会山行紀行文 2022年
5/9(月)
曇り・晴れ
佐渡八十八ヶ所めぐり➃
と文弥人形

参加者 (紀行文) 2277 S/I
No-T15 グレード:E 23名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 2052 M/T (男性6名・女性17名) (写真) 2277 S/I
≪コースタイム≫
新潟港(6:00)~両津(8:30-8:50)=【42番】投瑯寺(9:05-9:30)=【43番】多聞寺(9:40-10:30)
=【44番】真田寺(10:40-11:00)=【45番】円照寺(11:10-11:30)=ときわ館・文弥人形芝居鑑賞・昼食(11:45-13:15)
=【46番】蓮花院(13:25-13:45)=【55番】長谷寺・牡丹花鑑賞(14:00-15:05)=両津港(15:35-16:05)~新潟港(18:35)
≪紀行文≫
~~~今回はどんな古刹、自然、文化に触れることが楽しみです~~~

 コロナ禍で中断した佐渡八十八ヶ所巡りも4回目、今回はどんな古刹、自然、文化に触れることが楽しみです。

 4回目遍路、般若心経の読誦も板についてきました。般若心経には苦しみ、悩み、を「楽」変え、ニッコリ笑って人生を送るためのヒントが詰まっているそうです。 
 今回のお遍路は、修行とは「仏の教えを修め習うこと」の道場 42番―44番

  (俳句)早立ちのフェリー見送る夏鴨   残雪の飯豊朝日の海に浮く  外海は立夏のうねり佐渡航路
      山若葉引き寄せる如湾入る   植田中古りし札所のひそと在り

車内での読誦 42番投瑯寺・釈迦如来 投瑯寺読誦

 多聞寺様の毘沙門天は聖徳太子が柳の霊木を得て彫ったものと伝えられ、百足が侍者となっています。
 ご住職夫妻の接待での美味しいお菓子に感激で、お土産にしました。

  (俳句)大輪の牡丹の寺や茶の旨し  わらじ伯履く 大師の像に若楓
 43番多聞寺読誦  毘沙門天  御足が縁起の良い百足
ご住職ご夫妻の接待 44番真田寺八十八仏 真田寺での読誦

 菩提とは「迷いから目覚め、悟りを開くこと」の道場 45番―46番、55番

  (俳句)まつられし水子地蔵に白つつじ
45番円照寺の仁王門 円照寺読誦 木食作子安地蔵尊

 常盤会館にて文弥人形の 鑑賞、『いちよい最後の段』人形の綺麗な衣装に見とれ、悲しい話についほろり。
 昼食は地元の食材を使った料理は大変美味しく戴きました。

  (俳句)昼餉には佐渡の筍佐渡茄子  気を入れし文弥人形汗にじむ
文弥人形 地元の食材を使った料理

 遍路の再開
46番蓮花院飾り 蓮花院読誦 不動明王

 牡丹お祭りが5月7~8日の長谷寺、牡丹の花(薬用に植えられた20種1000株)最盛期でした。
 ご住職の本堂、宝物殿でのありがたいお話、大変面白く聞かせて貰いました。
 新潟の放送局も撮影され参加者に取材されて10日に放映されました。

  (俳句)新しき菩堤の存す牡丹寺  青空へ藤高々佐渡札所  帰路の船立夏の波を切り進む

 55番長谷寺の読誦  ご住職本堂お話  宝物殿のご住職お話
庭の牡丹 長谷寺のお庭での集合写真

 佐渡八十八ヶ所めぐりも『発心』『修行』を終え、『菩提』入ってきました。遍路を続けると気持ちが「楽」になると感じ「ありがとう」など感謝の言葉を素直にだせる、自分に気づき、周りの人に優しい笑顔、ことばをかけることが自然できるようになるそうです。なりたいです!

 67番からの『涅槃』とは煩悩が無くなり、何事もとらわれない境地に達すること。私には無理ですね!
 涅槃終了迄佐渡八十八ヶ所参加し少しでも「安心」境地を味わうために遍路を続けていきたいと思います。
 古刹だけでなく佐渡の自然、文化、温かい人情に触れる会山行でした。
 企画、実行されたリーダに感謝し、涅槃終了まで宜しくお願いします。