多くは5~6月、杉林でメスの成獣より行われる。これは樹液の糖分摂取、テリトリーの誇示、繁殖行動ではないかといわれている。
 クマ棚は仲間にテリトリーの周知、誇示行動の一環であり、そして木登りが得意である。ブナの豊作の翌年はクマの目撃回数が多い。夜行性と認識されていたが昼夜を問わず日中の時間帯も活発に動き回っている。こうしたフィールドサインからクマの行動を知ることにより、クマの被害を防ぎ駆除を少なくすることができる。 山に入ったらクマは必ずいるものと思い、エリアにお邪魔させてもらっていると思うことが大切。
 最後に、渡部さんは「クマはおっかない。」ではなく、温かい目で「クマと人間の共生をはかりたい。」と結んでくださいました。これからはクマ対策を十分に行い、温かい目で、クマとの共生をはかって行きたいと思いました。
 とても有意義なお話をありがとうございました。
 ◎来月(6月)のミニ講座
「「日本百名山」雌阿寒岳とオンネトー」 講師:2365T/O
4月19日 27名  4月の「会員のひろば」は27名の参加がありました。会長より「宿泊山行再開について」説明がありました。その後、6月のトレッキング山行案内をSSさん、STさん、AIさん、SOさん、MTに行ってもらいました。

 ミニ講座は2097TYさんより「山行中の転倒骨折事故での対応」と題して事故の経過、対応、事故から学んだ留意点について話していただきました。
 事故は2019年7月6日、天元台高原お花畑のトレッキングで起きました。木道でバランスを崩し転倒、右手首と足を打撲(後で骨折と判明)する。応急手当てをし、一緒に下山を考えたが無理と判断。ベテランSLのアドバイスがあり、観光施設経由でヘリコプターの要請をする。この時、携帯の電波が通じる場所まで登るなど苦労した。救急隊からは事故とケガの状況、待機の位置と天候の状況、ケガ人の服装と食料があるかなどを訊かれた。ケガ人にリーダーと他2名の付き添いを残し、本隊は下山する。午後3時頃、ヘリコプターが来たが雲が厚く風が強いため救出を断念。ヘリコプター出動と同時に出発した10名の救急隊を待つことになる。
 救急隊到着後は、ケガ人の搬送を救急隊に任せ、付き添い3名は下山し警察と消防署の事情聴取を受ける。観光施設ではリフトを動かすために従業員を待機させてくれた。

 事故から学んだこと①雨具は必携 ②スマホの充電器必携 ③GPSが必要(スマホでも対応可能) ④ケガ人の服装は絶対覚えておく(救急本部から服装確認がある) ⑤待機中の食料確保 ⑥ヘリコプターが認識し易いものを用意(黄色い雨具やザックカバー、鏡、光る物) ⑦救急道具の携帯 ⑧緊急連絡先一覧表の持参(携帯電話番号) ⑨他の参加者は送れることを家族に連絡する ⑩ケガ人の荷物は収容してくれない、貴重品はケガ人に持たせる ⑪遭難捜索費用
 緊急時に大変重要ことを、分かり易く話していただきました。山での事故は、他人ごとではないです。TYさんがこれだけは知っておいて欲しいとまとめ下さった項目は、しっかりと守って行きたいと思います。TYさん、大切な話をありがとうございました。
 ◎来月(5月)のミニ講座
 「フィールドサインから見た熊野行動」 講師:東蒲自然同好会 渡部さん
3月22日 32名
 3月の「会員のひろば」は32名の参加がありました。会長より役員会での検討事項説明の後、5月のトレッキング山行の案内をM/Nさん、C/Tさん、M/TさんA/Aさんに行ってもらいました。
 ミニ講座は2048Y/Nさんより「花あそび」と題して、100枚にものぼる花の写真を写しながら次のように話していただきました。
 14年前に楽山会に入った時は全く花のことは知らなかった。その時、先輩に「花だけでなく葉を見て、花が終わったらどんな形になるのかを見なさい。そうすると何倍も楽しめる。」と教わった。
 イワカガミとイワウチワの違いは葉をじっくり見る。イワカガミは葉に光沢があり、周辺の切れ込みが深い。
 キクザキオウレンは花を楽しむだけでなく、花が終わった後、実の色の変化を追ってゆくと何か月も楽しむことができる。ジャノヒゲとヤブランは似ているが、実の付き方が違う。ジャノヒゲは青色で根本に付き、ヤブランはすっと立った茎の先に黒い実を付ける。
 コシノカンアオイとウスバサイシンは似ているが違いは、コシノカンアオイの花は先が開いており葉は枯れずに残り、ウスバサイシンの花は先がつぼんでおり葉は枯れてしまう。
 フデリンドウとハルリンドウの違いは、一つの花茎に数個の花が付くのはフデリンドウ、ハルリンドウはロゼット状の葉の上に複数の花茎が出、花が一個付く。ハルリンドウに似たものにタテヤマリンドウがある。
 国上山の岩っぽい所には、センブリが多く見られ、また、絶滅危惧種になっているウメガサソウがある。
 花の先が尖っているハクサンチドリ、葉が大きいノビネチドリ、葉に斑点が入っているウズラバチドリ、穂状の花のテガタチドリなどで見分けることができる。その他、たくさんの花や実について話していただきました。
 会場から「どうしたら花を覚えられるか。」の質問には、「しばらく、じいっと見ていると特徴が見えてくる。」と教えていただきました。花の季節が始まりました。今年は花との出会いを数倍、楽しむことができます。
 中沢さんありがとうございました
 ◎来月(4月)のミニ講座
 「山行中の転倒骨折事故での対応」 講師:2097T/Y
2月15日 中止  コロナ蔓延防止策も沿い中止となりました
1月18日 中止  天気予報も悪く、コロナ感染の再拡大もあり中止となりました。