会山行紀行文 2022年
4/22(金)
曇り
(げどやま・がぎゅうさん)
村上下渡山・臥牛山

238m    135m
参加者 (紀行文) 2339 C/T
No−26  グレード:C緩 11名
 担当リーダー 1633 S/S (男性5名・女性6名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=道の駅豊栄=R113・R345=下渡集落駐車場(9:20)…下渡山東登山道入り口(9:30)…下渡山山頂(10:20-10:35)…下渡集落登山口(10:55)=臥牛山登山口駐車場(11:20)…臥牛山山頂(11:50-12:30)…臥牛山登山口(13:00)=岩船港鮮魚センター=道の駅豊栄=新潟駅南口(15:00)
≪紀行文≫
〜〜〜桜吹雪の舞う中、向かい合う2座を満喫しました〜〜〜

 2019年にSリーダーの臥牛山〜下渡山に参加しました。その時に両方の山頂から見た景色が強く印象に残っていて、またあの景色が見たいと思い参加させていただきました。

 新潟駅南口から3台の車に分乗し、R345から下渡大橋を渡り、下渡集落の駐車場からまずは下渡山です。下渡集落の駐車場から10分ほど細い車道を歩き、下渡山東登山道入り口の標識から登山開始。
下渡集落でコース説明 電波塔よりの登山口から登る 最初は緩やかな道

 「40分ほどでつきますよ。」とSリーダーから優しく説明を受け、皆さん安堵の表情を浮かべていたのもつかの間、最初から最後まで思わぬ急登続きでした。しかし、健脚な皆様は、予定通りに山頂に到着。
 山頂からは白く霞がかかったように見える臥牛山、ゆったりと流れる三面川、村上の町並みが一望できました。
 今では、堀切も見当たりませんが、その昔、下渡山の山頂には、下渡ヶ嶋古城があったそうです。散り始めた桜が山頂に残っていて、終わりゆく春が感じられました。
途中臥牛山が見える
 下渡山に到着休憩  下渡山山頂で集合写真 

 下山は、集落に向かいます。登りよりも急坂で、乾燥した石ころまじりの土が滑りやすく、ロープにつかまって慎重に降ります。20分ほどで駐車場に到着。次なる山、臥牛山に向かいます。

 臥牛山駐車場に向かう道は、非常に細い曲がり角がありましたが、3人のドライバーは絶妙な運転テクニックで難なく通り抜け、無事、臥牛山駐車場に到着。
 村上城跡保存育英会で、パンフレットをいただき、「週末が満開で車は満杯だったけれど、今日はもう散りはじめていますよ。」と言われ、ああ、遅かったかとも思いましたが、桜の花びらが絶えず舞っている中で、立派な石垣を眺めながら登って行くと、満開の桜も良いですが、桜吹雪も情緒があって良いものでした。
下山は最初は緩やかで急坂を降りる 臥牛山登山口 登山道は階段が続く

 天守跡から、先ほど登った下渡山と三面川を眺め返し、桜吹雪の中でのランチタイムです。

 満開は過ぎていて、他に人も少なく、ゆっくりと桜吹雪も一緒に味わいました。
間もなく山頂へ 臥牛山山頂で集合写真
臥牛山山頂 山頂の桜脇で昼食 山頂より村上市街・下渡山が見える

 下山後、前回休憩した、無料休憩所「土間ん中」に立ち寄ってみました。このご時世で休憩スペースは閉鎖され、本物の土間になっていましたので、代わりに岩船鮮魚センターで休憩し、帰路につきました。

 1日2座も登れて、それぞれの山頂から眺め合う山は、他にはなかなか無いのではないかと思います。また、村上の町並みも車窓から眺めることができました。難しい運転をして連れて行ってくださった3人のドライバーさん達に感謝いたします。

 前回は、満開の桜を、今回は桜吹雪を見せてくださったSリーダーさん、ありがとうございました。
 和やかな雰囲気の山行、とても楽しかったです。

≪出逢えた花々≫