会山行紀行文 2022年
12/8(木)
晴れ
みかも山と
あしかがイルミネーション

参加者 (紀行文) 2419 Y/S
No−T53 グレード:E  26名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 1341 M/N
(男性6名・女性20名) (写真) 2419 Y/S
≪コースタイム≫
新潟駅(8:30)=巻潟東IC=越後川口SA=赤城高原SA=道の駅みかも(ランチ)(12:40-14:00)
=みかも山公園西口広場(14:20)…みかも山ハーブ園・万葉庭園散策(14:30-15:30)…西口広場(15:35)
=あしかがイルミネーション見学(16:20-18:00)太田桐生IC=巻潟東IC=新潟駅(22:15)
≪紀行文≫
〜〜〜関東最大級500万球の輝き、あしかがイルミネーション〜〜〜

 新潟を出発するときは雨。トンネルを抜けると一転、晴れ!(冬の新潟の常套句)。歓声が上がり、うつうつとした気分も一気に晴れました。
 杤木県は古墳時代、「下毛野(しもつけ)」と呼ばれていたということで、「毛」の文字が目立ちます。ちなみに隣の群馬県は「上毛野(こうずけ)」。
 「道の駅みかも(三毳)」ではゆっくりとランチタイム。レストランで温かいものを食べることもできました。
 売店には新鮮な野菜があり、持てないほどの重さの大きな白菜もありました。
 食後には神田さんが野点をしてくれました。神田さんには俳句もいくつかいただきましたので、載せていきます。

 (俳句)越後路は時雨毛の国日本晴   紅葉山囲む大きな道の駅    道の駅野点にはらり冬紅葉 

道の駅みかもからの三毳山 野点 みかもハーブ園

 バスに戻り、みかも山公園へ。みかも山(三毳山)は万葉集にも詠まれ、カタクリやアズマイチゲが自生し、春にはサクラ、夏にはヤマユリなどが咲く花の百名山です。
 ハーブ園から「万葉の路」を通り、万葉庭園を散策しました。日差しが気持ちよく、寒さ対策万全の私たちは、少し歩くと汗ばむほどの暖かさでした。路の脇には万葉集の碑がいくつか建てられていました。

 (俳句)赤白黄みかも公園菊日和   十二月植え替え忙しハーブ園  からからと落葉ける友山の道
目に鮮やかなハーブの花 万葉の路 万葉館

 万葉庭園には水琴窟があり、軽やかな音に耳を澄ませて、一時、万葉人気分に浸りました。

 (俳句)山茶花や水琴窟の音すがし  みかも園鴨五十羽の群るる池

万葉庭園
水琴窟の音を聴く 集合写真
冬桜
影が長くなってきた 鴨のいる池を渡る
 
 公園を出て、今日のメインイベント、日本三大イルミネーションあしかがフラワーパークに到着。全国イルミネーションランキング総合1位に認定されたそうです。
 開園とほぼ同時に入館。天気が良かったのでまだ明るいですが、目に映る輝きはとても素晴らしい!!
 マップを見ると、とにかく広く、どこから廻ったらよいものか。それに、迷子の心配も。そんな話をしながら、自由行動といわれつつも、人の後について歩く。

 まず目に映るのは七色の虹。「レインボーマジック」。刻々と変わるイルミネーションにくぎ付けです。
 少し小高く登ったところには、「フラワーキャッスル」。花で埋め尽くされたお城の内装に感動し、登って上からお花畑を眺めました。背景の季節は次々に変わり、花火が上がったり、雪が降ったり。
 ここには大きな藤の木があり、それを囲んで電飾の藤の花が咲き乱れています。日本の四季の風景もありました。

 (俳句)次々とおとぎ話を電飾に  一山のイルミネーションはなやぎて

 レインボーマジック  フラワーキャッスル  奇跡の大藤

 十分暗くなってきて、一段とイルミネーションが映えます。

 水面にはピラミッドがキラキラと反射し、山ではサンタクロースがそりで走っています。

 一通り廻ったところでお腹も空いてきました。フードテラスで地元の佐野ラーメンなどを食べました。
 寒いだろうからと、沢山着込んできましたが、天気も良く風もなかったのでそれほどでもなく、十分にイルミネーションを楽しむことが出来ました。

 イルミネーションに負けず、この日の満月も輝いていました。

 写真では伝わらない素晴らしさですから、ぜひ、実際に見に行ってください。

 (俳句)本物の冬満月や帰路に着く
光のピラミッド フードテラスから イルミネーションタワーと満月