≪紀行文≫ |
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〜〜〜吹く風は涼しく、天然の冷房〜〜〜 |
池の平湿原は標高2000メートル地帯にありながら、3000メートル級山岳地帯に見られる植物も混在する、高山植物の宝庫です。7月のこの時期には高山植物の女王「コマクサ」の群落や、湿原一帯に花畑が見られます。高原の花々に逢えることを期待しての山行です。 |
バスを降りての第一声は「わ〜、涼しい!」でした。
ビジターセンターの話では66種の花が咲いているとのこと、「今日は何種類見つけられるかな?」と湿原歩きを開始です。
コケモモラインを通り放開口へ。放開口は湿原が一部途切れていて大雨などが降ると水が流れ出る場所、天気が良ければ富士山が見えるはず。「残念!!」雲がかかり期待の富士山は見えませんでした。
コケモモ、ミヤマカラマツ、ツマトリソウ、アヤメ、ハクサンチドリが咲いていました。 |
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出発前に集合写真 |
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池の平湿原へ出発 |
永遠と続くような木道 |
期待の富士山は見えなかった放開口 |
忠治の隠岩広場で水分補給の休憩をとり、レンゲツツジの群生を見て三方が峰へゆっくりと登りました。
三方コマクサ園のコマクサは暑さのせいか少なめのよう、大ぶりの白花コマクサに出会えたのが幸いでした。
一旦林の中を下り、見晴岳への登りになります。シャクナゲの花やマイズルソウ、それにヤマオダマキにグンナイフウロウが見られました。
見晴岳の山頂ではテガタチドリにシャジクソウが咲き、遠くには八ヶ岳に蓼科山、美ヶ原、眼下には東御や小諸の町並みと素晴らしい眺めが昼食のお供でした。 |
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「お花はどこ?」と気になります |
木陰で水分補給 |
レンゲツツジの群落 |
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忠治の隠れ岩 |
木陰は天然のクーラー |
もうすぐ山頂だよ!! |
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高山植物の女王コマクサ |
白花のコマクサ |
絶滅危惧種グンバイヅル |
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見晴岳山頂での昼食 |
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木陰が一番!! |
雄大な眺めがご馳走 |
午後はピグミーの森、雲上の丘、雷の丘、村界の丘と歩きました。このコースでは長野県の限られた場所にしか分布していない、絶滅危惧種のグンバイヅルの花を見ることができました。
猛暑のせいか、事前の情報より花が少なかったですが、標高2100mに吹く風は涼しく、天然の冷房が一番の優れものでした。
≪出会った花々≫ |
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