会山行紀行文 2021年
11/29(月)
晴れ
(ごんげんやま・いかづちやま)
権現山、雷山

  630m   377m
参加者 (紀行文) 2232 S/K
2名
(男性2名) (写真) 2232 S/K
≪コースタイム≫
中川原駐車場(7:45)…登山口(7:50)…鉄塔分岐(9:15)…権現山山頂(9:40-45)…#89鉄塔(9:55-10:10)…#85鉄塔駐車場(11:00)
=雷山駐車場(12:50)…(中央コース)…雷山山頂(13:35-14:00)…(北尾根コース)…雷山駐車場(14:35)
≪紀行文≫
〜〜〜天候に恵まれ里山ニ座を楽しく歩きました〜〜〜

 この日は天気がいい予報なので日本平山を予定していました。寒波襲来で前日には五頭山でも積雪の情報です。日本平山は大池の手前からヘつり道となって、積雪がある場合は登山道が判りにくいと思われる事から、行き先を背丈が少し低い権現山に変更しました。
 五泉にある権現山は初めてですが以前から温めていた山で、車2台で行けるので中川原から登り、鉄塔巡視路を下る縦走としました。

 権現山の下山口は#85鉄塔です。悪場峠に向かう林道の視後平の滝の手前を右折した所に#85鉄塔があり、ここに車を1台デポ。もう一台で登り口となる中川原に向かいます。
 橋の手前の道路が少し広くなった所に駐車させて頂き、ここから歩き始めます。
 登山口は、民家の脇、木の切り株の所に案内板がありここを入ります。迷いながら民家の間を抜けると最初の分岐に到達。案内板に従って直進します。すぐに高低差30m程の急登があり、倒木が道を塞いでいました。
中川原の橋の手前から歩きます 民家の脇が、登山道入口です 最初の分岐、案内版の通り直進します
平坦な杉林、道は分りやすい 林道から沢沿いの道に入る 鉄塔巡視路の分岐

 登山道は変化に富んでいて、沢沿いの道から、沢の合流点を過ぎると尾根道となり、459m峰を巻く様に湿地を歩き、滑り落ちそうな急登を登ると権現山と459m峰のコルに出ます。ここから更に標高差50m程を登ると鉄塔巡視路の分岐に到着です。
ここからは、これまでの登山道と違って道幅も広くとても歩き易くなりました。いくつかのだましピークを越えると山頂に到着です。
鉄塔巡視路は立派な登山道です 山頂の祠、展望は今一つ #89鉄塔への分岐

 山頂は木々に囲まれ、展望は今一つです。それでも木々の間から真っ白な飯豊連峰を望むことが出来ました。展望は少し下った#89鉄塔の方が良いので、そちらに向かいます。早速地図を取り出して、見える山を確かめます。粟ヶ岳とその手前の毛石山はすぐに分りました。川内山塊は、木六山から五剣谷岳が縦に並んでいるので判りにくいです。
#89鉄塔からの川内山塊、左端が銀太郎と奥は灰ヶ岳? #89鉄塔からの粟ヶ岳(右奥)、手前は毛石山

 #89鉄塔で展望を楽しんだ後、下山です。落ち葉に埋もれた快適な鉄塔巡視路を下りました。

 下山後、視後平の滝を見に行きました。一見の価値はあると思います。
木々の間から白さが増した飯豊連峰 快適な鉄塔巡視路の下り 下に#85鉄塔、デポした車が見える

 車に戻ってお昼を頂いた後、本日二座目の雷山に向かいました。7年ぶり2回目の雷山です。新しい登山道が出来て、道標もしっかりしていて、とても助かりました。整備を担当された地元の皆様に感謝です。中央コースから北尾根コースの周回路を歩きました。
 天候にも恵まれ、山頂からの展望はとても素晴らしいです。先程登った権現山から木六山、銀次郎山、銀太郎山、五剣谷岳を一望することが出来ます。よく見ると七郎平山手前の急登まで確認する事が出来ました。まさしく川内山塊の展望台です。
雷山山頂から、先程登った権現山(右)とマンダロク山(左奥) 川内山塊の展望、中央が銀次郎山、右に銀太郎山

 天候に恵まれ、里山二座を楽しく歩く事が出来ました。

 権現山の活動時間=3:17、歩行距離=4.8km、累積登り=643m、累積下り=488m
 雷山の活動時間=1:44、歩行距離=2.9km、累積標高差=335m