会山行紀行文 2022年
12/29(木)
霙後雪
(さるげだけ)
猿毛岳

326.7m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
2名
(男性2名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
登山口(9:10)…6合目(10:00)…山頂(10:30―13:00)…登山口(14:30)
≪紀行文≫
〜〜〜7年連続で12月29日は猿毛岳〜〜〜

 7年連続で12月29日は猿毛岳で山納をしました。
 猿毛岳は低山ですが私にとっては馴染み深い山で11年前私担当で会のトレッキング山行で登った事も有ります。又山頂には山小屋も有り薪ストーブも有り雪の頃は有り難いです。
 12年前厳寒の頃猿毛岳で遭難死亡事故がりました。山頂に小屋が有れば助かったかも知れないと地元の有志が11年前周辺の木を伐りその木で小屋を作ったそうで雪の頃貴重な小屋です。
 又苦い思い出も有ります。雪の頃俺の誕生会を8人してこの小屋で行い少し酔っぱらったのか下山の時転び携帯電話を落としてしまったのでしょう帰宅してから気ずき翌日探しに行ったのですが運悪く夜に雪が10センチほど積り見つける事が出来ませんでした。
 今年の山納は雨からミゾレ、雪と天候に恵まれませんでしたが山頂小屋で少しお酒も飲みたいので電車、バスを乗り継いで元狭口のバス停より歩きます。此の悪天候では登る人は居ないのでしょう駐車場には車は有りません。
電車で加茂駅に 市民バスに乗り 登山口

 日吉神社でお参りして杉林の中を歩きます。
 先日の雪で杉の倒木が多く登山道の倒木は綺麗に処理して有り有難い事で感謝しながら歩きます。この倒木を見ると佐渡の停電の事が思い浮かび心が痛みます。
 生まれ故郷は小佐渡の山間の集落で先日の雪で倒木の為の停電で実家も10日間も停電に成り大変だったそうです。
 竹林の急登も過ぎ尾根に出ますがミゾレから雪に成り周りは何も見えません。
神社にお参りして 竹林の急登の中を 倒木を見ると佐渡の停電を思い心痛みます

 山頂は40センチくらいの積雪です。小屋に入りさっそくストーブに火を入れ暖を取ります。
 小さな小屋ですが二人には充分、ストーブを囲み2人でささやかな宴会、お酒は美味しいです。
 此の悪天候でも若い男女が2人小屋を訪れました。色々お話をし楽しい一時を過ごしました。
尾根に到着 11年前出来た山頂小屋 寒いのでストーブに火を入れます
お酒は美味しいです 若いカップルが小屋を訪れて 小屋前で

 バスの時間も有るので下山、駐車場には車が1台有りました。
雪の降る中を下山 日吉橋を渡り バス停に到着

 今年も新津丘陵が殆んどでしたが山に210日余り出掛けました。
 知り合いからは一種の病気で病名は生活習慣病の仲間で高い山に行かなくとも「こうざん(好山)病」の山中毒症と言われました。
(おわり)