≪紀行文≫ |
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〜〜〜紅(くれない)に染まる山頂のヤマツツジの群落を堪能してきました〜〜〜 |
今日は田中美恵子リーダーに代わり、急遽、林衣子リーダーがCLを務める事になった。気になるお天気は薄曇りだが周囲の山々も見えて先ず先ずの滑り出しかな。マイクロバス3台で磐越道を順調に進み、林道をスイスイ登山口へと思いきやすれ違いで難儀して、駐車場に着いたら満杯で、バスがフン詰まり状態。駐車どころかUターンも容易でない。バスは下の臨時駐車場で待機してもらうことにした。 |
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駐車場は満杯です |
高柴山登山口 |
今日の山行の先行きが思いやられるが、歩き始めるれば、すくすくと育った雑木林の中の広くて歩きやすい登山道で、すっかり気分は鼻歌交じり。正面に急な階段が見えた。なぬ!ここを登るのか?と思ったが、右のゆったり迂回ロードに進む。目に映る緑は爽やかで、時折通り抜ける風がフィトンチッドを含んでいるようで気持ちがいい。 |
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さあ、出発です。 |
広くて歩きやすい雑木林です |
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え!この階段を登の? |
ゆったりで緑豊かな迂回ルートを進む |
太鼓石の案内を右に折れて5分ほどゆるりと下ると広場にドッカリと太鼓石が鎮座しておりました。 |
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太鼓石の案内 |
太鼓石 |
太鼓石広場で休憩 |
来た道を登山道に戻り、進んでいくと左手に物見石が見えた。大きな石を松の木が割って伸びている姿は、何と力強い事。
この二つの石にはいわれがある。間もなく右に山頂、左に水場「御神水」の案内があり美味しい水場に立ち寄る。 |
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物見石 |
御神水 |
≪二つの石のいわれ≫
「太鼓石」は平安時代の後期、八幡太郎義家が奥州阿部貞任を攻めた際に人馬とも疲れたのでこの大石を打鳴らしたところ、忽ち大きな太鼓の音とかわり士気が大いに上がり敵を追い進軍したと言われるとありました。
「物見石」は平安時代の武将、坂上田村麻呂が物見をしたと言われている石との事。 |
さて、いよいよ本日のクライマックスであるヤマツツジの群生地へ足を入れる。目の前にまばゆい紅色と言ったら良いのか、緋色とでも表現したら良いのか、圧倒される程のツツジの回廊の中を歩き、山頂展望台へ向かう。
花は咲き終わりが近づくと徐々に色が抜けてピンク色になっていくように感じた。それも混ざって山頂を彩っている。とにかく広い山頂一面がヤマツツジ色に染まっている。
馬の放牧地だったところにヤマツツジは元々自生していたが毒性が有る為、食べられる事なく増えていったとの事。
ヤマツツジの樹は人の背丈を超える高さなので迷子にならないようにリーダーから注意を受ける。お昼は思い思いに展望台を中心に休憩する。
地元の人の話だと、これからはヒトリシズカや山百合が沢山咲くとの事。次の出番を待つ花をツツジの樹の下に見つけました。 |
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ヤマツツジの群生地へ足を入れる |
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見事なヤマツツジ |
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山頂広場 |
高柴神社 |
山頂三角点 |
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ハイ「つつじぃ〜」で笑顔が咲きました。集合写真(1.2.3班) |
集合写真(4.5.6班) |
下山路は来た道を下ります。登山口からはバスの待つ臨時駐車場へ舗装道路を歩く事に。臨時駐車場はどれだけ車が来ても大丈夫なほど広い駐車場でした。明日がつつじ祭りとの事です、賑わうのでしょう。
帰路につく前にお人形様見学に向かう。お人形様というから可愛らしいものを想像していだが、怖い顔をした鬼のお人形様でした。疫病、災いを防ぐために鬼の形相で両手を広げて睨みをきかせています。コロナ退散祈願!!そういえば阿賀道の駅にも似たような藁の鬼の鍾馗様がある。 |
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下山開始 |
登山口到着 |
屋形の人形様 |
この後、船引三春ICから磐越道を通り一路新潟へ。雨にも降られずとてものんびり和気あいあいと楽しく、気持ちが生き返るような山行でした。 (翌日、福島で震度5弱の地震が有ったと聞き、福島の方に申し訳ないが山行当日でなく良かったと思いました)
≪出逢ったお花の数々≫
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ササバギンラン |
シロバナエンレイソウ |
クルマバソウ |
キランソウ |
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コンフリ |
マムシソウ |
ギンリョウソウ |
フデリンドウ |
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キジムシロ |
チゴユリ |
スミレ |
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