≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜初冬の里山歩き、雪が降る前に落ち葉の上を歩くのも楽しかった〜〜〜 |
楽山だより4月号で私が紹介した中部北陸自然歩道B-3雪椿のみちを未だ雪の来る前に歩いて来ました。
自然歩道BコースはB-1からB5まで有りB-1秋葉石油の里のみち、B-2護摩堂山あじさいのみち、B-3雪椿のみち、B-4姫ノ城いにしえのみち、B-5大平森林公園と花のみちの5コ−スが有るそうです。
B-1の新津駅から石油の里迄、B-2石油の里から護摩堂山迄、B-3護摩堂山から加茂駅迄は歩いた事が有ります。
今回歩いたB-3 コースは8度目です。田上駅から護摩堂山への登山道を山頂近くの分岐迄登ります。此処がB-3の起点で此処より少し登って来た道を帰りトイレの有る東屋まで下山、東屋の裏から県道に出ます。 |
|
|
|
護摩堂登山口より |
雪椿の道の起点 |
東屋の裏より県道へ |
県道55号新潟五泉間瀬線を左に歩き途中の手取ケ淵の滝に寄り滝を見ます。その後県道を少し歩き菅沢集落の手前から県道を外れ右の林道に入り少し川沿いを歩き左に入り次の林道の分岐を右に川沿いの林道を少し歩くと右に新しい看板が有り送電線の巡視路の急な斜面の道を尾根に登り着きます。此処にも道標が有り左に落葉した尾根道を落ち葉の上を歩きます。
2番目の鉄塔も過ぎ3番目の鉄塔で林道に出ます。此処は見晴らしの良い所で休憩したいのですが雨が落ちてきて林道を少し行き木の下で雨具を着けました。少し林道を歩き林道と別れ右に入ります。小さなアップダウンを繰り返し別れた林道の終点に着きました。 |
|
|
|
県道を手取ヶ淵の滝へ |
手取ヶ淵の滝 |
林道より尾根へ |
此処よりまた山道に成り少し高い所が北山の展望所なんでしょうか今は周りは木が茂り展望は有りません。
杉林の尾根道を歩き下りになると車道が近いのでしょう車の音がします。県道67号村松田上線を横切り大沢の鍾乳洞を目指します。 |
|
|
|
尾根には道標が |
北山展望所近く |
県道を横切り鍾乳洞へ |
少しキツイ登も有りますが壊れた石の鳥居を過ぎると鍾乳洞で小雨も降って居るので近くに有る東屋にザックを置きヘットランプを点けて鍾乳洞を探検します。一人では入るのが怖いですが2人ですので心強く鉄の階段を下ります。中は暗くヘットランプの明かりでは良く分かりません。上から水が垂れている所も有るので雨具は着けたままで狭い所を下へ降りて行き鍾乳洞の中間位の少し広い所の観音堂に着き此処で今日は止めました。観音堂で持参のローソクに火を灯します。火が消えれば酸欠で危険ですが火が消えないので大丈夫でしょう。
この先に大黒天、手前の狭い鍾乳洞を行くと稲荷が有るのですが照明も無く怖いので今日は止めにして此処より引き返しました。 |
|
|
|
鍾乳洞入口 |
観音堂 |
水が流れています |
鍾乳洞を出て小雨も降ったりやんだりの天気なので東屋で雨宿りをしながら昼休憩しました。
昼ご飯の後このコースの最高点、大沢山を越え杉林の尾根を歩き少し下り林道に出て大登峠展望台を目指します。 |
|
|
|
|
出口が見えた |
このコースの最高点大沢山 |
林道に出て大登峠展望台へ |
展望台からは真っ白な飯豊が見え眼下には五泉の市街が見えました。この先舗装された林道に出ました。右に行くとどこへ行くかは分かりません。左に行くと冬鳥越えのスキー場の近くの国道290号へ出ます。
少し林道を左に行くと旧道の大登峠道入口に着きます。昔加茂と村松を結ぶ最短距離の街道で物資の運搬の大事な交易道だったそうですが今は歩く人も余り無く掘れ込んで水の流れる道や滑る木道で歩き辛く寂しい街道です。
旧道の終わりの長瀬神社横の公園でトイレや靴を洗う水道も有るので此処で休憩します。後は長瀬神社により参拝、加茂川に出て河川敷を歩きます。 |
|
|
|
展望台より飯豊連峰 |
旧道に入ります |
旧道 |
|
|
|
歩き辛い旧道 |
長瀬神社 |
大欅 此処より加茂川へ |
河川敷の道も雪椿のみちだそうで橋の下を6か所通り7か所目の橋の手前から土手に登り青海神社の鳥居に着きました。此処が雪椿のみちの終点ですぐ後ろの加茂山公園がB-4の起点だそうです。 |
|
|
週間天気予報は良かったのにこの日お天気は余り良くなく雨が降ったり止んだり、加茂駅すぐ手前で又降られました。
初冬の里山歩き、雪が降る前に落ち葉の上を歩くのも楽しかったです。(おわり) |
此処も雪椿のみち |
終点の青海神社 |
|