会山行紀行文 2022年
7/19(火)-20(水)
下記記載
(かさがだけ)
尾瀬笠ヶ岳

2058m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−75 グレード:C上  23名
 担当リーダー 2372 H/T (男性3名・女性20名) (写真) 2131Y/S
≪コースタイム≫
≪7/19(雨時々曇り)≫
新潟(5:00)=湯ノ湖P(9:20)…湯滝(10:20)…湯本ビジターセンター(10:50−11:30)=華厳の滝(12:00-12:20)
=日光東照宮(13:15-14:30)=宿(16:00)
≪7/20(曇り時々雨)≫
宿(7:00)=鳩待峠(7:35-7:45)…原見岩(8:45-8:55)…オヤマ沢田代(9:20)…悪沢岳…小笠(10:45)…笠ヶ岳(11:45-12:30)
…往路…鳩待峠(15:50-16:20)=新潟(20:30)
≪紀行文≫
〜〜〜あいにくの天気だったが、花々や変化を楽しめた〜〜〜
≪7/19(雨時々曇り)≫
 尾瀬笠ヶ岳も日光白根山も雨降る中登る山ではない。
 沼田ICを降りた頃の雨雲レーダーを診ると、終日雨が止みそうにない。ならばと今日は観光ハイキングに切り替えた。
 行き先は有名な湯滝と湯ノ湖、竜頭の滝、華厳の滝、日光東照宮を回ることにし、先ずは湯ノ湖パーキングへ、ビジターセンターに挨拶に行き昼食場所を借りることにした。
 さあ、湯ノ湖一周にと出発すると、いきなり「熊出没通行止め」、止む無く時計回りの散策路を進むことにした。
湯ノ湖Pで準備 湯ノ湖散策スタート(反時計回りで出発) えっ!!熊出没で進入禁止

 温泉の匂いが立ち込める湖畔を進み、やがて前方に反時計回りとの合流点が見て来た。そこを過ぎるといきなり大きな音、滝の上部に到達。
止む無く時計回りコースへ 湯ノ滝まであと少し 湯ノ滝上部(凄い水量です)
 上からは長い階段を降りて、茶店が観えてくると滝の展望台到着。

 この凄い迫力の滝は、写真より実物の方が凄みを感じる。

 此処で集合写真を取り、来た道を戻ることにした。
 大迫力 湯滝の前で集合写真 

 本来はこの滝から千畳ヶ原に抜ける散策路は有るのだが、多数の通行止め(今年一杯)箇所がある。
 ビターセンター迄来た道を戻り、敷地内にあるパークハウスをお借りし昼食タイムとなった。
熊や劣化で通行止めが多い 湯本ビジターセンターのパークハウスをお借りし、昼食タイム
 湯ノ湖、湯滝で思った以上に時間を要したため、竜頭の滝は割愛し、有名な華厳の滝を見学することにした。
 滝見学は入場料を払ってエレベーターで降り見学となる。
 それにしても修学旅行生が多くて待たされた。
華厳の滝 華厳の滝の前で集合写真

 次の向かったのが日光東照宮、あまりにも有名ですがいつ訪れても見入ってしまいます。
 石鳥居から入ると左側に五重塔が有りますがその前には修学旅行生が一杯です。
 表門から入りますと直ぐ左に三猿で有名な神厩舎、此処も大勢の人です。 
東照宮全体図(クリックで拡大) 石鳥居から入ります 神厩舎の三猿

 次に陽明門を潜り、唐門を観て祈祷殿の中を見学、次に奥宮入口の坂下門(此処には眠り猫)を潜り、長い階段を登った所の奥宮を観させて頂きました。戻る途中に本地堂の天井に描かれた泣き竜を。短い時間でしたが楽しむことが出来ました。
陽明門 奥宮入口の眠り猫 奥宮

 東照宮を後に、一路戸倉温泉にある宿「うめや」(上州の温泉ベスト3に選ばれた宿)に、宿では少し暑めのかけ流し温泉と手作り感一杯の美味しい料理を楽しみました。
          〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
≪7/20(曇り時々雨)≫

 二日目は日光白根の雨雲を鑑み、尾瀬笠ヶ岳を選択した。

 宿を出発し、鳩待峠駐車場へ。天気せいか人出はかなり少なかった。

 駐車場から鳩待峠登山口に、此処で準備体操をして出発となった
 
歩いたコース(クリックで拡大) 
鳩待峠駐車場から登山口に向かう 鳩待峠登山口の広場 出発前に準備体操

 登山口から暫くは穏やかな登り、やがて階段や滑りやすい木道が連続し下りがとても心配になってくる。
暫くは穏やかな道 やがて階段や滑りやすい木道が連続する

 本来ならば素晴らしい展望の原見岩、残念ながら今回は微かに尾瀬ヶ原が観える程度。
 更に足を進めると分岐手前のオヤマ沢田代、ワタスゲが雨に濡れて残念な姿になっていた。
見晴らしの良い原見岩 雲の切れ間に小瀬ヶ原 オヤマ沢田代付近は濃い霧

 田代を過ぎて直ぐに至仏山と笠ヶ岳の分岐点を通過。しかしこの後待っていたのはぬかるんだ登山道だった。
 悪沢岳山頂も水たまりだらけで休憩もままならない。
至仏山と笠ヶ岳の分岐点 いきなり悪路がお出迎え 悪沢岳(山頂は水たまり)

 悪沢岳を過ぎると、ぬかるんだ道に倒木が加わり厳しい歩きを強いられた。
 途中の一枚岩も雨に濡れ、滑りを注意しながらの下降となった。そして漸く小笠に到着。
 小笠周辺はお花が豊富。
倒木潜りや、跨ぎ、迂回の連続 滑る一枚岩を降りる やっと小笠

 小笠から一旦樹林帯に入り、行く手が広がると笠ヶ岳の裾野を巻く登山路。  この辺りは小笠より花の種類は豊富で楽しめる。
 花を楽しみながら足を進めると、山頂への分岐点に到着。
小笠や笠ヶ岳のすそ野はお花畑 山頂への分岐

 此処から山頂へは急峻な岩場の連続で気を緩めることは出来ない。
 緊張しながら登って行くと漸く笠ヶ岳山頂に到着、でも濃い霧に覆われて何も見えない。
 風もあることから集合写真を撮り終え、岩場で風を避けて昼食休憩となった。
濃い霧の中、岩登り。山頂直下は かなり厳しい登り。   笠ヶ岳山頂到着
一班の皆さん 二班の皆さん
三班の皆さん 岩陰で風を避けて昼食タイム

 此処コースは行きも帰りも差ほど時間差が無い、すなわち帰りもきついコースとなった言える。
 ただ往路時より視界が開け楽しくあるく事が出来た。
下山間もなく 視界が開けました  滑る岩を慎重に登る  オヤマ田代付近、木道に注意し
 原見岩が観えて来ました  尾瀬ヶ原や燧ケ岳の一部が観えました  無事戻って来ました

 Tリーダーの初陣だっただけに、いい天気で歩きたかったが、これもいい経験だったねと笑顔で登山を終えることが出来た。

≪出逢えた花々の一部≫