≪紀行文≫ |
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〜〜〜関東最大級500万球の輝き、あしかがイルミネーション〜〜〜 |
新潟を出発するときは雨。トンネルを抜けると一転、晴れ!(冬の新潟の常套句)。歓声が上がり、うつうつとした気分も一気に晴れました。
杤木県は古墳時代、「下毛野(しもつけ)」と呼ばれていたということで、「毛」の文字が目立ちます。ちなみに隣の群馬県は「上毛野(こうずけ)」。
「道の駅みかも(三毳)」ではゆっくりとランチタイム。レストランで温かいものを食べることもできました。
売店には新鮮な野菜があり、持てないほどの重さの大きな白菜もありました。
食後には神田さんが野点をしてくれました。神田さんには俳句もいくつかいただきましたので、載せていきます。
(俳句)越後路は時雨毛の国日本晴 紅葉山囲む大きな道の駅 道の駅野点にはらり冬紅葉
バスに戻り、みかも山公園へ。みかも山(三毳山)は万葉集にも詠まれ、カタクリやアズマイチゲが自生し、春にはサクラ、夏にはヤマユリなどが咲く花の百名山です。
ハーブ園から「万葉の路」を通り、万葉庭園を散策しました。日差しが気持ちよく、寒さ対策万全の私たちは、少し歩くと汗ばむほどの暖かさでした。路の脇には万葉集の碑がいくつか建てられていました。
(俳句)赤白黄みかも公園菊日和 十二月植え替え忙しハーブ園 からからと落葉ける友山の道
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目に鮮やかなハーブの花 |
万葉の路 |
万葉館 |
万葉庭園には水琴窟があり、軽やかな音に耳を澄ませて、一時、万葉人気分に浸りました。
(俳句)山茶花や水琴窟の音すがし みかも園鴨五十羽の群るる池
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万葉庭園 |
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水琴窟の音を聴く |
集合写真 |
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冬桜 |
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影が長くなってきた |
鴨のいる池を渡る |
公園を出て、今日のメインイベント、日本三大イルミネーションあしかがフラワーパークに到着。全国イルミネーションランキング総合1位に認定されたそうです。
開園とほぼ同時に入館。天気が良かったのでまだ明るいですが、目に映る輝きはとても素晴らしい!!
マップを見ると、とにかく広く、どこから廻ったらよいものか。それに、迷子の心配も。そんな話をしながら、自由行動といわれつつも、人の後について歩く。
まず目に映るのは七色の虹。「レインボーマジック」。刻々と変わるイルミネーションにくぎ付けです。
少し小高く登ったところには、「フラワーキャッスル」。花で埋め尽くされたお城の内装に感動し、登って上からお花畑を眺めました。背景の季節は次々に変わり、花火が上がったり、雪が降ったり。
ここには大きな藤の木があり、それを囲んで電飾の藤の花が咲き乱れています。日本の四季の風景もありました。
(俳句)次々とおとぎ話を電飾に 一山のイルミネーションはなやぎて
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レインボーマジック |
フラワーキャッスル |
奇跡の大藤 |
十分暗くなってきて、一段とイルミネーションが映えます。
水面にはピラミッドがキラキラと反射し、山ではサンタクロースがそりで走っています。
一通り廻ったところでお腹も空いてきました。フードテラスで地元の佐野ラーメンなどを食べました。
寒いだろうからと、沢山着込んできましたが、天気も良く風もなかったのでそれほどでもなく、十分にイルミネーションを楽しむことが出来ました。
イルミネーションに負けず、この日の満月も輝いていました。
写真では伝わらない素晴らしさですから、ぜひ、実際に見に行ってください。
(俳句)本物の冬満月や帰路に着く
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光のピラミッド |
フードテラスから |
イルミネーションタワーと満月 |
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