会山行紀行文 2022年
4/23(土)
曇り
二子山(川口)
433m
参加者 (紀行文) 2013 A/A
No−T14 グレード:E 25名 (俳句) 557 T/K
 担当リーダー 2013A/A (男性7名・女性18名) (写真) 2013 A/A
≪コースタイム≫
新潟駅南口8:05=越後川口IC=東山遊歩道登山口9:50…竹田展望台…18番観音11:50…竹田集落
=きずな館(昼食12:15-13:15)=醸造の町摂田屋散策13:50-14:20=中之島見附IC=新潟駅南口15:40
≪紀行文≫
〜〜〜「カタクリ」の道を満喫した〜〜〜

 天気予報は曇り一時雨であったが、何とか午前中雨が落ちないことを願いバスに乗車した。
 今日のトレッキングは二子山遊歩道を経て東山遊歩道を歩く計画であったが参加者多数で中型バスに変更したが、バス会社から二子山遊歩道の峠登山口でバスが回転出来ないので途中下車し、峠登山口まで坂道を歩いてとの連絡があり参加者の負担軽減のため東山遊歩道登山口からのコースに変更した。
 東山遊歩道登山口の丘からは、小千谷市の山本山や柏崎市の黒姫山が見えたが残念ながら米山は見えない。出発して間もなくスミレとカタクリの花が現れる。
 今年は大雪のため遊歩道の一部に残雪があり雪の上を慎重に歩く。
 平坦な尾根道には時折鶯のさえずりの声を聞きながら、山桜やタムシバ・椿の花を両脇に見ながら進み左手正面に越後三山の山容を見る展望場所では残念ながら山頂は見えなかった。
 また、歩道の右手に中越地震で遊歩道に亀裂箇所があり自然災害の大きさを感じた。
 (俳句)
 雪残る棚田の村の登山口

 芽吹く木々地震(なゑ)の
       傷跡(きずあと)まだ深し

 右左片栗の花咲き競ふ

 残雪の越後三山霞みをり
残雪の上を歩く カタクリロード

 遊歩道と雑木林内にあるカタクリ群生地を見ながら歩くと十日町市方面の山容を望める広場に出るが、残念ながら妙高山は見えずにしばらくして竹田のきのこ展望台に到着したが三山の展望はなし。

 雨がポツポツ降ってきたので集合写真を撮影した。ここからは、階段下りと最後の登りのある遊歩道で越のコバイモの花を確認することができた。
 下山口は残雪があり道路に降りる事ができずヤブ漕ぎで電波塔設置の広場に着いた。
 広場には、西国33番めぐりの18番観音あり、眼下には、信濃川と魚野川が合流する場所が確認された。

 (俳句) 杉木立高しすみれの花明り   川口の由来見おろす芽吹く丘

      18番観音在(おわ)す若葉風   養鯉池水温みをり鯉はまだ
 
カタクリロード
展望台で集合写真 最後の上り

 その後は、舗装道路を歩き竹田集落内にあるバスに乗り「きずな館」で昼食後、長岡市摂田屋地区の鏝絵の蔵及び酒蔵を見学して帰路に着いた。
 本降りの雨にも濡れず里山の遅い春を楽しみました。
(俳句) 
  花びらの白く敷きつむきずな館

  白壁に鏝絵の蔵や若かえで



≪咲いていた花≫