≪紀行文≫ |
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~~~「てんこ盛り」のトレッキング~~~ |
柏崎市街地から刈羽黒姫山の裏に向かって廃屋の目立つ山道の峠を越えしばらくして家屋が点在する上越市田麦集落に着いた。
集落の「庄屋の家」に立ち寄った後に集落裏山の道路を上がると両側にぶな林見えた。
道路脇の登り口から木漏れ日のぶな林の散策コースを歩き始める。すぐに、林の中に樹齢数百年の巨木があった。その後尾根づたいに雑木林を進み尾神岳・米山・刈羽黒姫山を展望できる場所で休憩、落ち葉で埋まる林を滑らないよう足元に注意しながらぶな林の中を散策し道路を挟んで再びぶな林を下り「ぶな広場」で昼食とした。
(俳句) わらび干す庄屋の家の軒下に 万緑の田麦の森は山日和
木漏れ日に稚児百合白し橅の森 えごの花散りくる昼餉ぶな林
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ぶな林入口の急登 |
巨木を見上げる |
ひと息入れる |
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落葉を踏み下る |
急坂を慎重に下る |
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ぶな広場前で集合写真 |
午後からは、道路脇の蕨と蕗の群生地で山菜採りをしながら散策コースの終点についた。
その後、隣集落にある洞窟の中に不動尊と石仏210体のある板山不動尊を訪ねてから、柏崎市女谷の綾子舞会館で舞の衣装や写真・ビデオを鑑賞した。
今日の山行では花が少なかったので途中で柏崎IC近くにある夢の森公園の見頃を過ぎかけたカキツバタを見てから帰路についた。 |
(俳句)
夏わらび採りつつ下山田麦山
蕗を摘む原は一面棚田跡
洞窟の御(み)仏二百風涼し
綾子舞守り来し村桐の花
夢の森かきつばた咲く五万株
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ワラビ取り |
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板山不動尊 |
カキツバタ |
アヤメ ? |
ぶな林の森林浴と山菜の収穫、文化財やカキツバタを鑑賞したり「てんこ盛り」のトレッキングを楽しみました。
帰りの高速道路で気温が30℃の電光掲示があったが、ぶな林内を散策していて暑さを感じなかったので森林の効用を再認識しました。
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