≪紀行文≫ |
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〜〜〜唐松山は、暑い熱い山でした〜〜〜 |
唐松山は下権現堂山、上権現堂山と並び権現堂三山の一座ですが、
権現堂山の陰に隠れて知名度も低く?登山者も少なめの地味な山という印象です。
11月中旬、晩秋の紅葉が期待できるかな。
一週間程前から、天気予報やテンクラをチェック。晴れ予報で楽しみが増していた。その後予報は変わることなく当日を迎えることができてよかったです。
バス2台運行。参加者追加募集で3名増え、25名、全員元気で出発です。
途中 道の駅ゆのたにで靴を履き、トイレを済ませます。
この時点では体感はずいぶん寒い。日中気温は上がる予想だか。
道の駅を出た後、登山口までのとても細い道はバスの幅と同じくらい。ドライバーさんありがとうございました。
手の又登山口には車が数台。
出発、8時半。
日も高くなり、文句なしの晴天。全然寒くない予感。
見上げる山は紅葉のピークを過ぎたとはいえ、綺麗な秋色。早速写真を撮りたくなります。
カサカサと落ち葉を踏む音も良し。
あざやかな黄色に色づいた葉や真っ赤なナナカマドが青空をバックにいっそうきれいに見えます。
尾根路は、開放感があり、これから歩く稜線がみえます。
ただし、両側に切れていたり、粘土質、ザレた所もあり、気をつけて進むようリーダーさんから注意あり。
登り、30分程で滝見台(505m)に。涼しげな滝と、後ろは八海山がくっきり。
雲海も広がっていました。ますます気持ち上がります。しかし、このあたりで、暑い。風もなく思った以上の気温上昇です。 |
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手ノ又登山口から出発 |
滝見台からの不動滝 |
雲海も広がっている |
滝見台から1時間程で上権現堂山との分岐にでます。
ここまでにはロープが三カ所程ありましたが、使わなくとも足場もあり難所はありません。
この辺で、すでに汗だくになっていました。
そこからは、足首まで埋まりそうな落ち葉を踏んで歩き、ゆるい登り下り、きつい登り、またさらにきつい登り。
数カ所のロープにお世話になりました。
すっかり葉の落ちたブナ林はとても明るいです。
急登を頑張り稜線にでてからは、左に守門岳、浅草岳、右に越後駒ヶ岳、八海山を眺めながら、青空の下、夢の稜線散歩。とはいえ、気を引き締めて歩かなければいけないところもあります。 |
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季節外れの開花 |
越後駒ヶ岳と八海山を背負って登る |
稜線を歩く |
登りでは、猫岩を通過して前唐松山に(1060m)。 |
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猫岩 |
猫岩をトラバース |
守門岳 |
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猫岩を無事通過 |
前唐松山が立ちはだかる |
唐松山までもう少し |
分岐から2時間、前唐松山からは15分程でいよいよ山頂到着。1079m。
山頂は貸切というか我々で満席。
もちろん360度の絶景が待っていました。越後駒ヶ岳はじめ魚沼の山々、燧ヶ岳までくっきり見えました。
はるかに続く山並みが見飽きることがありません。
リーダーさんが下見の時は紅葉がもっと素晴らしかったとのことですが、晴天に恵まれた今日の絶景に大満足です。
青空にドローンが舞います。ぐんぐんあがる。手を振ってみんな笑顔。 |
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唐松山三角点にタッチ |
360度のパノラマで昼食 |
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山頂集合写真(1号車) |
山頂集合写真(2号車) |
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ドローンから |
下山開始(H/O) |
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帰りに猫岩へ。希望者のみ登ります。細い岩場を先まで行った方も。最高に映える写真がとれましたね。
噂に聞いていた猫岩の鈴は、意外に小さく、想像していた所とは違う難所にありました。鳴らせません。
下山は登り以上に気を抜かずにとリーダーさんの注意が繰り返しあります。
急坂の落ち葉の道は、葉っぱの下の根っこや石や粘土質の地面に神経を使います。
長いロープをひとりずつ使って、慎重に。下りの列は長くなりました。 |
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猫岩の鈴を発見 |
猫岩の上でハイ・ポーズ! |
下りも慎重に |
帰りの尾根路からも、ずっと稜線が見えているので、「あそこ歩いてきたんだねーと」眺めながら楽しい会話も続きました。
上権現堂山も唐松山も円錐状。盛られた味噌みたいと思ってしまった。
猫岩への寄り道もあり、下山は4時ころ。少し涼しい風も吹いてきました。
今日の魚沼市の天気は最低7度、最高22度でした。
本日の唐松山は、とても暑く、地味などではなく熱い山でした。
リーダーさんはじめ、皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。 |
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越後駒ヶ岳を正面に下山中(H/O) |
山肌が夕日に染まる |
無事下山 |
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