≪紀行文≫ |
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〜〜〜二日間とも富士山を満喫〜〜〜 |
毎日のように雨の降る新潟から真っ青な空の下で雄大な富士山を楽しもうと一泊で三ツ峠山、金時山を企画した。でもこの企画は私が2014年と2017年に同じ山行をしているので参加者は少ないかもと、しかし申し込み初日に30人の申し込みがあった。楽山会常宿の崇岳荘に相談したら、それ以上は収容困難との返事、それでその後の申し込みはすべてキャンセル待ちとした。その後数人の申し込みがあったがキャンセル待ちの一人は間に合ったが、直前に2人のキャンセルはしかたなく28人での出発となった。
≪一日目(雨のち晴れ)≫
新潟を定刻どおり出発した中型バスは清水トンネルを越えると雨になっていた。雨の関東道を長い時間をかけて三ツ峠へ、バスは登山口手前の三叉路で駐車、そこまでしかバスは入れない。
雨の中、準備をして車道を10分くらい歩くと登山口、そこでトイレタイム、冬の間、登山口のトイレは暖房が効いている。
暫し休憩の後、班編成を組み広い林道を歩き出す。
二日前の日曜日には雪のないのを確認していたが、林道には20センチほどの雪があった。でも気温が高いせいかアイゼンの必要はないだろうとザクザク雪をアイゼンなしで前進した。 |
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三ツ峠登山口バス停付近で準備 |
三ツ峠登山口 |
林道を進む |
雨は間もなく止み下の景色も見えてきたが富士山は雲の中だった。途中すれ違った埼玉県の20人ほどの団体は全員アイゼンを着用していた。 聞いてみると三ツ峠山荘まで行って雪が深くて引き返してきたと、えっ、そんな雪でもないのになあと。
林道とはいえ、かなりの急こう配、途中一回休憩をとり三ツ峠山荘まで進んだ。本来なら雄大な富士を眺められるところ、残念ながら富士はまだ雲の中、足跡のない雪の中を山頂に進んだ。
山頂に到着、富士山はあの方向ですよと説明するにも、そこは厚いガスの中、ところが暫し休憩していると、なんと突然富士山が現れたのでした。諦めて帰り支度をしているのに間に合った。三ツ峠山山頂からの富士山の展望が叶った。
カメラに収め、三ツ峠山荘手前の広場に移動、集合写真を撮り下山、バスに乗り崇岳荘に向かったのです。
宿に入り全国旅行支援のチェック、買い物クーポンをもらいコンビニへ行く人、順番にお風呂に入る人と分かれたのです。
翌日は神奈川県、最初のSAは静岡県とここ山梨県の買い物クーポンは宿の近くのコンビニしか使えないのです。
夕食は宿代の割には豪華なもの、話ははずみ有意義な夕食会となりました。 |
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三ツ峠山山頂て前「四季楽園」 |
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三ツ峠山山頂 |
三ツ峠山荘手前の広場で集合写真 |
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四季楽園展望台からの富士山 |
スリップ注意しながら下山 |
崇岳荘の夕食 |
≪二日目(晴れ)≫
人数が多いせいか宿の依頼が前もってあり朝食は7時に変更した。
日の出は6時45分、6時半頃から宿の外、山中湖畔に出て雄大な富士山を眺める。多くのカメラマンも一緒だ。少し風があったので逆さ富士は望めず、赤富士も思ったより望めなかった。それでも雲一つない富士山の雄姿にみんな見とれていた。
6時50分頃よりみんな次々に朝食を取り、靴を履き替えてバスに乗り乙女峠に。
実はバスは国道の脇に停車してザックを持って登山口まで移動、登山口がトンネルの脇にあり駐車場所がないのだ。
みんなの準備が整って歩き出す。 |
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山中湖畔の早朝、紅富士を期待したが |
山中湖畔「崇岳荘」 |
乙女峠登山口 |
乙女峠の展望台で休憩、そこからの富士山もまた昨日と違って感動ものだ。そして長尾山を経由、真っ青な空の下、歩きやすい山道を富士山を見ながら進むのです。
金時山の山頂は風が強かったけど、また富士山の絶景を見ながらのコーヒータイムを満喫して名残惜しく下山となりました。 |
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乙女峠展望台からの富士山 |
気持ちの良い稜線歩き |
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金時山山頂が観えた |
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金時山山頂からの富士山 |
金時山山頂で集合写真 |
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二日間とも富士山を満喫できた。
楽しい山旅でした。そしてバスは雪の降る新潟に戻ったのでした。
参加者の皆様、ほんとうにご苦労様でした。
来年もいろいろな山旅を楽しみましょう。 |
金時神社へ下山(芦ノ湖と箱根山が) |
金時神社 |
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