≪紀行文≫ |
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~~~素晴らしい滑滝に癒され~~~ |
今年は五頭の沢と巻機山、米子沢で終わりかなと思っていたのですが、山仲間から(東北の山と、沢と、温泉)などと、ヨダレの出そうなお誘いをいただき年齢、体力、寒さなどを考え、迷いましたが思い切って参加させていただきました。 |
23日に宮城県二口山塊大東岳登山口から入山して、途中から沢に降り樋ノ沢避難小屋まで遡行して泊まり、翌日、秘境〜北石橋と大東岳をピストンして、下山後、秋保温泉で入浴して帰新するという計画。
体調を管理(酒量を控え?)して23日仙台を目指しましました。
≪23日≫
山形辺りから降り始めた雨は仙台に着いてもあがらず、今日の登山は中止で観光という事に。
仙台市の奥座敷という秋保温泉に入り名物という油揚やおはぎを食べ、栃木の華厳の滝、和歌山の那須の滝と並ぶ日本3大名爆の秋保大滝などを見学してから登山口のバンガローにはいる。
14時頃から気仙沼から参加のS女史が用意した牡蠣のカンカン焼きや豚汁を囲んでの宴会とあいなりました。 |
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秋保大滝 |
≪24日≫
前夜の星空が約束した快晴の中、取り敢えず樋(とよ)ノ沢避難小屋に向けて7時10分出発です。予定変更での日帰り装備は随分楽だ。しばらくは水のカーテンと言う白滝などを愛でながら整備された登山道を行き、9時頃ピンクペイントに導かれ急斜面を下って入渓。ここで沢靴に履き替えて遡行開始です。
流石に10月下旬の沢水は冷たく、身体が引き締まります。きっと夏なら泳ぎで楽勝な地点も捲いたりへつったりでそこそこ時間を食う。
1時間30分、沢歩きに足が馴染み、水の冷たさにも少し慣れ、日差しの温もりも感じるようになった頃、今日一番のお目当、わずか60mの高低差で1キロ以上続く滑滝が出現します。
皆、スマホで、写真を撮りながら超ご機嫌で進む。天国に繋がるようなナメを300m程行った所で大東岳の山頂を諦め、北石橋(きたしゃっきょう)のピストンを選択することに!支尾根を越えて40〜50分、着いたそこには沢の中の巨岩、そしてくり抜かれた穴の中の水の流れのまさに秘境の景観が待っていました。私などの写真と文章では表現できないのが残念です。
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沢に戻って、更に20分ほどナメを行き、最後の滝をザイルの助けを借りクリアーして遡行最終点、樋ノ沢避難小屋に13時40分到着しました。
ここで沢装備を解き下山です。登山道を2時間程で駐車場着。
素晴らしい滑滝に癒され、新潟へのロングドライブも、疲れも、水の冷たさも、それらを全て補って余りある楽しい山旅を終える事が出来ました。
誘ってくれた山友に感謝です。
同行のY氏曰く。
「山に登って楽しみ、紀行文を書いて又楽しみ、後日読み直して懐かしむ。」を真似、ボケ防止も兼ねてる少し長い拙文を書いてみました。 |
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入渓地点 |
最後の滝 |
檜の沢避難小屋 |
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滑滝 |
北石橋 |
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