会山行紀行文 2022年
5/25(水)-26(木)
両日:晴れ
金剛杉と山毛欅ガ平
参加者 (紀行文) 1862 Y/I
No−45 グレード:C 13名
 担当リーダー 1862 Y/I (男性3名・女性10名) (写真) 1862 Y/I
≪コースタイム≫
1日目(5/25) 晴
新潟港(6:00)〜両津港(8:30)=大佐渡石名天然彬・金剛山往復(9:45-14:00)=大野亀散策(15:00-30)=かわぐち荘(16:00)(泊)
2日目(5/26) 晴
かわぐち荘(8:00)=金剛杉と山毛欅ガ平山(8:30-15:20)=両津港(17:00-19:30)〜新潟港(22:00)
≪紀行文≫
〜〜〜行って見てびっくり、圧倒された〜〜〜

 佐渡の名物数々あれど、杉の巨木が林立する原生林があることはあまり知られていないようである。自分も、佐渡には数多く訪れ、何もかも知っている積りでいたが、ここを訪れるのは初めてであった。

 もっとも知る人は、14年前の2008年に8か国首脳が集まって開かれた洞爺湖サミット晩餐会で天野尚が撮影した写真「金剛杉屹立」が大きな注目を集めたことによるようである。

 行って見てびっくり、大自然の中で何百年、何千年と息づく原生林と杉巨木群に全く圧倒されてしまった。石名の天然彬の比ではなく、同行の仲間達からは「石名の天然杉」を先に見て良かったと言わしめたのもうなずける。

 ただ、原生林のトレッキング、さすがに歩く距離も標高差も半端ではなくかなり疲れたのも本音、グレードCではとてもとても追っつかなく、十分にC上の山歩きであった。
波静かな越佐海峡をときわ丸は進みます。もうじき両津湾。
1日目は大佐渡石名天然彬トレッキングです。今回はガイド付き。 ガイドさんの名刺です。本物の金剛杉で作られた記念のキーフォルダー。 四天王杉、胸高12.6m、樹高21m
大黒杉、胸高3.5m、樹高19m 大きい杉の木だねーと見上げる面々 この日、時間に余裕があったので金剛山にも足を延ばしました。
 山頂から俯瞰した両津港と加茂湖。
金剛山山頂祠、963m、結構きつい登りでした。 大野亀のトビシマカンゾウの群落、まだ少し早いのかな。
遊歩道をゆっくり歩き、二ツ亀をバックにパチリ。すごく平穏。 昨年は黄色い花がびっしり咲いていましたが、今年は少な目。 民宿かわぐち荘のメインディッシュ、勿論捕りたての真鯛、手前はヒラメだよ。
関集落の朝明けの風景、遠くに大野亀の頭が見えます。 2日目の朝のミーティング、ガイドさん3人の紹介です。 原生林と杉巨木トレッキング外海府ルート、“せきごえ”の仁王彬。昔の峠道。
山毛欅ガ平山登山口、字はかろうじて読めます。 山毛欅ガ平山山頂、948m、一等三角点です。 次々に面白い形の杉巨木が現れます。名無しが多いようですがこれは“窓”だそうです。
“連結杉”長い年月(500〜1000年)を経て癒着したのでしょうか。 巨木の木陰で昼食、こんな贅沢できるのも今のうち、そのうち立ち入り禁止になるかも。 “トンネル杉”とでも言うのかな。
“タコ杉”の空洞内部
いよいよ登場“金剛杉”雄々しく神々しい姿に圧倒されました。 金剛杉をバックに記念撮影、皆の晴れ晴れした顔を見てください。
ナナカマド サンカヨウ クマガイソウ
シラネアオイ トビシマカンゾウ サルメンエビネ