会山行紀行文 2022年
11/25(金)
晴れ
(むらまつはくさん)(ほうぞうさん)
村松白山・宝蔵山縦走

1012.4m 896.9m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
単独
(男性1名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
黄金の里会館駐車場(6:50)…慈光寺(7:00)…一合目(7:10)…3合目(7:50)…白山(9:20−9:33)…宝蔵山(10:30−11:50)…橋立(12:10)…猿倉沢展望台(13:02)…石切りの神様(13:20)…林道(13:30)…登山口(13:53)
≪紀行文≫
〜〜〜幾度か歩いた想い出を辿りながら〜〜〜

 お天気良さそうなので慈光寺から白山、宝蔵山、新ヶ沢、加茂第一水源池まで歩いて来ました。
 新ヶ沢コースは廃道に成っていた登山道を8年前の秋に加茂市が刈払い復活し人が歩けるように成ったそうです。
 翌年の7年前ヒメサユリの咲く頃粟ヶ岳に登り粟北峰から七頭、権ノ神岳、橋立、新ヶ沢コースと歩きました。山蛭の行動期で新ヶ沢コースで4ヶ所蛭に食われました。
 翌年は同じコースを10月の終わりに綺麗な紅葉を見ながら蛭にも食われないで歩きました。
 車の運転が苦手に成り妻には悪いですが黄金の里会館迄送って貰いました。今日は単独なので何かトラブルに遭った事を想定しロープと山刀と鋸を持参し駐車場横に有る登山届ポストにも登山届を投函しました。
 肌寒い中杉林の参道を慈光寺を過ぎ一合目に到着、三合目迄の急登を登り切れるか心配です。
用心の為持参します 登山届を投函します 早朝の慈光寺

 昨晩雨が降り濡れ落ち葉の登山道は滑ります。
 汗が出て二合目で衣類を調整、三合目を目指しますが久しぶりの大汗を掻き帽子のひさしから汗がしたたり落ちます。
 三合目で休憩、まだ気温は低いのか汗を掻いた体は寒く成るので休憩は短く落葉し見晴らしの良く成った濡れ落ち葉の登山道を滑りに気を付け白山の山頂に到着しました。
1合目 名残の紅葉 3合目の祠

 雪の頃は何度も登っている山頂ですが無雪期の頃は4度目の山頂で少し休憩行動食を食べます。此処からは良く刈り払われた縦走路を川内の山や粟ヶ岳を眺めながら快調に歩け途中の袖山も越え約1時間で宝蔵山に着きました。
白山避難小屋 無雪期4度目の山頂 縦走路からの粟ヶ岳

 宝蔵山は中大谷から残雪の頃此処まで、その後又残雪の頃中大谷から白山迄縦走した事も有り紅葉の頃2度袖山迄行った事も有り、又会山行で白山から縦走もしましたがやはり一番の思い出は9年前と8年前紅葉の頃粟ヶ岳から縦走し此処で昼ご飯を食べ白山迄縦走した事が懐かしく思い出されます。
 今日も此処で昼ご飯にしました。何時もの様に焼酎のお湯割りを飲むので休憩は長くなり今日も誰も居ない貸し切りの山頂で1時間20分休憩しました。
白山を振り返る 貸し切りの8度目の宝蔵山 焼酎のお湯割りを頂きます

 橋立から縦走の時登が厳しく1時間少し掛かった急登を下山は走る様に落ち葉の中を下り僅か20分で橋立に着きました。此処は分岐で会山行で2度来ました。
 粟北峰から七頭を越し権ノ神岳の登り橋立に着きました。1度目は橋立より小乙へ下山、2度目は上高柳へ下山しました。此処から水源地へ新ヶ沢を通り2回歩いて居ます。1回目はヒルに食われましたが今の時期はヒルは居ないので心配は有りません。
 水源池コースに入ってすぐ沢の水の中を少し歩き次は落葉して居ますが綺麗なブナ林を歩き次は1番嫌いなへ吊り道を歩きます。
橋立への激下り 橋立 直進して水源池へ 沢の中を歩きます
落葉のブナ林の中を 気の抜けないへ吊り道 猿倉沢展望台

 途中猿倉沢の展望台からは目の前に尖った粟北峰から七頭、権ノ神岳などの縦走路が良く見えます。
 今はもう無理ですが6度歩いた粟北峰からの縦走路を懐かしく眺めます。

 へ吊り道は未だ続き1本杉が見えれば石切りの神様で大きな杉の横に石の祠が有ります。此処から急斜面の古くなって朽ちて殆ど見えない木の階段を下り古い林道に着き林道を歩きます。
 途中新ヶ沢入口の標柱が有り入り杉林の中を歩き朽ちた丸木橋を折れるか心配ですが慎重に慎重に渡り次は渡渉、無事第一水源池横のビジターセンター横の林道に出ました。

 落葉の頃誰にも会わず白山から宝蔵山へは見晴らしの良いコースを以前の事を思い出しながら歩きました。何時も俺のわがままを聞いてくれて妻に感謝、駐車場で迎えの車に乗り帰りました。(おわり)
6度歩いた粟北峰からの縦走路 石切りの神様
朽ちた橋を慎重に 徒渉 無事登山口へ