≪紀行文≫ |
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〜〜〜天気には恵まれず、熊との遭遇、想い出の山歩き〜〜〜 |
≪8/22≫
もう1ヶ月も山歩きをしておらず、やや不安を抱えた登山計画となった。
しかも前日には畑作業で太ももの筋肉痛…「大丈夫かな…」。
いつもあてにしている「テンクラ」の2日間の天気予報は概ね”A” と出ていた為安心して現地に向かった。予報通り青空も広がる登山口に到着。
登山口近くの道路わきの空きスペースは満杯、道路沿いにも車が並んでおり、止む無く少し離れた場所に停め登山準備。
登山口から暫くは緩やかな道が続くが、直ぐに歩き辛い急登の連続。
やはりキツイ、足が上がらない、歩き始めて一時間も経っていないのに。 |
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歩いたコース(クリックで拡大) |
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登山口傍の道路沿いは車で一杯 |
最初は緩やか |
直ぐに歩き辛い急登 |
歩き辛い樹林帯の急登を経て、やや道が平坦になってくると、嘗ては別のルートとの旧分岐広場に到着。此処からは山頂付近が望めるのだが暑い雲に覆われ何も観えない(やや不安)。
此処からはいよいよアルプスらしい登りになって来るが、行くて右側に何か黒くて大きなものが動いている…?「熊だ!」。
我々の見ているのか近寄っては来ない。慎重に足を先に進めながら降りてくる他の登山者に目撃情報を伝えた。 |
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旧分岐付近から(行くては雲の中) |
山頂は左の雲の中 |
熊が居ました(50〜100m位) |
やや雲が切れ、山頂が観え、急なガレ場を登って行くと火山の噴煙が音を立てていた。
その脇を過ぎ、山頂を巻いて山頂に向かった。 |
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山頂が見えてきました |
山頂手前には噴煙が |
山頂の下を巻いていきます |
最後の急登は危険なルートを歩かないようにしっかりとペイントされていた。
この一登りで山頂に到着。残念ながら幾度も重い雲が通り過ぎ期待した展望は望めなかった。
ただ、眼下に上高地が観えたり、山頂下の噴火口が観えたりと楽しむことは出来た。 |
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山頂への最後の登り |
山頂到着 |
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山頂より上高地を見下ろす |
山頂の噴火口 |
雲の流れが怪しいので、食事を済ませ往路を下山した。
途中、あの熊がまだウロウロしており、不安を感じながら下山、そして途中から雨となった。
強い雨でなく何とか無事に下山、そして予約してあった新穂高穂高温泉中尾高原の「ペンションヨーデル」さんに無事到着。
早速、天然かけ流し、内風呂やとても大きい露天風呂を、そして夕食は飛騨牛のしゃぶしゃぶ。料理は勿論だが宿のおもてなしは最高だった。 |
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≪8/23≫
早朝露天風呂に入っていたら激しい雨…?
今日は雨の天気じゃないはず?、天気図を診ると一時的な通り雨らしい。
美味しい朝食を頂き、宿を出発し新穂高RWのしらかば平駅に向かう。
しらかば駅の駐車場はガラガラ、支度をしてRWに乗るがやがてRWの通気窓から雨が入り始め登山口駅に付くころには激しい雨。
それでも、登山届を出して登山開始するも、雨の中と言うこともあり殆どカメラを出すことも無いまま、急登を黙々と上がって行くと漸く西穂山荘に到着。
多くの登山者が雨宿りをしていた。
飲み物を購入し先ずは丸山に向かった・。 |
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歩いたコース(クリックで拡大) |
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西穂への登山口 |
登山道は雨で水たまり |
やっと西穂山荘到着 |
丸山までは大した時間は掛からないがとても登山道とは思えない大きな岩道を登って行く。
丸山を過ぎると低木帯の稜線歩きだが意外にキツイ登りが続く。
やがて前方に西穂独標らしきものは雲の中き観え隠れしてくる。 |
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西穂丸山 |
急な登山道をひたすら登る |
独標は未だ雲の中 |
やがて、独標が観え、岩の急斜面を登山者が抱きつくように登って行くのが観える。
ストックを岩陰に置き、急な岩場に三点支持を守りつつ慎重に登り、何の展望も無い独標に到着。
山頂から先、西穂へのルートは足元の急な岩場しか見えず、先に進む気にはなれない。 |
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漸く独標が目の前に |
山頂までもう少し |
漸く到着 |
雨も小降りになったので暫し行動食休憩を取り、登り以上に 気を使う岩場下りを慎重に進め何とか往路を戻った。 |
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途中、西穂山荘で名物の「西穂ラーメン」を頂き、ほっとした一時を過ごし、また雨脚が強くなった急な登山道を休憩することも無く下った。
RWに乗り、駐車場に戻り、ペンションヨーデルさんに立ち寄り、着替えを兼ねた入浴をさせて頂いた。
後は、ひたすら長い道中を走り新潟に戻った。
天気に恵まれなかったが充実した山歩きとなった。 |
西穂山荘名物のラーメン |
≪出逢えた花々≫ |
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