≪紀行文≫ |
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〜〜〜静かな山歩きだった日本一小さい櫛形山脈〜〜〜 |
櫛形山脈の山々は手軽に歩けるので時々登りに行っています。
山脈全体を通しで歩いたのは過去に1回あり、今回で2回目です。1回目の縦走は一人だったので、車の配置が出来ず、車の回収は電車とバスを活用して行いました。電車とバスの時刻表に制約されたので、縦走方向は要害山から白鳥山になりました。今回は3名で3台の車を配置できるので、高い方から低い方に向かって歩ける白鳥山から要害山に向うことにしました。
車は要害山の近くや白鳥公園の他、アクシデントに備えて箱岩峠の3か所に置きました。
この日は雨模様が続いた後のまぁまぁのお天気の日だったので、大勢の人が歩いていて、歩き難くて時間が掛かるかも知れないと危惧していましたが、出会ったのは3組6名でした。思えば花も無い紅葉にはまだ早い、日本一小さい櫛形山脈はちょうど端境期でした。 |
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公園駐車場から白鳥山への登山口 |
白鳥山山頂 |
白鳥山山頂から日本海 |
白鳥山と鳥坂山の中間の興屋沢の峰にはマイクロ無線鉄塔が立っていましたが、つい最近撤去され空き地になっています。周辺には携帯電話用の鉄塔が2基立っています。 |
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マイクロ無線鉄塔跡 |
鳥坂山山頂 |
櫛形山方面に向かう尾根の様子 |
櫛形山に向かう尾根上には多くの起伏があり、それぞれ呼び名も付いています。
写真には示していませんが、鳥坂山から櫛形山の間の尾根には栗の木がたくさん生えていて、登山道上には栗のイガが至る所に散らばっています。 |
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ユズリハの峰 |
羽黒山 |
飯角山 |
櫛形山の周辺の尾根には奇麗なブナ林が続いています。 |
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櫛形山手前のブナの尾根 |
櫛形山山頂 |
櫛形山先のブナの尾根 |
櫛形山から法印峰を越えると大峰山が見えてきます。大峰山の山頂は主稜線から北側に300mほど入った所になります。
大峰山の山頂で昼食を摂りました。
櫛形山脈は箱岩峠で車道に分断されます。峠には車が4,5台とまれる駐車場があり、鳥屋ノ峰に向かう尾根には駐車場の端から登り上がれます。 |
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法印峰 |
大峰山山頂 |
箱岩峠 |
鳥屋の峰に向かう尾根にはしっかりとした踏み跡が付いています。鳥屋ノ峰から30mほど進むと茗荷谷集落に下る道が右に分岐し、徐々に道が両脇の灌木やササに覆われるようになります。 |
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鳥屋ノ峰に向かう尾根の踏み跡 |
鳥屋ノ峰、櫛形山方面の見晴らし |
徐々に踏み跡が藪に覆われる |
茗荷谷集落から尾根に上がってきた林道を50mほど進むと広場状の場所に出、ほどなく尾根上の林道が終わると踏み跡を覆うササや灌木が濃くなります。藪に覆われた尾根を登り詰めるとピーク上に立つ送電線鉄塔に出ます。送電線鉄塔から送電線保守用道を菅谷集落に向かって250mほど下ると次の送電線鉄塔があり、その鉄塔の後ろから要害山に向かうルートが延びています。ルートの入口は赤テープで賑々しくマーキングされていました。
踏み跡は灌木やササに覆われています。こうした場所で踏み跡を辿るにはある程度慣れが必要です。また、スマホの地図ソフトは必携です。
ここで一番厄介だったのは、藪ではなく、人通りがないために張り巡らされているクモの巣でした。 |
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登り上がった所の送電線鉄塔 |
要害山へはこの松の間から進む |
要害山へのルートの様子 |
急な斜面を灌木の枝にすがりながら登り上がると眼前がぱぁーっと開けて要害山の山頂に出ました。しばし要害山からの見晴らしを楽しんだ後、要害山山麓の藤戸神社参道に下山し、縦走を終了しました。 |
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要害山山頂 |
要害山山頂から金鉢山方面 |
藤戸神社 |
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