≪紀行文≫ |
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~~~会山行2コース分を歩きました~~~ |
数日前までの天気予報に傘マーク、今回はダメかなと諦めていたら前日の予報では曇りで夕方から雨、雨が降らなければ良いかとと実施を決定。しかし、登山口に着くころは晴、まぶしいくらいの紅葉を観ながらの登山日和となった。
登山口近くの駐車場には一台の車も停まっておらず、我々が一番乗り、上手くいけば山頂貸し切りかと思いながら準備を済ませ、登山口に向かう。
登山口からはいきなりの急登の連続、時には木の枝や根っこを掴む必要がある段差の大きい場所もあり、「この山はあまくないぞ」との忠告を受けたような感じ。
しかし、様々な色彩を放つ紅葉に、そのきつさも少し和らげてくれそうになる。 |
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倉手山歩いたコース(クリックで拡大) |
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登山口駐車場で登山準備 |
登山口 |
いきなりの急登がお迎え |
見上げると美しい紅葉が一杯で、余裕のあるメンバーは「わあ、美しい、綺麗!」との歓声を上げていたが、何せ足元が急なため、殆ど足元をみたままの登山となった。
一登りすると少し開けた展望の良い場所に出、前方に広がるパッチワークのような紅葉と白く冠雪した飯豊の山並みを楽しんだ。 |
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紅葉のトンネルが続きますが依然と急登も続きます |
見晴らし付近からの展望(冠雪の飯豊も) |
キツイ急登が収まると、少し穏やかな道となり、少し足休め。少し進むと特徴のある鉾立と朳差の山並みが観え、暫し足を停め眺めを楽しんだ。その後も何か所か展望を楽しむ箇所があった。 |
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漸く穏やかな道が |
遠くに朳差岳が |
暫し足を止め景観を楽しむ |
コースを馬蹄形に回ると前方に山頂の一角が観えてくる。
ここから一登りと言いたいところだが、結構難儀な急登が続く。
しかも、左右が切れ落ちた狭い稜線の為、注要するところも数か所、必然的にメンバーは長い列となった。
少し進んだ所から振り返る狭い稜線の斜面の紅葉がとても美しく、最後列のメンバーが向かって来る様子が伺えた。
そこを歩いているメンバーには分からないが、振りかえるとよても美しいところを歩いてきた事が分かる。 |
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山頂が見えてきた |
振り返るとメンバーの長い列 |
山頂直下の急登、特に直下の難所を踏ん張ると、平坦な山頂の一角に出、そこから僅かで山頂に到着。予想通り山頂には誰もおらず我々の貸し切りとなった。
山頂に立つと右端に朳差、左端の飯豊本山と飯豊の山並みが連なって見える。早速地図を開いて三座同定、実に素晴らしい大展望。
メンバー、その大展望をおかずに昼食休憩となった。
下山直前に後から上がってきた登山者に集合写真のシャッターをお願いしたが、撮った3枚が修正が不可能なほどのピンボケ、極めて残念だった。 |
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山頂目指して登り返し |
最後の難所 |
山頂に到着 |
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山頂から観る飯豊連峰(冠雪も観えます) |
展望をおかずに昼食休憩 |
昼食後、下山開始。キツイ登りは下りも当然ながら危険だし注意が必要、慎重に足を進めた。
登る時と目線が変わるのか、また違った紅葉の美しさを楽しみながらメンバー全員無事登山口に降りたつことが出来た。 |
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下山開始(急斜面にメンバーの列) |
紅葉を楽しみながら |
下山後、当初の計画にはなったが、折角美しい紅葉時季と言うことで温身平迄足を延ばすことにした。
下山口からバスに揺られるkと僅か、玉川に掛かる橋でバスを停め、玉川の素晴らしい渓谷美とそれを取り巻く紅葉を楽しんだ。
再びバスに揺られ飯豊山荘の先の広場にバスを止め、温身平に向かった。
広い散策路を進み途中からはなら山歩道に入った。此処はあまり人が入らないが自然樹林の美しさを味わえる。
その後はブナの雫で喉を潤し、温身平の最深部の砂防ダム迄足を進めた。 |
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温身平歩いたコース(クリックで拡大) |
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玉川の美しい渓流と紅葉 |
はなれ山歩道を歩く |
ブナの雫で一服 |
温身平の最深部の砂防ダムでティータイム休憩を取り、写真スポットへ。
ここで今回唯一となった集合写真を撮る事が出来た。 |
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温身平散策路 |
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温身平最深部の砂防ダムで休憩 |
飯豊連峰北股岳・石転沢上部をバックに集合写真 |
その後は、これもまた人があまり入らないけもの歩道に踏み入った。
全く誰ともすれ違うことはないが、紅葉を楽しみながら、様々なポイントを経由して温身平散策のまとめとした。 |
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けもの歩道入口 |
モリアオガエルの生息地「温身の池」 |
紅葉満載のけもの歩道 |
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休憩ポイント「観音平」 |
けもの歩道を歩くメンバー |
清流展望台からの玉川と紅葉 |
今回は嘗て実施された一般山行の倉手山とトレッキングコースの温身平の2コースを回ると言う少し欲張った山歩きとなった。
天候に恵まれ、紅葉や展望に恵まれ、何よりメンバーに恵まれた山行だった。 |
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